「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2011年09月21日

台風が東京を直撃した日、英ガーディアンのオンライン版は「震災から6ヶ月」の記事を…

台風は東京も直撃した。とにかく風がすごかった。

その最中に見たガーディアンのトップページが、「震災から6ヶ月」の記事を大きく取り上げていた。節目の日付でもないのに、こうやって取り上げてくれている。



記事は、ガーディアンがこれまで取材した6組の被災者の人々の言葉で振りかえる「6ヶ月」。
http://www.guardian.co.uk/world/interactive/2011/sep/21/japanese-tsunami-survivors-interactive

この記事を見終わったころにアップされたのが、Typhoon Roke(台風15号)の記事だった。

その続報。見出しで「大震災の津波の被災地に台風が向かっている」と伝えている(Twitterのフィードはもっと直接的に、Fukushimaと書いていたと思う):

Typhoon Roke heads towards Japan's tsunami-hit areas
http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/21/typhoon-roke-hits-japan

今テレビないからわからないんだけど、きっとテレビがあって東京在住だったら、台風が東京を通り過ぎた段階で「終わったこと」に思えていたに違いない。あのものすごい風と、たたきつけるような雨の音が聞こえなくなった段階で、既に「終わって」いる上に、おそらくテレビは、「鉄道の運行再開」など「平常に戻りつつある東京」を集中的に伝えている。夜だからなおさらだ。

そういうときに、モニタの中の英国の新聞で、「まだ先がある」こと、その「先」は福島であることが強調されている。

非常に不思議な気分がする。

※書きかけ

※この記事は

2011年09月21日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:58 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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