UK Local Area
http://www.uklocalarea.com/index.php
サーチボックスに地名もしくは郵便番号を入れると、そのエリアの統計情報(センサス、Index of Deprivation)とQoL指標値が出てきます。ガス・電気代やカウンシル・タックスもわかるし、その地域の犯罪の傾向などもわかり、住居を決めるときにかなり参考にできます。
使い方は簡単です。以下、図解。こういうものはどんどん使いましょう。
1)トップページで地名もしくは郵便番号を入れる。またはGoogle mapでズームする。

※郵便番号はfull postcodeだと正確です。(「アルファベット+数字+空白+数字+アルファベット+アルファベット」のもの。)
2)参照したい地域を見つける。
a. 地名を入力し、その候補が1つだけの場合:

b. 地名を入力し、候補が複数ある場合:


3)データの表示画面。

ここで表示されるthe Index of Multiple Deprivationについては1つ前の記事に少し書いたのですが、要は、数字が小さければ小さいほど「貧しい」、大きければ大きいほど「豊か」ということです。これの全体的な分布図とかがあるとより正確に読み解けるんですが、このサイトにはなさそうです。
なおこのサイトは、仮に「英語は読めない」という場合でも、使われている単語が認識できて統計データを読むことができれば、何の苦もなく使えると思います。データに添えられている説明は、英語が読めないとちょっと厳しいかもしれませんが、それは読まなくても必要な程度には(i.e. 自分が住めそうかそうでないかを大まかに判断するなど)内容はわかるはずです。
広告で賃貸物件の広告を見て(→拙著、pp.15-19)「部屋の条件はよいが、エリアがどういうところかわからない」というときなどには、このサイトを使うと、効率よく下調べができます。
※この記事は
2006年08月18日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
新しいローカル情報サイトが出来たんですね。便利そうですので、早速ブックマークしたいと思います。
トラックバックをしたのですが、もしかしたら失敗しているかもしれません、一応報告だけさせてもらいますね。
ご無沙汰してます〜。ウェブログ、拝読してます。トラバは成功していますのでご心配なく。
このサイト(UK Local Area)、実はIndices of Deprivation 2004を閲覧したくてGoogleで検索して、出てきたものです。偶然の拾い物。
このIndicesはダウンロードはすぐにできるんですが、DLしても目的のデータを見つけるのに時間がかかってしまうので、UK Local Areaは非常に便利だと思います。