BBCに英国発の旅客機(国内便を含む)の利用者への注意(The Department for Transportの勧告)が書かれているので、要点だけ日本語にしておきます。英国にご旅行予定の方などは、客室内に持ち込めるものがかなり制限されていますので、ご注意ください。
Travel advice for passengers
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4778615.stm
[UPDATE] 9月22日に制限が一部解除されました。カバンの持ち込みが可能となりました。
http://nofrills.seesaa.net/article/24396391.html
[UPDATE] 11月6日にこの制限が解除され、EU全体での新ルールが発効しました。液体の持ち込みができるようになりました。
http://nofrills.seesaa.net/article/24396391.html
以下は、英国発の航空機の全便に適用されます。英国の国内便も含みます。(日本発ロンドン行きなど、英国外発のものは、これとは別。)
客室内に持ち込めるのは、ビニール袋1つ、それもできれば透明のものだけで、ビニール袋で持ち込めるアイテムにも制限があります。ポケットは空でないといけません。
また、ビニール袋に入れようが入れまいが、液体の入ったボトルは一切持ち込めません。コンタクトレンズのケア用品の液体(保存液など)であっても、液体は一切ダメだそうです。(今回の計画が液体の爆発物を用いるという計画であったため。)Any liquids discovered must be removed from the passenger.(いかなる液体であっても、発見されれば、乗客から離されなければならない)とも書かれていて、明示はされてないんだけど、ひょっとしたら目薬でもひっかかるかもしれない、というくらいの勢いです。むろん、ペットボトルに入った飲み物は持ちこみ不可です。
では、以下はBBCから、箇条書きの部分。持ち込めるもののリストです:
* ポケットに入るサイズの財布と、それに入れたお金、クレジットカード、身分証など(ただしハンドバッグは持ちこみ不可。ポーチとかセカンドバッグとかもダメなようです)。
* 旅行に不可欠な旅行用書類(パスポート、航空券など)。
* 医師に処方された薬など。ただしフライトの間に必要な分だけ(例:糖尿病キット)。液状の薬は、真正なものであると証明される場合のみ、持ちこみ可能。
* めがね、サングラス。ただしケースは持ちこみ不可。
* コンタクトレンズのホルダー。ただし保存液のボトルは持ちこみ不可。
* 乳児を連れている場合には、ベビーフード、ミルク(ただしボトルの中身はその乳児を連れている大人が係官の前で飲まなければならない。ボトルが複数ある場合にはすべてのボトルについて)、おむつ、お尻拭き、クリーム、使用済みおむつの廃棄袋などの衛生用品。ただしフライトの間に必要な分だけ。
* タンポン、ナプキンなど、女性用の衛生用品。ただしフライトの間に必要な分だけで、箱から出すこと。
* ティッシュペーパーやハンカチ。ティッシュは箱から出すこと。
* 鍵。ただしelectrical key fob(<フレーズ検索してもわからなかったんですが、キーレス・エントリの車の鍵のことかも)は持ちこみ不可。
以上が、箇条書きされていた品目です。文庫本やペーパーバックなど機内で読むものは、スパイ映画みたいに中をくりぬいてものを入れていたりしない限りは大丈夫なのではないかと思うのですが、品目リストにはありません。
また、すべての乗客が係官の手で所持品検査を受けなければならず、靴も上記手荷物もすべてX線を通さなければならない・・・ということは、カメラがデジカメではなくフィルム・カメラの人は、フィルムは要注意です。こういう場合、どんなに真摯に「フィルムだ」と言っても、100%間違いなくX線を照射されます。
車椅子や歩行補助器具もX線検査がマストで、車椅子は空港が用意したものでないと、検査の場所の先には行けないそうです。
また、英国発で米国行きの航空機の場合は、所持品・手荷物検査は2度あるとのこと。となるとものすごく時間がかかりますね。
あずける荷物については変更なしとのことで、上記の品目リストにないものはすべて、あずける荷物の方に入れるように、とあります。
となると、壊れやすいもの(ノートパソコン、カメラなど)もあずける方に入れないといけないわけですね・・・ひょっとして携帯電話とかiPodとかも?
あと、化粧品も注意。英交通省の文書には明示されていませんが、化粧水とか香水などはもちろん、液体のファンデーションも手荷物としてはダメです。おそらく没収されます。マスカラでも没収されそうな勢い。長距離便の飛行機では、機内の空気のせいでお肌が乾燥するので、「肌水」などの小さなボトルを持っていく方が多いと思いますが、この措置が解除されるまでは、それもダメです。
なお、日本発の旅客機でも米国行きの便は、上記とほぼ同じ制限が課されています。「米国政府の指示により」だそうです。
http://www.narita-airport.jp/jp/whats_new/060810_2.html
航空機内に持ち込み出来ないもの
飲料、シャンプー、日焼け止め、クリーム類、歯磨き粉、ヘアジェル(整髪料)、その他類似する液体状のあらゆるもの(いかなる大きさ、量のものも、持ち込み出来ません。)
但し、乳児用ミルク、母乳、乳児用ジュース、処方された薬品、インシュリン、およびその他必要不可欠な処方以外の薬については持ち込み出来ます。
[UPDATE] 9月22日に制限が一部解除されました。
http://nofrills.seesaa.net/article/24396391.html
※この記事は
2006年08月11日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
ウェブログRed Passionさんの「英国テロ未遂」という記事からトラバをいただいたのですが:
http://hatto8107.sakura.ne.jp/rp/2006/08/10/2137
トラバのタイトルが文字化けしていたのを直そうとして、うっかりタイトルを消してしまったまま確定してしまい、タイトルを復活させることができなくなってしまいました!(hattoさん、すみません、まだ操作に不慣れで・・・)
で、seesaaって、タイトルの文字列にアンカータグでリンクをつけるので、タイトルの文字列を消してしまうと、飛べなくなってしまうんですね。なので、せっかくトラバいただいたのに飛べなくなってしまいました。ほんとに申し訳ない。
ご閲覧のみなさま、↓のトラバのRed PassionさんのURLは
http://hatto8107.sakura.ne.jp/rp/2006/08/10/2137
です。よろしくお願いします。
うわあ、すみません。あれで完全に消えるわけじゃないんですね。。。いま、完全に消してみましたので、お手数でなければよろしくおねがいいたします。m(_ _)m
全然気にしてないからオーケーですよー.
いやはやどーも、すいませんでした。おかげさまで、seesaaの画面でどこをどうさわったらどうなるということが身にしみてわかりました。(^^;)
テストしろよ>自分。