2月か3月か4月(←幅ありすぎ)に,いくつか,「ブレアは熱心な英国国教徒」という記述は見つけてあったが,それは「妻と子供はローマ・カトリック」という文脈でのものだった。
□ Campbell bans Blair from talking about his religion
(The Telegraph, 05/05/2003)
ブレアと信仰について,なーるほど,道理で情報が少ないわけだ。キャンベル補佐官が「宗教の話はNGです」という戦略を96年から貫いていたとのこと。特に最近は,あんまり宗教じみてくるとブッシュみたいでやばいから,と厳しくストップかけてるそうですが,ブレアの日常語彙にはGodがいっぱい出てきて,演説の最後をGod Bless Youで締めくくりたがったこともあったとか。
……「日本は
□ Beware of religious links, PM is warned
(The Guardian, 26/03/2001)
おやおやこれは9-11の半年くらい前,ブッシュ就任の2カ月後ですね。
A year ago, Labour attacked the Conservatives for exploring ideas adopted by "compassionate Conservatives" in the US, which would see faith-based groups taking over some social services roles from the state, such as education and unemployment programmes.
労働党は「宗教団体に社会サーヴィスを担当させるなんて,米保守の『思いやりのある保守主義』と同じことを考えている」として英保守党を非難しておきながら,その1年後にはChristian Socialist Movementに向けて「もっと力を貸してほしい」という演説を書いた。
批判のための批判。
しかし「キリスト者にして社会主義者」というのもややこしいな。
□ Anglicanism and establishment in Britain
(ABC Radio, Australia, 30/1/2002)
ブレアとはあまり関係ないですが,前のカンタベリ大司教が退任(←日本語違うかも)されたときの論争について。英国におけるアングリカンの位置付けが具体的にわかる記事。
※この記事は
2003年08月03日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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