「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2011年04月29日

ガーディアンのツンデレ芸は、"Republicans click here"

前記事:
ロイヤル・ウェディングでガーディアンのツンデレ芸が見られそうだ。
http://nofrills.seesaa.net/article/198336860.html

……で、現地もめでたく朝になり、たぶん雨とか言われているけれど東京も雨で、気温は「練馬区で今年初の夏日」とかいうニュースがあったらしい昨日(実際、暑かった)とは打って変わって普通(20度をかなり下回る)な感じなのだが、ふとガーディアンのトップページを見てみると:


「ほらやっぱり、ツンデレでしょ」って言おうとしたそのとき!私が目にしたものは!

上のkwoutキャプチャでは捉えられていないのだけど……




"Republicans click here" -- 「王制廃止論者の方はここをクリック」。

ふいたお茶返せwww

ちなみに、ここをクリックして「王制廃止論者 Republican」モードにすると、今度は「王制維持論者 Royalist」モードへの切り替えができるようになる。(→キャプチャ

ビスケットでむせたwww

※当ブログでは、Republicanという語は北アイルランドの「ナショナリストの武装闘争」の文脈で使うことがほとんどで、北アイルランドの文脈ではそれは「リパブリカン」と表されるか、あるいは「共和主義者」と表されるので、今回のニュースのような「英国王室そのものの存続を否定する思想」については、一般的な「共和主義」ではなく「王制廃止論」と訳出しています。



UPDATE:
ガーディアンの「王制維持論者」版、最終:


ときに、ウィリアム王子(今日からは「ケンブリッジ公」でもある)のお召し物の襟の金モールの上に、白でシャムロックが刺繍されているので何ごとだろうかと思ったら、こういうことであった。

Prince William appointed to Irish Guard, will he wear red at his wedding?
February 10th, 2011 11:47 pm ET
http://www.examiner.com/royal-news-in-national/prince-william-appointed-to-irish-guard-will-he-wear-red-at-his-wedding
It has been announced that HRH Prince William has been appointed Regimental Colonel of the Irish Guards. This means that one of his official duties will be to take an interest in the regiment and its soldiers, families and general well-being.

... Most bets were on the Prince wearing his dress RAF uniform, as his day job is as a search and rescue pilot in the RAF. But the Prince is now eligible to wear the well-known red uniform of the Irish Guards. ...


pa.press.net, Updated: 29/04/2011 08:43
Prince to wear Irish Guards uniform
http://royal.uk.msn.com/wedding/news/articles.aspx?cp-documentid=157219607
Prince William will be married in red - wearing the famous tunic of an Irish Guards officer rather than his RAF uniform.

He holds the honorary rank of Colonel of the Irish Guards and will honour the regiment by walking down the aisle with his bride in the dashing scarlet uniform. He will also be wearing his Garter sash and star, Royal Air Force "wings", and Golden Jubilee medal. ...

「ウィリアム王子は空軍の人」と思っていたので、@momokookomaさんに教えていただくまで気づかなかった。(「特別な典礼用の服装なのかもしれないが」と思っていた。)

検索してみたら、すぐに同じ襟の写真が見つかった。アン王女とアイリッシュ・ガーズのみなさん@聖パトリックの日:
http://www.life.com/image/85466689

※この記事は

2011年04月29日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 16:16 | TrackBack(1) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック

ガーディアンに「王制廃止論者の方はこちら」ボタンがまた出た日。
Excerpt: 正直、どうでもいいからあんまり見てないのですが(単に寝ていたので見ていないというのもあるのですが)、(投票しただけだけど)選挙明けでもあり「(有効な)選択肢があるのってすばらしくってよ!」という点では..
Weblog: tnfuk [today's news from uk+]
Tracked: 2013-07-23 08:49

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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