※日本時間午前3時台のアルジャジーラのニュースから:
とりあえず英語でのニュース系&ガザからのtweetをまとめました。
#Palestine: Fatah and Hamas agree to historic reconciliation deal
http://chirpstory.com/li/1250
18:00 GMT (= 03:00 JST) からアブー・マゼン/マフムード・アッバス(ファタハ)とハリド・メシャール(ハマス)の【←UPDATE: 実際には別の人たちだった】共同記者会見がカイロであるらしいです。アルジャジってれば見られるんじゃまいか。
http://english.aljazeera.net/watch_now/
アルジャジーラのトップページ:
「和解」のニュースとほぼ同時に出たらしいハアレツの記事:
Netanyahu: Palestinian Authority must choose - peace with Israel or Hamas
Published 20:10 27.04.11
Latest update 20:10 27.04.11
http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/netanyahu-palestinian-authority-must-choose-peace-with-israel-or-hamas-1.358460
つまり、イスラエルはPA(ファタハ)に対し、「あたしを取るの、それともハマスを取るの?」という最終決断を迫っていたらしい。そしてファタハの結論はハマス。そしてネタニヤフが上記のような声明を出した(「残念である」という用語法での是認ではなく、明確な反対である)。
背景としては、エジプトでムバラク政権が倒れたことで、エジプトの「国民の声 vox populi」が、為政者にとって「封じ込めるべきもの」ではなく「聞かれるべきもの」として再定義されたことはかなり大きいと思う。(最近、エジプトの、軍はよくわからないけど、政治指導者からは明らかに「ポピュリスト」的な発言がよく聞こえてくる。特に大統領選に出る予定の某大物は、リビアについて「アラブの連帯」を強調してみたり、ガザ地区について「飛行禁止空域を設定すべし」と言ってみたりしている。)
米フォーリン・ポリシーのブレイクさんも、「オマー・スレイマンが完全に消えたか」とぼそっと言っていた。
しかしアメリカが反応薄い。今日はさっきオバマの出生証明書が示されて(バカバカしい!)、その前に何か重要なことがあって(何があったのかは、詳しくチェックしてないので忘れた)、そのあとにバーナンキが記者会見を生でテレビで流すという珍しいことをしていて、多分国内ニュースでいっぱいいっぱいなのだろうけれども、反応薄い。
この点については、「(アメリカには)情報がないから」という説明も見たけど。
少し時間が経過すれば、たっぷりした解説記事もでるはず。
※この記事は
2011年04月28日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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