「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2011年04月12日

「日本」が各メディアのトップニュースに返り咲き!(めでたくない)

3月11日の地震・津波から2週間くらいは、英語圏の各メディア(といっても私は基本、UKのしか見ていないので、NYTとかWaPoなどのことはわからない)が日本に記者を派遣し、普段日本にはほとんど注目しないようなメディアまでトップページに「日本」についてのニュースがずっと掲載されていたのだが、それも一段落し、4月11日に「あれから1ヶ月、被災地は今」といった「まとめ」の報道(ハイチの大地震でもインドネシアの大地震でもあった)で、しばらくぶりに各メディアのトップページに日本についてのニュースが出た翌日、4月12日、また日本が各メディアのトップに戻ってきた。

原因はもちろん、このニュースだ。

福島原発事故「レベル7」に、チェルノブイリと同規模
2011年 04月 12日 13:09 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20565520110412

[東京 12日 ロイター] 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表した。

 「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベル。これまでは「レベル5」としていた。

 原子力安全・保安院と原子力安全委員会は12日午前の会見で、ヨウ素131やセシウム137など放出された放射性物質の総量などを考慮した結果、レベル7に相当する値と判断したとしている。INESのレベル7の基準は数万テレベクレルで、これに対して37万─63万テラベクレルの放出量があると推測している。ただ、放射性物質の放出量はチェルノブイリ事故の1割程度とみられるという。

 レベル7は1号機から3号機までの全体の評価。……

英語でこのニュースが出た直後、Sky Newsと契約しているフリーランスのジャーナリスト、ニール・マンさん @fieldproducer は、「徐々に他のニュースに取って代わられて、日本の状況は伝えられなくなりつつあるが、今日のこの展開でまた、トップニュースに戻ってくる」とtweetしていた。


そして実際その通りだ。今日はこれまで、トップはコートジヴォワール(バグボが降服した)、次がリビア(カダフィ側が受け入れたアフリカ連合の和平案を、ベンガジ側が拒否した)、それからベラルーシの首都ミンスクでの地下鉄での爆発(11人死亡)などが大きなニュースで、日本はまったく出てないか、あるいは昨日の「あれから1ヶ月」と大きな余震についての記事の見出しがトップページに出ているか(写真なしで)という感じだったのだが……。

@fieldproducerさんが仕事してるSky News(英国):



BBC:

※BBCのこのキャプチャはUS版だけど、UK版でも内容は同じ。日本の「レベル7」が出る前は、トップはコートジヴォワール、次がリビア(ムーサ・クーサ)だった。

ガーディアン:


インディ http://www.independent.co.uk/


テレグラフ http://www.telegraph.co.uk/


まあ、さすがにFTのUK版は経済ニュースがトップだが、Worldのトップニュースが(原油価格的に大きな意味を有する)リビアや、(カカオ…以下略)コートジヴォワールではなく、日本である。


以上、kwoutのキャプチャは見出しクリックで記事本文に飛べます。

※この記事は

2011年04月12日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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