「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2011年01月24日

突然リークされた中東和平資料 #palestinepapers

24日の夜中(日付上は25日)にね、突然来たのよ、なんかすごいのが。


「本日20:00 GMTに、アルジャジーラは、イスラエル/パレスチナ紛争に関連する1,600点以上の資料の最初の部分を公開する」。

そんなことをいきなり言われても、「なんすかその資料って」状態。この時点で……というより、この後公開時刻の20:00 GMT (翌日日本時間午前5時) まで、その資料がどういうものかはまったく明らかにされていなかった。

数千点単位まとめて入手+段階的に公開という手法が、11月末に始まったウィキリークスのCablegate(米外交公電)と共通するということもあり、また実際にウィキリークスのジュリアン・アサンジがインタビューで「中東のファイル」に言及していたこともあり、「WLなのかな?」といったことも一時言われたが(私も、一応ウィキリークスのハッシュタグをつけてツイートした)。

しかし本当に何も心の準備がないのでわけがわからない。とりあえず、寝るのを中止して20:00 GMTを待ってみた。

待ってる間に、ガーディアンからも「機密書類 confidential documents を出しますよ」宣言が来ていた。遡ってみると、私が見落としていただけで、AJEもGdnも何時間か前に1度、「出しますよ」宣言のツイートをしていた。

そこらへん、下記に。
http://chirpstory.com/li/556

そして時間となったとき……





両メディアのトップページをざっと眺めたところで、Twitterの画面を見ると、AJEやGdnのジャーナリストのほか、Foreign Policyのマーク・リンチ、ブレイク・ハウンズエル、EIのアリ・アブニマといった専門家たちが、まさに「数珠繋がり」状態。それぞれが、表現はいろいろあれど、「2国家案の終わり」を書いている……これまでそれを言わなかった人たちも。

というか、ガーディアンはもろに「2国家案の緩慢な死」という見出しを立てている。

少し時間が経過したあとのガーディアン:



書きかけ

※この記事は

2011年01月24日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 22:31 | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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