「ウィキペディア」にしろ「ウィキリークス」にしろ、「ウィキ」と省略することは推奨されない、あるいは批判される/また、それらの批判に対し「エリート主義である」といった反発が生じる(そうなのかしら)。言語的には、「携帯電話」を「携帯」と略すとか、「アソシエーション・フットボール」を「フットボール」と略すとかいった事例も散見されるので(後者はちょっと違うか……)、「ウィキペディア」や「ウィキリークス」を「ウィキ」と略すのが「間違い」だとはいえないとは思うのだが、少なくとも、混乱の原因にはなる。(混乱といっても、例のアレほどの混乱はないと思うが、例のアレは局地的なものだからあんまり比較にはならない。)
それが一般的に合意され、「マス」を相手のエクリチュールの前提として共有されている、と思っていた。そう、今までは。
しかし先ほど、私は見出しを見つけて何気なくクリックしてみた新聞社のサイトの記事の下部に表示されている「他の記事」のリンク集に、こんなものを見つけてしまった。
なお、「北は日本より悪い」云々の記事に関しては、世間が「ウィキリークスで白日の下にさらされた外交文書で大騒ぎ」になってるときに、【***伏字***】として最もベタに使われている「エスタブリッシュされたメディアのジャーナリスト」の、明らかに【***伏字***】を意図した文章と思われるものを、ドヤ顔で要約紹介するセンスもすごいと思う。
※この記事は
2010年11月30日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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