「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2010年11月23日

アイルランドのCowen首相の名前の読み方について。(確認方法tips)

昨日「クロムウェルより人気がない」としても言及したアイルランドのBrian Cowen首相だが、読み方は「カウエン」である。「コーエン」という読み方もしていたと人づてに聞いたのだが、最初の音は「カ」であって「コ」ではない。

こういうのをさっくり確認するには、ウィキペディア日本語版の表記を確認するなどの方法もあるのだが、ウィキペディアの日本語の人名表記は実はかなりひどいことがあるので(Davidが「デイビット」として登録されていた事例すらある)信頼しきれない。最も確実な方法としては、どこかで英語のニュースを聞いてみるのが手っ取り早い。

で、この場合、アイルランドの首相の名前なのだからアイルランドの国営放送RTEのサイトでWatch and Listenのコーナーをチェックするのが、多分一番早い。(ただこのプレイヤー、使い勝手がイマイチで、巻き戻しをすると再生が止まってしまったりするので、「今なんて言った?」というときも慌てて戻さず、そのまま聞いているのがよいと思う。人名なら再度発音を確認できるチャンスはあるはずだから。)
http://www.rte.ie/news/player.html

今はたまたまだが、11月22日の夜9時のニュースが上記ページのトップにあって、そこで開始後2秒くらいで「カーウェン」的な音が確認できる。そのまま聞いていると9秒で「カウエン」的な音が確認できる。25秒過ぎに映像がスタジオからVTRに切り替わり、今度は男性の声で「カーウェン」というか「カーウァン」というか、という音が確認できる。

第二音節は語強勢がない曖昧母音だから「ウェン」なのか「エン」なのか「ウァン」なのかは考えなくてもよいが、強勢の置かれる第一音節については「コ」ではなく「カ」である、ということはこれで確認できた。

他のソースとしては、YouTube検索がある。というか、こっちの方がさらに手っ取り早いかもしれない。
http://www.youtube.com/results?search_query=brian+cowen&aq=f

現状、Brian Cowenで検索すると↑、昨日「クロムウェルより人気がない」として言及したエントリでも触れた「酔っ払ってるのか」というインタビュー(9月14日)の音声クリップが上位に表示される。冒頭でインタビューの聞き手のCathal Mac Coilleが「今日は首相をお迎えしています」と述べるところで「カウエン」という発音が確認できる。

ところでこのインタビュアーのCathalはどう読むのか。

アイルランド語のファーストネームは往々にして難読であるが、ある程度一般的なものなら、赤ちゃんの名前を考えるためのデータベースのようなサイトで確認できる。

http://babynamesworld.parentsconnect.com/meaning_of_Cathal.html

ここにあるように、カタカナで書くとすれば「カハル」もしくは「カーハル」だ。

先日から私がときどき言及している女性名のMaireadは "MAH raid" で「マレイド」もしくは「マレード」(北アイルランド、スコットランド発音では「エイ」が「エー」となる)。ちなみにこの名前はマイク・リーの映画『7月、ある4日間』で「アイリッシュ」を強烈に印象付ける名前として最後に一瞬登場した。
http://babynamesworld.parentsconnect.com/meaning_of_Mairead.html

女性名で難読ナンバーワンといえるかもしれないSiobhanは、"shi VAWN" で「シヴォーン」(綴りがbなのに音はvになる)。
http://babynamesworld.parentsconnect.com/meaning_of_Siobhan.html

同じく難読な男性名のCaoimhínは、"keev een" で、つまり「ケヴィン」だ。
http://babynamesworld.parentsconnect.com/meaning_of_Caoimh%EDn.html

男性名のDáithíは、 "DAH hee" で「ダーヒー」。
http://babynamesworld.parentsconnect.com/meaning_of_D%E1ith%ED.html

こういうことがちゃちゃっと検索するだけで確認できるんだから、便利な時代である。ネットがないころは、三省堂の『固有名詞英語発音辞典』を参照するか、ネイティヴ・スピーカーを見つけて尋ねなければならなかった。それでも、例えば「リトアニア系アメリカ人」のような、英語圏以外からの移民の名前は、第一世代の読み方を引き継いでいる場合は、結局のところは本人に確認するしかないのだが(原語読みのままか、英語的発音にしているかはそれぞれ)。

4385151962固有名詞英語発音辞典
大塚 高信
三省堂 1969-09

by G-Tools




テレビでのアナウンサーの読み方を確認するのは無理だろうと思いつつ、「カウエン」首相について「コーエン」という読みかたがなされているかどうかをGoogle Newsで確認してみたら、TBSの記事が1件、「コーエン」になっているのが確認できた。

※この記事は

2010年11月23日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 10:50 | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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