kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2010年04月20日

#ashtag 「あの火山」の名前はどう読むか。(ほんのりお笑い風味)

今回噴火したアイスランドの火山は、名前の発音が極めて難しく、凡人には覚えることもまず無理ということでも話題になっている。その点について、アルジャジーラ英語放送が素敵だ。アイスランド人の女性シンガーをスタジオに招いて、歌いながら解説してもらっている。火山活動についてではなく、火山の名称について、3分間を費やせる。こんな時にそんなことをやってるAJEが私は大好きだ。

Musician explains volcano's name (via @hamishreporter)

スタジオでキャスター(@hamishreporterさんご自身だと思う)が、「アイスランドの人たちは、世界中のニュースでこの火山の名前を口にしては舌を噛んでいる様子を見てにやにやしているでしょう」みたいな前置きをしゃべり、背後のスクリーンにEYJAFJALLAJOKULLと表示される(Oはウムラウトつき)。(実際にこれをタイプしてみるとわかると思うが、どっかのウェブサービスに登録したときに発行される仮のパスワードみたいな感覚だ。)

「これは次のように発音される、とのことです」とキャスターが言い、
AY-UH-FYAT-LUH-YOE-KUUTL-UL
と言う。私の耳に聞こえてくる音を私の感覚でなるべくそのままカタカナにすると、「アイャフィヤトラ、イヨゥケットラ」という感じ。

で、キャスターが「この話題はネットで盛り上がっています。このままでは頭に入らないので、便宜上、日常的な語で音が近いものに置き換えて覚えようという試みもあります。正確さは犠牲となりますがこうです」と紹介するのが:

  AY-UH → AYVA 英語圏で人名にあるらしい
  FYAT → FIAT 車のフィアット
  LUH → (無視?)
  YOE → Yogurt ヨーグルト
  KUUTL-UL → Merkel メルケル(ドイツ首相)

……えっと、余計わかんなくなったんですけど。(^^;) 「フィアット・ヨーグルト・メルケル」(とカタカナにするとさらにひどいことになるのだが)は、「フィヤトライヨゥケットラ」からものすごく遠いよ。

で、ここでキャスターさんが「ロンドンのスタジオに、アイスランド人のシンガー、Eliza Geirsdottir Newmanさん(→MySpace)が来てくれています」と紹介。既にこの人の名前がハードルが高い(エリーザ・ギュルスディタ・ニューマンというように聞こえる)。(^^;)

カメラがロンドンのスタジオに切りかわると、「ヨーグルト・メルケル」を見ていたんでしょう、エリーザさんが笑いをこらえている。で、キャスターさんの「英語圏のニュースキャスターは、この長い語をどこかで区切って発音しようと苦闘しているのですが、どうでしょう、ご覧になっててかなり笑えるんじゃないですか」との質問に、「実際、これは3語をつなぎ合わせて1語にしていますので…… island + mountain + glacier です。だからみなさんが苦労されるのも無理はないと思います」と答える。

そしてキャスターさんが「私たちは子どもの頃、難しい単語は歌で覚えたりするんですが」と水を向けると、エリーザさんがウクレレを構えて、especially for you, world exclusiveと言いつつ(「今このチャンネルをご覧のあなただけに」的な常套句)歌ってくれる。曲名が既に聞き取れないのだが (^^;) 例の火山の名前をネイティヴ話者が普通に発音しているだけだと思う。

で、エリーザさんの声はとても綺麗だし、歌はかわいいのだけど(「あんなにちっちゃい山なのに、世界にとどろくそのうわさ」みたいな感じ)、この歌であれが覚えられるのかどうか…… (^^;)

……ということはキャスターさんもふまえていて、「どうもありがとうございました。覚えられるかどうかは別として、世界各地で帰国できずにいる人たちに数分間、笑ってもらえたと思います」。

かっこいい。。。

ちなみに、エリーザさんの説明では、EYJA (= island), FJALLA (= mountain), JOKULL (= glacier) だそうです。

(ここだけの話、もう「えいやっとフィアット・ヨーグルト」でいいと思う、日本語圏的には。「えいやっと思い切ってフィアットを買ったら、ヨーグルトをおまけにくれたよ」というストーリーで。)

朝日新聞は「エイヤフィヤトラ氷河火山」と、一部を翻訳している。覚えやすい。)

ELIZA NEWMAN
http://www.myspace.com/elizanewman
最新作のPie in the Skyが全曲聴けるようになってるみたい。

↑このページにあるeMusicのリンクがつながらないので:
http://www.emusic.com/artist/Eliza-MP3-Download/11703347.html

B000W01H50Empire Fall
Eliza
Series 8 2007-10-08

by G-Tools


↑ここの商品説明のところにあるのですが、ElizaさんはBellatrixというバンドのヴォーカルで、上記はソロでのファーストアルバムだそうです。
http://www.myspace.com/bellatrixkolrassa
数曲聞いたところ、バンドのほうはストレートでポップな歌ものがベースで多少エクスペリメンタルな感じだったり、もろに90年代のシューゲイザーの感じだったり(その曲はその当時のものだと思うけど)。



おまけ:
#ashtag で見かけたスコットランド人のKeriさんのtweet。壁紙ともマッチしてあまりに素敵なのでキャプチャ。

「こっち(スコットランド)では強風が吹き荒れているので、火山灰は南(イングランド)に流れてくと思います」という内容なのだけど、これはイングランドがかわいそう。こんなことまで we を主語にして語らなくってもいいじゃん。(と言いつつ爆笑)

一方でアイスランド現地はどうなっているのか。アイスランドの自然災害の専門家のGislioさん(←英語が問題なく読めて、火山関連情報を追ってる人は、フォローするといいかも。こまめにいろいろ教えてくれます)の説明によると:
actually our airport has been open all along. the eruption mainly affects farmers in rural area of the south of Iceland

http://twitter.com/gislio/status/12472375056

「アイスランドでは空港はずっとオープンしています。噴火の影響を大きく受けているのは、アイスランド島南部の農村地帯の農業従事者です」。

GislioさんのさっきのTweet:
Eyjafjallajokull - New ash forecast - http://bit.ly/cD4scT - bad for UK - good for Denmark - #icerupt #ashtag #getmehome

http://twitter.com/gislio/status/12500094450

「えいやっとフィアット・ヨーグルト――新たな火山灰の予報。UKには悪く、デンマークには良い内容」。

うーん。(^^;) やっぱりアイスランドはUKに恨みがあるんだろう。

ウィキペディアから
11世紀以降はノルウェー及びデンマークの支配下に置かれる。

……19世紀に入り、国民はヨゥン・シグルズソンを中心に独立運動を展開した。結果、1874年に自治法が制定され、1918年にデンマークの国王主権下の立憲君主国、アイスランド王国として独立した。

そして第二次世界大戦でデンマークがドイツに占領されたのを機に、アメリカとイギリスが駐留、1944年に共和国として完全な独立を果たした。

デンマーク、英国、アイスランド……オカルトじみた妄想が簡単にできるほど、役者が揃ってますね。

※この記事は

2010年04月20日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼