kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2010年02月07日

INLAの武装解除完了。

どうせなら、「ゴド待ち」してるときにほしかったニュース。The Irish National Liberation Army (INLA) の武器放棄の作業が完了したことが確認された。



Northern Ireland INLA paramilitaries dump terror cache
Page last updated at 13:14 GMT, Saturday, 6 February 2010
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/8501929.stm

BBCの報道によると、INLAとIICD (the Independent International Commission on Decommissioning: 武装解除を監視するための不偏不党の組織で、カナダの軍人さんがリーダー) から正式な声明が出るのは月曜日のようだ。

で、この記事を見て気づいたのだけど、IICDが活動満了するのは来週火曜日。
On 9 February, the legislation that allows the IICD to operate ends and any weapons found after that date can be forensically tested.


UDAの武装解除もこれに間に合うように行なわれたのだが(1月6日)、そういえば「UDAの武器放棄が完了」ってニュースが出た瞬間には大雪がトップニュースで、その次の瞬間には「アイリス・ロビンソン騒動」が始まったため、「あのUDAが武装解除した」という話がニュースとしては相対的に小さな扱いになってしまい、その結果私の目に入らなくなってしまったのだった。

ともあれ、INLAは、1969年にIRAがProvisional IRAとOfficial IRAに分派したあと、1970年代にOfficial IRAから分派した武装組織で、活動停止・武装解除の方針がはっきり示されたのは、昨年10月だ。

2009年10月11日 【速報】INLA活動停止、武装解除へ
http://nofrills.seesaa.net/article/130043764.html

2009年10月11日 INLAのステートメントが出たようです。
http://nofrills.seesaa.net/article/130061323.html

2009年10月12日 INLA、「武装解除」については明言を避ける。
http://nofrills.seesaa.net/article/130119700.html

INLAといえば「ロンドンの国会議事堂の地下駐車場で保守党議員の車に爆弾を仕掛けて殺した」(1979年)とか、「刑務所内でロイヤリストの超過激派なリーダーを射殺した」(1997年)といった、まるでフィクションのような事件を起こしていて、北アイルランド紛争もののフィクションでは「小規模な組織だが、IRAと違って軍規みたいなものがない上に根っから凶暴なのが揃っているので、何をするかわからない」という描かれ方をすることがよくある。

最近、たまたま古書を見つけたので読んでみた『女王陛下を撃て』(原題はNoble Lord)という80年代のエンタメ系小説で「女王陛下を撃」とうという計画を立てるのがINLAで、これがまたものすごく恐ろしいのだが、計画の中心となるリーダーがなぜ「テロリスト」になったかなど、かなり丁寧に描かれていた。(「彼は生まれついてのテロリストではなかった」がいろいろあった、という描写に丸ごと1章が割かれていたはず。)一方で、彼の部下である別のINLAメンバーについては「人間らしさ」を否定する描写が徹底していて、「あの時代」のNI紛争への目線のありかたが生々しく感じられた。作者のピーター・カニンガムはほかにも「NI紛争もの」を書いているので、機会があれば読んでみようと思っている。

さて、これで「武装闘争のためのリパブリカン組織」としてのINLAは消滅するのだろう。(犯罪組織としては消滅しないかもしれないけど。)

そして、これで「北アイルランド紛争」の当事者だった4つの大きな武装組織 (リパブリカンでProvisional IRA, INLA, ロイヤリストでUDA, UVF)は、武装組織としては存在しなくなることになる。ロイヤリストではこのほかにLVFももう終わっている。

残るは各種分派だ。Real IRA, Continuity IRA, UDA East Antrim Brigade, Orange Volunteers ... うむ。それと、「パニッシュメント・シューティング」の類はどうなるんだろう。

※この記事は

2010年02月07日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼