kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2010年01月12日

北アイルランド自治政府、この展開は誰も予想してない。

バブル期に「ジェットコースター・ドラマ」って呼ばれてた連ドラがあったんすよ、吉田栄作主演で。1回分見逃すともうストーリーが追えなくなるくらいに展開が早い=ジェットコースターのようだ、っていうことで。数年前に話題になったアメリカのドラマのPrison Breakもジェットコースター的でしたね。特に第4シーズンとか、時々しか見なかったので結局わけわかんなくて、レンタルしないとなー、でも借りて見るほど興味ないんだよなー、と思ってたり。

閑話休題。

アイリス・ロビンソンのスキャンダルでものすごい騒動になった北アイルランドの自治議会は、今日がクリスマス〜新年の休暇明け(そういうタイミングでBBCのSpotlightが放映されたというのもすごい話だけど)。議会では早速あんな動きやこんな動きが……とほぼリアルタイムで各メディアが記事で報じていたのだけど、午後(現地)になってすごい展開が。

ジャーナリストで、今回ピーター・ロビンソンにインタビューしているEamonn MallieのTwitterから:



……ちょっと横になります。くらくらする。

あ、最新情報はBBCのLiveでテキスト実況されてます。ピーター・ロビンソンのステートメントも出ています。ピーター・ロビンソンはDUP党首は続けるが、自治政府のファーストミニスター(首相)の職からは少しの間(6週間)退いて、妻(アイリス)の病気の治療などに時間を割いていきたいということのようです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/8452451.stm

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Judging by the sound of Gerry Kelly speaking on BBC Stormont Live, the interim appointment of Arlene Foster has come as a surprise to Sinn Fein.


うは。策士対策士。そういえばロビンソンがFMになったときに「SFはみな策士で、ロビンソンはペイズリーとは違ってビジネスマンタイプで策士だから、DUPとSFのお互いの駆け引きで事態が膠着するのではないか」といった内容の観測もあった。

うにゃ。BBC News全体のトップニュースになってる。



ガーディアンでもそうなんだけど、トップページのレイアウトが……ピーター・ロビンソンの記事の右隣が「中国のゲイの大規模なイベント」。偶然をつかさどる神様まで、ホモフォビックなアイリスへのあてこすりをしたいようで。(笑)



BBC NI:


いずれにせよ、アイリス・ロビンソンを「お色気ババアwww」とあざ笑うような興味本位の報道の雨の中、自治政府がどうなるかについてワースト・ケース・シナリオを短期間(2日間)の間に大量に読まされるかたちになり、何が何なのかをテクストから読み解くだけでも疲労困憊って感じ。すごいspinを見せられたし、北アイルランドの政治について何か展望的なことが語られているとき、それは常に「誰の言っていることを信用したらよいのかわからない」という状態であるということが、改めてよくわかりました。



月曜日のBBC One, Panoramaでのアイリス・ロビンソン特集:
The MP and the Whistleblower (Mon 11 Jan 2010, 20:30)
http://www.bbc.co.uk/programmes/b00qdpcy
http://news.bbc.co.uk/panorama/hi/front_page/newsid_8451000/8451817.stm

番組を見ている人のTweet:
http://search.twitter.com/search?q=panorama
(時間が経過すると意味のないリンクになるかと思いますが9

「自殺を図ったと聞いて気の毒に思っていたが、Panoramaを見て気の毒におもった自分がばかみたいだと思った」とか、「これ以上はない偽善 Hypocrisy of the highest order」とかいう感じの感想がずらりと。

ときどき「妻は例のカフェの子を見て、あらかわいいと言っています。幸いなことに私はピーター・ロビンソンではありませんw」みたいな、ああ、どうしても言いたいんだなというお笑いネタが入る。

「この番組で、このホモフォビックで根本主義者の夫婦のことが、UK全体にはっきりと伝わってくれることを望む」という声もある。(ブリテンでは、北アイルランドのことについて、実際に意味のある形での関心はほとんどない。)

それと、放送前に「月曜日のPanoramaは、金曜日のSpotlightの内容以上のものがある」ということは見聞していたのだが、その点については:
New detail at the end of Panorama - Ken Campbell still owed £5,000

BBC Panorama reveals property developer Ken Campbell claims he is still owed £5k.

Ken Campbellについてはまた続報が出るでしょう。

いずれにせよ、これらの一連の事態において、ピーター・ロビンソンがministral codeを守ったか破ったかが次の焦点で、ロビンソンは6ヶ月間首相を退いている間に「自分はコードを守った(破っていない)」ということを立証しなければならない、という段階。妻のアイリスは公人の立場を退くことになるので、今後の彼女はもう事態には関係なくなります。

しかし、ピーターが6ヶ月間休職(みたいなこと)して、その間の代理としてアーリーン・フォスターがファーストミニスターを務めるという今回のアクロバティックな解決策は、本当に誰も予想していなかったもののようで、メディアの人も誰もつかんでいなかったし、シンフェインにも寝耳に水という感じだったらしく、DUPの緘口令の徹底ぶりがうかがえます。

※この記事は

2010年01月12日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼