◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2009年11月21日

本日(21日)の「我々は絶対に負けない」。



上記AFP BB記事にあるとおり、FIFAが声明を出した。20日付だ。(FIFAの日付ってGMTだっけ? GMTならアイルランドも同じだから、出来事と日付がずれているということはない。)

FIFA statement on FAI request
Friday 20 November 2009
http://www.fifa.com/worldcup/news/newsid=1137489.html#fifa+statement+fai+request
FIFA states that the result of the match cannot be changed and the match cannot be replayed. As is clearly mentioned in the Laws of the Game, during matches, decisions are taken by the referee and these decisions are final.

つまり、審判の判断が最終的なものであり、試合結果を変更することはできず、再試合を行なうことはできない。

しかしながら、「我々は絶対に負けない」陣営では土曜日、ダブリンで抗議デモを予定。

Protest planned over play-off
Saturday, 21 November 2009 07:23
http://www.rte.ie/news/2009/1121/ireland.html

Slugger O'Tooleにより詳しい情報があつまってます。(スラオさんのこの記事には抗議行動詳細のほかにもいろいろ……コメント欄も含めて。)

アイルランド島とブリテン島は、今ものすごい豪雨だという話なんだけど(ウィキペディアに「グレイトブリテンとアイルランドの11月の水害」という項目が立ち、最近センセーショナリズムに走っているタイムズは「1000年に一度の豪雨」という見出しの記事を立てている)、アイルランド島では南部、西部、中部が特にひどいようで(ゴールウェイがひどい台風の後の輪中のようになっとる)、ダブリン(東部)は大丈夫なのかなあ、人を集めるイベントをやるくらいだから。

この件は行なわれてからアップデートってことで。(なお、抗議行動は実効性がどうとかいうことよりむしろ、たぶん、集まって感情を共有して騒ぐことの効果はあると思います。ある意味でwakeのような……。でもお天気大丈夫なのだろうか、ほんとに。)

で、FIFAの声明の出る前に、サンスポが「アンリまあ、大変なことに」と報じた件がある。(いやあ、それより「欧州チャンピオンズリーグなどの試合を含む今年に欧州で行われたサッカーの約200試合で八百長疑惑」のほうが、たいへんなことだと思いますけど。)



※アイルランドのBrian Cowen首相は「コーエン」ではなく「カウエン」です。念のため。

首脳会談前に建物の外で、記者に囲まれてインタビューを受けるカウエン首相の映像をさっきBBCで見たのだけど(URL控えるの忘れた)、サンスポさんが言うほど「本気」ではないというか、「1969年のメキシコW杯予選では、中米のホンジュラスとエルサルバドルが出場権をかけて争い、『サッカー戦争』といわれる本当の戦争にまで発展した歴史もある」ってのを引き合いに出すような事態ではない。興味本位でそういう方向で書きたてれば売り上げが伸びるかもしれないけれど、コンテクストも違うし……。(今回、ホンジュラスとエルサルバドルの件が引き合いに出されてもおかしくないのはエジプトとアルジェリアのほうじゃないかと思うのだが。)

ただ、こういうことが起きてしまうと、the best fans in the worldとの異名をとる緑サポさんたちが、フランス戦でラ・マルセイエーズを歌うというすばらしい光景は今年で終わりだろうなあ。。。それが淋しい。2004年の観客席(2006年ワールドカップの予選だと思う)のビデオで、泣きのギターがBGMで流されているのが今とてもはまっているのでエンベッドしておこう。



以下、いくつかランダムに。

試合終了後のアイルランドのプレイヤーのコメント各種。
http://www.belfasttelegraph.co.uk/sport/football/international/in-pictures-republic-of-ireland-footballers-world-cup-heartbreak-14570016.html?action=Popup
※ギャラリー形式なのでNEXTをクリックして見ていってください。

Damien Duffは陰謀論にはまっていて(「アディダスはワールドカップのスポンサーでもありフランスのスポンサーでもある。プラティニという影響力の大きな存在もある」と言いつつ「1986年のマラドーナを思い出させる」……マラドーナの時代のアルゼンチンと今のフランスの影響力の大きさは比べ物にならないと思うけど)、Richard Dunneは悲観的(「何もできることはない。決定権はFIFAにあるけどどうしようもない。アンリは故意ではなかったにせよハンドだったと言っていたが、審判はそうではないと100パーセント確信している。主審には見えなかったとしても線審はオフサイドを見張っていたのだから見ていたはずだ。ビデオ判定するまでもない、俺らはこの目で見てた。アンリは、アイルランドが勝利に値していたと言っていた。それだけに余計に凹む」など)、Robbie Keaneはすねていて(「こういう結果になって、プラティニとブラッターがケータイメールでにやにやしてんじゃねーの。てかシェイがすごい反応してたでしょ、あいつは100%確信してなければああいう反応はしないから」など)、Kevin Kilbaneはなぜか若干解説者視点(「こうなると陰謀論の見本市になるだろうが、そうなると余計にハードになる。このチームがワールドカップでプレイできる可能性はなくなったのだが、こういう終わり方は受け止めがたい」など)、Liam Lawrenceは激怒(「アンリの顔見たでしょ、ニヤニヤしてたっしょ、わかってたんだよ、奴は。もう怒り心頭、こっちのほうがいいチャンスがあったのに、俺らが勝つべきだったのに」など)、ミラクルオシェイさんは感情を抑えるのに必死(「あまり過激な言葉は使わないように自制している。言葉が過ぎて大変なことになるだけだから」など)。そしてアシスタント・コーチ(だと思う)のLiam Bradyは、FAカップでのアーセナル対シェフィールド・ユナイテッドが再試合になったことに言及している。

主将のロビー・キーンは「終わった」ことを受け入れることができていない、とベルファスト・テレグラフ。

Keane dreams of second chance for Republic
Saturday, 21 November 2009
http://www.belfasttelegraph.co.uk/sport/football/international/keane-dreams-of-second-chance-for-republic-14571044.html
Robbie Keane is refusing to accept that his World Cup dream is over - despite FIFA rejecting the Republic of Ireland's call for a replay of their play-off with France.

※ベルテレさんのサイトデザインで refuse to accept と書かれてると、別の話(@「我々は絶対に負けない」系の)を連想せざるをえない。習慣ってこわいわねー。

一方、2002年ワールドカップまで「アイルランドのキーン」と呼ばれていたロイ・キーンは「諦めろ」と、ガツンと。

Roy Keane tells Republic of Ireland to get over it
Friday, 20 November 2009
http://www.belfasttelegraph.co.uk/sport/football/international/roy-keane-tells-republic-of-ireland-to-get-over-it-14570644.html

いわく、「サポーターも、監督も、選手の大半も、もっとよい結果を見るのが当然だっただろう。しかしFAI(アイルランド共和国のサッカー協会)はどうか」。

なお、ベルテレさんは、2002年にあの件があって、ロイ・キーンはFAIと非常に仲が悪い、ということを書いている。

そして、「これまでさんざん誤審に助けられてきておいて、今さら何を言っているのだ」(2月の対グルジア戦のPKなど)。「フランスとの2試合ではチャンスがあったのに得点できなかったのはアイルランドのほうだ。だが、FAIは常に被害者意識満開で『私たち』は奪われたのだとか、嘘のない試合をなんちゃらとか言う。グルジア戦でのPKの判断は自分が今まで見た中で最悪の誤審だったが、そのときにFAIが『嘘のない試合』だとか『再試合』だとか言ったか?」。

そしてそもそも、「アンリのハンドからギャラスのゴール」という一連の流れを招いたのは、アイルランドの守備がぐだぐだだったからだとぴしゃり。「アンリがどうとかじゃねーって。何あの守備。あんな危険な位置で何やってんの。GK消えてたし」(←超訳)

私の頭の中では、大沢親分と張本さんが「かーっつ」と言ってます。

ロイ・キーンさん、記者会見動画:
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/8370327.stm
すごいコーク・アクセントで聞き取るの大変かも。



みなさんの怒りの発散の画像集(←リンク先のMore picturesをクリック)経由、こんなのがある。



※本物ではないでしょう。

※この記事は

2009年11月21日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 19:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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