In this article, written in Japanese, I explain how I got to know the twitter hot topic "#theBNParetwats" (via @bloggerheads, who I follow). I'm a Japanese national living in Tokyo, who has nothing to do with the politics in the UK, but this trend looks too interesting.
Twitterは実用一辺倒で使っていこうと思っていたのに(RSSリーダーの代用として、BBCやガーディアンなどのニュースサイトのフィードの購読と、英国政府のフィードの購読と……みたいなふうに)、気がつけば、わずか170文字に凝縮された「ユーモアのセンス」をちょこちょこ拾ってはお茶と時間を無駄にしている。
2005年に当ブログでリンクを貼り付けて紹介した面白Flashの作者、bloggerheadsことTim IrelandさんのTwitterなど、登録したらお茶をもっと消費させようというお茶業界の陰謀にはまるだけだということはわかっていたのだが、ついに、先日のあまりにもおもしろすぎる件(労働党のスタッフが保守党に対してsmear campaignを仕掛けたのがバレた件の裏について)の意外な展開によって、bloggerheadsの「フォロー」のボタンをぽちっとしてしまった。いや、この人のところは真面目な話題も多いし(特に「拷問」の件)……。
しかしなあ。
ああ、もう説明するのもまどろっこしい、というか説明している間に笑いの発作が。
Bloggerheadsさんが「TwitterのBNP、稼動から1ヶ月経過してfollowerが42人。一方BNPChairmanは昨日Twitterを始めて、followerが3...つか今自分がフォローしたので4」というあまりに間の抜けたネタを投下した後だと思うけれど(実際にBNPのtwitterのfollowersを見たら爆笑できる。現時点で46人中3人がほぼ明示的にウォッチャー、何人かはtwitterをほとんど使ってない)、ほんとに突然、一気に火がついたムーヴメント――それが "#theBNParetwats" (ハッシュ・BNPがイタすぎる)。これが、チキン・ヨーグルトさんによると、Star Trekなどをかわして「今Twitterで最も熱い話題」になっているというのだ。私が見たときには残念ながら首位からは陥落していたが、でも上位に食い込んでいる。今も30秒の間に5件とか投稿されている。何の会場ですか。(笑)
こうなったときの英国人の悪乗りは、たぶん誰も止められない。Nothing can stop them now, so I don't care any more (NIN, Piggyより改)。
もちろんシンプルな賛同メッセージも多いが、ネタも多い。「人生、#theBNParetwatsだけじゃないよね。届いたばかりのお鍋眺めてニヤニヤ、買ってよかったぁ」とか、「ここまで本当のことを言うなよ、笑いが止まらない」とか、「Facebookの#theBNParetwatsグループまだー?」とか、「今日こんなことがあったんだけど、背後に#theBNParetwatsの影が」とか、「UKIPは頭がおかしい。一方で#theBNParetwatsということはいちいち言わなくてもよかろう」とか、「@だれそれさん、そうそう、そういうことだよ、で、#theBNParetwats」とか、「寝る前にもう1回、#theBNParetwats」とか、「#theBNParetwatsだし、ロゴがださすぎる」とか、すごいカオス。
実際、BNPのtweetを見るとあまりにおもしろすぎる。フォローしたくなる気持ちをこらえるのが大変なほどだ。公式サイトならわりと見慣れているのだけど、twitterの制限文字数に凝縮されると「英国のイスラム化がさらに進展。宗教に関する委員会のトップにイスラム教徒」とかいうことになってしまい、笑いすぎて酸欠になった頭で意味論に走るので、言語野への負荷がすごいことになるのだが、そこがいい。(え)
明後日くらいにガーディアンでネタとして取り上げられるかもね。#theBNParetwatsが。
で、私も英国の政治とは関係ないけどこのカオス(祭り)に参加したいという衝動が抑えきれなかったので (nothing can stop me now) こんなエントリで間接的に参加することにしました。
この件で知ったURLなど
http://kirkunity.blogspot.com/
→アンチBNPのブログ
BNP politician could be suspended from London assembly after inventing three murders
guardian.co.uk, Tuesday 12 May 2009 17.31 BST
http://www.guardian.co.uk/politics/2009/may/12/bnp-barnbrook-murders
→リチャード・バーンブルックwwwww
The most senior elected member of the British National party could face suspension from the London assembly for up to six months after he admitted inventing three murders to highlight knife crime, it emerged today.
追記@14日夜:
これのおかげで「クリックひとつでBNPウォッチ」が可能になってしまった。困ったもんだ(にやにや)。なお、6月4日のMEP(欧州議会議員)選挙でBNPが議席を獲得するかどうかは、1ヶ月くらい前に見た分析では「状況によっては可能性がゼロというわけではない」という感じだった。
まず、BNPのついったーをフォローしている人たちの中には、もちろんウォッチャーもかなりいるのだけど、そうではなく真面目にBNPを支持している人たちもいて、そういう支持者は、最近の「国会議員のexpensesの問題」(タブロイドとは違って「情報買取」はしないデイリー・テレグラフが珍しく金払って入手した資料を元に、「完全に個人的な用途のものを経費で落としている議員がこんなにたくさん!」という暴露を行なっている。むろん、最初に曝されたのは与党労働党の議員のもので、次が保守党とLibDem、別格が議会欠席主義のために歳費は受け取っていないがロンドンでの拠点の賃貸費用を経費としているシン・フェイン)を「争点」にしようとしている――つまり「既存政党への不信」を利用しようとしている。
私がちょっとげんなりしたのは、BNPのついったーをフォローしていて、「6月4日にはBNPに投票する」という投稿をしている人が、メンバーのひとりが労働党のアクティヴィスト(というか選挙区での候補者選考で通ってなかったかな)であることが広く知られ、別のメンバーは徹底したパシフィズム(クエーカー)で知られ、Brit Popの「ブーム」の時代には労働党支持(ただし政治的に利用されることはかなり警戒していた)のムードを高めたあのバンドの再結成ライヴのチケットが届いた、とかいうことも投稿していることだ。いや、私が見たのはたったひとりなので、それをもって全体がどうこうというわけではないのだが、何と言うか、NINのファンのフォーラムでブッシュ支持者を見たときのような感覚はある。
一方ウォッチャーさんたちの投稿をちらちらと見ていると、2006年にBNPはこんなにバカなことをしていましたということを改めて強調しておくとか、今配布されているパンフレットに使われている「支持者」の写真はストックフォトだとか(健康食品の広告で「利用者の声」に適当に拾ってきた顔写真を貼り付けている、とかいうのと同様なのだが、ウォーターマークが入ったままだったらしい)、BNPのflickrアカウントに上がっていた間の抜けた写真(コミュニストの書店の看板が写り込んでいたらしい。ははは)が削除されているとか、ほんとにもうおもしろすぎるので、ちょっとやそっとではお茶をふかずにいられる耐性がつきました。
中でもすごいのが、ついったーでURLが出回っているミラーの記事。
Keep brave Gurkhas out of Britain says BNP
By Ryan Parry 13/05/2009
http://www.mirror.co.uk/news/top-stories/2009/05/13/keep-brave-gurkhas-out-of-britain-says-bnp-115875-21354161/
グルカ兵の定住権をめぐる問題は、つい最近、労働党を揺るがしたばかりです(政府は「全員ではなく一部だけに定住権を与える」としていたが、この5月に「全員に定住権」の動議が可決された)。世論は右も左もなく「全員に定住権」じゃなきゃおかしいだろうということでまとまっていたんですが、選挙前で空気を読むことが最優先というこのタイミングで、BBC Radio5に出演したニック・グリフィンは「連中はカネのためにやったんだから放置でOK」みたいなことを述べて、「やれやれ」感を増大させた、というのがメインの記事。
そこまでは私ももうお茶ふかない。でも、これにはお茶ふくしかないでしょ。上記ミラー記事から:
Griffin also claimed football stars Rio Ferdinand, Theo Walcott and David James are not English. And when Campbell asked if he would let his daughter bring a black man home, he said: "I would be disappointed."
※文中のCampbellはラジオの番組の司会者です。
しかもこのお茶ふきは、とても後味が悪い。「カナダ育ちで、フットボーラーとしてはずっとドイツにいたオーウェン・ハーグリーヴスは『イングランド』代表ではない」とかいった議論(2006年までは非常に根強くあった議論)じゃないからね。「マイケル・オーウェンはイングランドというよりウェールズだ」とかいうんでもないし。
さらにいえば、グルカ兵についてもBNPはぶれぶれなの?←このリンク先のBNPのサイトの記事が既に削除されているからGoogleのキャッシュでどうぞ。
はあ。
そしてこれ。誰かのつぶやき経由。

今年の4月24日にこういうsmear campaign(しかもものすごく低劣なもの。労働党が保守党に仕掛けたものも低劣だが、これはもっとひどい)をやってたという。しかもこのTweetのリンク先の記事(BNPのサイト)は既に削除されている。
※この記事は
2009年05月13日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
【todays news from ukの最新記事】
- 英国での新型コロナワクチン認可と接種開始、そして誤情報・偽情報について。おまけに..
- 英ボリス・ジョンソン首相、集中治療室へ #新型コロナウイルス
- "Come together as a nation by staying ap..
- 欧州議会の議場で歌われたのは「別れの歌」ではない。「友情の歌」である―−Auld..
- 【訃報】テリー・ジョーンズ
- 英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味..
- ロンドン・ブリッジでまたテロ攻撃――テロリストとして有罪になっている人物が、なぜ..
- 「ハロルド・ウィルソンは欧州について中立だった」という言説
- 欧州大陸から来たコンテナと、39人の中国人とされた人々と、アイルランドのトラック..
- 英国で学位を取得した人の残留許可期間が2年になる(テリーザ・メイ内相の「改革」で..






























