レズナーに寄せられた質問(何千という単位だと思う)の一覧とインタビュー(40分くらいの動画)は、http://digg.com/dialogg/Trent_Reznorにあるが、このページの動画がロードしない場合、下記YouTubeで。インタビュー場所がレズナーのスタジオで、機材がすごい(私には見てもわからないけれども)。
http://www.youtube.com/watch?v=PBxhxVIiwaA
※40分あります。ご注意ください。
あるいは、下記でファイルをダウンロードすればローカルでも見られる。
http://revision3.com/diggdialogg/trentreznor/
この件について、Creative Commonsのブログに記事が出ている。
Trent Reznor on NIN's Business Models and the Future of Music
Fred Benenson, April 9th, 2009
http://creativecommons.org/weblog/entry/13915
※下記に埋め込んだ写真はこの記事についていたものではなく、FlickrにアップされていたMauricio BalvaneraさんのCCライセンス写真。
Digg.comでの企画、Digg Dialoggの第4回目で、ケヴィン・ローズがナイン・インチ・ネイルズ(NIN)のフロントマン、トレント・レズナーを迎え、Diggのユーザーコミュニティから寄せられた質問について、インタビューした。意外でも何でもないが、最も多くの投票を集めた質問は、NINが最近の2枚のアルバムをリリースする際に、クリエイティヴ・コモンズのライセンスを使うことを選択したことについてのものだった。この2枚のアルバムのひとつ、Ghosts I-IVは、2008年にAmazon MP3で最もよく売れたアルバムの1位にランクした。
NINの音楽発表における実験は、偶然の産物ではない。インタビューにおいて、レズナーは柔らかい語り口で、まだまだこれからというアーティストに向けてのアドバイスや、彼の新たな策の背後にある論理について、慎重に説明を行なっている。 NINは大きなファンベースを擁しており、ここで実際問題となっているのは小さなことではない。レズナーが語っているのは、現実的な利益をまったく度外視したうえでの学者センセイの大演説ではなく、自分のキャリアがこれが成功するかどうかにかかっているプロのキャリアを有するミュージシャンの実際の信念だ。もし、音楽の未来についてたった一本だけインタビューを見るとしたら、これしかないだろう。
licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 License
私もまだ、インタビューのビデオはまだ全部見ていないのだが(私の耳では、かなり集中しないと聞き取れない)、とにかく真面目で頭のよい人だ。特にTapewormとかほんとに「ググれカス」レベルのFAQなのに、丁寧に答えているのには感動すらおぼえる。
で、ローズがインタビューした質問(Diggユーザーが多く投票した質問)はファン的にはどうよっていう感じで受け止められ(nin.comのフォーラムよりむしろ、EtSが騒々しい)、結果、トレント・レズナー自身が「じゃあ、nin.comでも同じようにビデオ・インタビューをやろう。仕切りはnin.comのメンバーに任せるから窓口役を選出してくれるかな」と言い出して、nin.comで質問募集中。ひとり3問まで。12:00 midnight PDT (7:00 AM GMT) on Saturday, April 11が締め切り。質問したい人は下記から(投稿にはnin.comへの登録が必要)。
http://forum.nin.com/bb/read.php?9,600658
しかし、バックステージで "Pump Up The Jam" は、Coldplay toilet paperと同じくらい、ないわー。
※この記事は
2009年04月11日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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