「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

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2009年04月09日

「彼はそこにいた」という事実と、BBCの報道(ひとつ前のエントリの修正)

4月9日16時ごろ(日本時間)に気付いたのだが、ジェリー・アダムズはガザに行っている。

8日にふざけて書いたエントリで、BBC NIが "Israel bars Adams from Gaza visit" という記事を、8日の10:11 GMTに出していることをメモしたが:


最近、どこを見たら何が書かれているのかが非常にわかりづらくなっているシン・フェインのサイトで(ドメインまで変わってるからね。いつの間にardfheis.comで党大会や選挙と直接関係のないアップデートをするようになったんだろう)、「最新ニュース」としてアダムズがガザ地区に入って記者会見を行なったことを伝える記事がアップされていたのが、4月8日の9:36 am (GMTなのかアイルランドの夏時間なのかわからないけれども) より前だ。(記事そのものにタイムスタンプはないが、記事の下のコメント欄の投稿1件目がApril 8th, 2009 9:36 amのタイムスタンプ。)

Gerry Adams in Gaza
http://www.ardfheis.com/?p=1235

ということは、BBC NIの「アダムズ、ガザ地区に入れず」の報道(8日の10:11 GMT or 11:11 BST)があったときには、アダムズは既にガザ地区に入って破壊されたままの瓦礫の山の前で、取材用にセッティングされたロイターやアルジャジーラといった報道機関の取材マイクの束に向かって、「対話の必要性を改めて強調」していた、ということだ。

単なる私の見落としなのか、それとも世界を支配する闇の勢力の壮大な陰謀か……続きは【続きを読む】で!

【BBC NIのトップページのキャプチャ】


「メインのニュース」の3件は、経済・雇用問題(工場の従業員座り込み)、非主流派リパブリカンの活動の活発化、アイルランド共和国の旅券申請時に伴う「アイルランド」化(<ユニオニスト目線で)の撤廃の動き、という3件で、BBC NIは地域ニュースなのだからこれで特に変ではないにせよ、「ジェリーはガザにいます」という記事がサイドバーでちょろっと更新されているだけというのは、個人的には何か釈然としないものがある。

アダムズのガザ訪問についての記事はあとで詳しく見ることにして、URLは下記。

Adams meets Hamas PM in Gaza
Page last updated at 07:28 GMT, Thursday, 9 April 2009 08:28 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7991311.stm

で、8日に「アダムズはガザに入れない」とBBCが報じたことについては、この記事の最後の部分で「イスラエル当局者はアダムズとの会談を拒否」(詳細は4日のエントリを参照)ということを短く書いた中に、次のようにある。

They had threatened not to allow him to enter Gaza.


……ふむ、イスラエル当局が「通行許可証を出さない」と言ったのを、BBCは「事実」として報じたらしい。

なるほどね、と記事を読み終えてページのトップに戻ってみたら、右側のSee alsoのところに何やら出ている……。



Adams urges talks on Gaza visit
Page last updated at 10:55 GMT, Wednesday, 8 April 2009 11:55 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7989676.stm
Sinn Féin leader Gerry Adams urged Israelis and Palestinians to hold direct talks as he visited Gaza on Wednesday.


「アダムズ、ガザ地区に入れず」の報道があったのが8日の10:11 GMT (or 11:11 BST) で、その45分後には「アダムズはガザにいます」っていう記事が出てたらしい。

ていうか、「いるのかいないのか」というふざけたエントリをアップしたのが20:30 JST (= 11:30 GMT) ごろだから、その頃にはこの記事が出てたんじゃん。

と思ってTwitterのBBC NI(RSSフィードを拾って反映するbotで、中の人はいません)を見てみると……これかー。

http://twitter.com/bbcnireland/status/1475838882


今から22時間前、ということは8日の午後8時くらい(日本時間)、まさに、「いるのかいないのか」というふざけたエントリをタイプしていたころじゃん。(^^;) フザケテルバアイジャナカッタノネ。

その後にBBC NIのトップページは見てたけど、記事があったとは気付かなかった。Twitterも見てたはずだけど、「GAはガザにいる」かどうかが気になっているときにこれが出てきても見落としていたんだろうな……スデロトでもラマラでもどこででも発言できる内容だし、特に新しい発言内容ではないし。My bad! ですなほんと。(^^;)

実際、BBC NIのページにあったのを覚えているのは、「トマス・デヴリン殺害事件(カトリックの中学生の男の子がロイヤリストに襲撃されて刺し殺された事件)の保釈請求で犯行の詳細が語られた(かなりひどい内容)」というニュースと、フォードの下請け工場の件と、シン・フェインの自治議会議員が公的な場で4文字語を使って処分されたとかいうどうでもいい話と、保守党がシン・フェインのウエストミンスターの議会に出席しないという基本方針が改められない限りは国庫から出ているシン・フェインへの住居手当て(遠隔地の議員を対象とするもの)を停止すべきだと述べたという話(「ニュース」かどうか疑問)……こんなところか。

実際、アダムズが現地に行ったからって、それだけで何かが変わるというわけではない。それにしても、もう少し大きく扱ってもいいのではないかという気がする。

※訪問についての具体的なことは、このあとのエントリに書きます。


※この記事は

2009年04月09日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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