http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7964855.stm
On the topic of football, the deputy first minister gave an insight into his relationship with the first minister.
He revealed that Mr Robinson, a Spurs and occasional Chelsea supporter teased him whenever his favourite football team Manchester United lost.
"He sort of gloats about it which I don't like," he said.
"But I'm still confident that United will win the premiership this year and the probably the champions league as well, with Chelsea trailing behind them. Don't say that to Peter."
つまり、マーティン・マクギネスがマンUのサポで、スパーズ・サポ、時々チェルサポ(←え)のピーター・ロビンソンは、マンUが負けるとニヤニヤしてマクギネスにいらんことを言う、と。そしてマクギネスは「でも今年のプレミアはうちがいただきます。CLもいただきます。チェルシーよりうちが上です。あ、これはピーターには言わないように」と語った。
……何なんでしょう、この和気藹々ムードは。(@_@)
むろん、「北アイルランド和平」の「進展」を印象付けるための演出がかなり入っているとしても、この2人、20年前はひどく暴力的な形で敵対していたのであって……。まあ、20年前は「サッカーのサポ」もこんなに和気藹々とはしていなかったかもしれないけど。
というわけでこの記事、北アイルランド自治政府の正副ファーストミニスターが2人揃って、東ベルファストの小学校を訪問し、学童のインタビューを受けるというBBCの企画を報じるものなのですが、お茶ふきポイントはマンUだスパーズだチェルシーだだけではなくて……。
The first minister, Peter Robinson, had already warned the boys to expect long answers from Mr McGuinness.
ピーター・ロビンソンは、子供たちに、マクギネスは話が長いからね、と警告していた。
And unusually, the student reporters left the Sinn Féin minister a little stumped by asking him what he would do if he wasn't a politician.
そして、常にないことだが、子供レポーターの質問でマクギネスは少し困惑することになった。政治家になっていなかったら何になっていましたかという質問だ。
……凄腕の(以下略。
"That's a big question." he said. "It's hard to know what I would be if things had have been different... I think I would have liked to be involved in the teaching profession."
「それはまたすごい質問ですね」とマクギネスは言った。「状況が違っていたら自分がどうなっていたかは難しいところで……そうですね、教職に就くことを考えていたかもしれませんね」
Mr McGuinness was asked what he would do differently if he could re-run his career.
キャリアをやり直せるとしたら、どういうことを違うふうにやりますかという質問も受けた。
He gave a rather general answer - that he regretted that the Troubles - and their causes - had happened.
マクギネスの答えはかなり漠然としたものだった。つまり、紛争のあったことは――そしてその原因も――遺憾に思っている。
The young reporters asked a range of questions on everything from the economy to the latest murder of two soldiers and a policeman by dissident republicans.
子供たちは、経済問題から最近起きた非主流派リパブリカンによる兵士2名と警官1名の殺害事件におよぶまで、幅広い質問をした。
Mr McGuinness said the violence had strengthened power-sharing and the parties' resolve to make it work.
マクギネスは、暴力がパワーシェアリングを強化し、パワーシェアリングを成功させようという(シンフェイン)党の決意もますます固くなったと述べた。
せんせい、むずかしいです。
一方、ピーター・ロビンソンは「3つの願い」を訊かれて、第一に平和、第二に繁栄、そして第三に……
"I suppose that Glentoran win the league this year," he said.
「今年(北アイルランドの)リーグでグレントランが優勝すること」と彼は述べた。
スパーズに、チェルシーに、グレントラン。一体いくつのチームをサポしてるんでしょう、この人は。
最後にたたみかけるように爆笑ポイント。
He was asked what the best thing was about power-sharing with Martin McGuinness, but seemed to focus instead on what was difficult about it.
マーティン・マクギネスとパワーシェアリングしていてよいことは何ですかという質問を受けたが、ロビンソンはよいことではなく難しいことを語った。
ちなみに、ロビンソンは政治家になっていなかったら、不動産業者として今ごろは大変だっただろうと答えたそうです。(元々、職業は不動産業者。)
で、教職でも不動産業者でもマンUでもチェルシーでもスパーズでもグレントランでも何でもいいから、この問題(↓)をスッキリ片付けてください。あと言語法の問題も。私が忘れてしまいます。
No decision on justice minister post, says Ford
By Noel McAdam
Saturday, 21 March 2009
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/politics/no-decision-on-justice-minister-post-says-ford-14237714.html
文中に貼り込んだティーカップの画像は、「M/Y/D/S イラスト素材百科」さんからお借りしました。
http://clipart.sakura.ne.jp/tablewares/teacup/
タグ:北アイルランド
※この記事は
2009年03月26日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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