やるんなら、英国が(というかブレア政権が)強引に「21世紀の最初の年」ということにした2000年とか(<「ミレニアム・ドーム」の件)、全世界的に「21世紀の最初の年」ということになっていた2001年とかにやればいいのに、と思わなくもないけれども、切手のデザインがかわいいからいい。
AFP BBの記事(日本語):
これだけでは情報量が少なすぎるので、英メディアも見てみた。
ガーディアン:
Mini and other British design classics put their stamp on the post
Royal Mail unveils special stamps for 2009
Sam Jones
guardian.co.uk, Monday 29 December 2008 14.50 GMT
http://www.guardian.co.uk/uk/2008/dec/29/mail-stamps-design-british
記事の文章がオシャレすぎてちょっと読みづらいが(殺伐とした記事ばかり集中的に読んでいるので、こういう書き方のものが読みづらく感じられるだけかも)、要点としては、このシリーズの切手に登場するBritish designは:
- 「ミニ」 Mini (車。デザイナーはSir Alec Issigonis)
- 「コンコルド」 Concorde (超音速旅客機。デザイナーはAerospatial-BAC)
- ミニスカート miniskirt (たぶんマリー・クワントのだろうなあ)
- 赤い電話ボックス K2 telephone box (デザイナーはSir Giles Gilbert Scottで、ピンク・フロイドのアルバムのジャケで豚が飛んでたバタシー発電所も手がけている)
- ロンドン地下鉄マップ London Underground map (デザイナーはHarry Beck)
……など10種類、らしい。発売は1月13日。
2月は、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』から150年ということで、ダーウィンの切手。ちょっと予言してみると、この切手を貼ったお手紙は、ファンダメさんに送れば嫌われ、無神論者に送れば喜ばれるでしょう。(「予言」ではない。)
6月には「架空の生物 mythical creatures」が特集され、マーメイドなどが切手になる、らしい。(マーメードでmade in Britainって何だろう。)むしろここはネス湖のあれに期待したいところ。
また、1月には生誕250年となるロバート・バーンズの切手がバーンズ・ナイトにあわせて発行される。(バーンズの切手は90年代に出たのを持ってるけど、あれは何かの記念だったのかなあ。普通に切手を買ったら出してくれたので何も考えなかったのだけど。)
スコットランドの次の月はウェールズだそうです。ということはその次の月は北アイルランドなのね、と思わせておいて、3月は産業革命のパイオニアを特集。ジョージ・スティーヴンソンなど。4月にはテューダー家特集ということで、ここらへんの肖像画が切手になるのだろうか。なぜかはわかりません。
5月には絶滅の危機にある植物の特集。今年秋かな、日本から何らかの形で入り込んだイタドリがものすごい勢いで繁殖していて、元々あった植物が危ない、という記事を見た記憶もあります。
8月は郵便ポスト、9月は消防の制服と英海軍の制服の切手が出るそうです。
BBC in pictures:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/7802557.stm
画像4点。コンコルドと電話ボックスとダーウィン(ジグソーパズルのピースの形になってる。テレグラフによると、シリーズの6枚がつながるとか)とスティーヴンソン。
なお、テレグラフによると、バーンズは2月で(バーンズ・ナイトは1月24日)、3月がウェールズだそうです (St David's Dayに間に合う、とか書いてある)。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/3998575/Red-telephone-box-takes-place-alongside-Mini-and-the-miniskirt-in-design-classics-stamp-series.html
ロイヤルメイルのサイト:
http://www.royalmail.com/
↑切手について、何か詳しいことがわかるかなと思ってみてみたのですが、特に何もなし。4月から英国内の郵便料金が3ペンス値上げされます、というお知らせはあったんですが――ファーストクラス、つまり速達が39p、セカンドクラス、つまり通常便が30pとのこと。ほんと、郵便だけは、£1=200円の旧どんぶり勘定レートで計算しても日本より安いよね。
……ってなところで、もう今年は見ないだろうな、為替レート:
……えー。(^^;)
※この記事は
2008年12月30日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
【todays news from ukの最新記事】
- 英国での新型コロナワクチン認可と接種開始、そして誤情報・偽情報について。おまけに..
- 英ボリス・ジョンソン首相、集中治療室へ #新型コロナウイルス
- "Come together as a nation by staying ap..
- 欧州議会の議場で歌われたのは「別れの歌」ではない。「友情の歌」である―−Auld..
- 【訃報】テリー・ジョーンズ
- 英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味..
- ロンドン・ブリッジでまたテロ攻撃――テロリストとして有罪になっている人物が、なぜ..
- 「ハロルド・ウィルソンは欧州について中立だった」という言説
- 欧州大陸から来たコンテナと、39人の中国人とされた人々と、アイルランドのトラック..
- 英国で学位を取得した人の残留許可期間が2年になる(テリーザ・メイ内相の「改革」で..
![英国の「20世紀のデザイン」切手シリーズが2009年に発売される。(付:今日の為替レート): tnfuk [today's news from uk ] http://nofrills.seesaa.net/article/111926758.html?1465114779](http://kwout.com/cutout/x/pc/t5/az8_bor.jpg)































