Alessandro has been confiscated by the United States border patrol.
※パーマリンクはnin.comの非公式アーカイヴで:
http://ninblogs.wordpress.com/2008/08/01/hour-long-border-crossing-interrogations-at-330am-make-leo-very-angry
Nine Inch Nailsは1週間ほど前から北米ツアー中で(セットリストとか写真とかははてなダイアリにまとめてあります)、ここしばらくはカナダと米国を行ったり来たりする日程で、今日は公演後カナダから米国に入るんですが、そのボーダーコントロールでNINご一行様が1時間ひっかかった(機材が多いからなあ……楽器やアンプなどだけでなく、今回はごっつい照明機材を持って移動しているので大変だろうと思う)という話で、「アレッサンドロは入管に拘束された」と。ただしdetainedではなくconfiscatedと書いているので、冗談ではないかとの見方もできる。また、仮に入管でひっかかったのだとしてもパスポートに問題がなければすぐに解放されるはず。
「アレッサンドロ」(アレッサンドロ・コルティーニ)はイタリア人で、米国在住歴は長い(たぶん10年以上)けどパスポートはイタリア。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alessandro_Cortini
関係各所を見ると「ロブ(注:投稿者。NINのフォトグラファー)の冗談でしょう」という受け止め方がかなりあるのだけれど、ほんとだったらややこしい。NINはまだ今後も米カナダ国境越えがある(3日にシカゴのロラパルーザに出たあと、5日にオンタリオ、7日からはUS)。
http://tour.nin.com/
で、7月29日のカルガリーで、Echoplexのときに機材トラブルが発生して演奏中断→やり直しになったのだけど、そのときに間つなぎでトレント・レズナーがしゃべったときのビデオ。
http://uk.youtube.com/watch?v=CNCu00e6hLs
観客の歓声にかき消されてほとんど聞こえないのだけれど、コメント欄で誰かが可能な範囲で書き起こしをしてくれている。「機材トラブルです、すみません、いろいろ複雑で」とか「今回のツアーではこれまでカナダの日程が多くて、大変に楽しんでます」みたいなことだけではなく、「数日後にはまたブッシュの元に戻らねばならず」とか(ここで観客ブーイングで応える)「あのアホがあとまだ数ヶ月」とか。
それと、31日のウィニペグ公演では、この事件の影響で車が動けなかったらしいという話も。経路が同じ(エドモントンからウィニペグ)。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/7535840.stm
ああしかし、NINがアメリカのイミグレでひっかかるとは、ひどいブラックジョークだ。
タグ:NIN
※この記事は
2008年08月01日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。