要点だけ書くと、カラジッチはセルビアの首都(ベオグラード)で集合住宅に住んでいて、まったくふつうに生活をしていたそうだ。職業は、「代替療法の先生」。
まずは日本語記事、AFP BBさんから:
![カラジッチ逮捕の記事: tnfuk [today's news from uk ] http://nofrills.seesaa.net/article/103438678.html?1463701175](http://kwout.com/cutout/7/vv/2j/bqs_bor.jpg)
カラジッチ逮捕の記事: tnfuk [today's news from uk ] via kwout
[コード消去・代替画面挿入/2016年5月]
上記記事の下の方から引用:
カラジッチ被告の診療所に来ていた患者らは、自分たちに治療を施していた男性が「欧州のウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)」(ある米国外交官)と呼ばれているとはまったく知らなかったという。
「欧州のビンラディン」ってのは、そのクリニックの患者じゃなくっても知らない可能性が高いと思いますけど。(米国が勝手につけたあだ名でしょう。)
しかし、記事を見るたびに写真を目にするのだが、あまりに別人すぎて笑ってしまう。笑い事ではないのだけれど、この人の場合はディテールがあまりにすごい。
BBCもいいまとめ記事を出しているが:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7519039.stm
ガーディアンがよくまとまっていて非常に読みやすい記事を出している。
The healer on the 73 bus, Europe's most wanted man
Julian Borger in Belgrade and Ian Traynor
The Guardian, Wednesday July 23, 2008
http://www.guardian.co.uk/world/2008/jul/23/radovankaradzic.warcrimes2
いわく、「73番のバスに乗っていたその老人は、宗教家のような風体だった。もしゃもしゃした白いひげで顔の半分が隠され、出ている部分はさらにレンズの分厚い眼鏡で覆われていた。白い髪は頭のてっぺんで小さく結われ、後頭部でまとめられていた」。
で、このあとに、「警官がそのバスに乗り込んで逮捕したとき、ドラガン・ダビッチと名乗っていたその男は抵抗せずおとなしく連行された」とか、「セルビアの戦犯検察長は逮捕は月曜だったと述べているが、カラジッチの弁護士は、実は逮捕は金曜日の夜になされており、カラジッチは3日間外部との連絡を絶たれた状態にあったと述べている」とか、「弁護士は、ドラガン・ダビッチことカラジッチがバスを降りたとき、警官のことをバスの検札係だと思っていたが、実際には目隠しをされて車で連行されたと述べている」とか、なんかいろいろと裏のありそうなことがしばらく書かれている。
そこらへんのことを考えるとちょっと頭がもやもやもやとしてくるのだが(コロンビアのFARCに誘拐され拘束されていたベタンクールらが解放されたときに、FARCに潜入していた工作員が「人質を偉い人のところに連れて行く」と言ってFARC側を騙してヘリに乗せたのだが、そのときにコロンビア軍が赤十字に変装していたとかいうのが明らかになったばかりだ)、とりあえず記事の先を読む。
逮捕が行なわれたのがいつであるにせよ、ほどなく、欧州でホロコースト以来最悪の人道に対する罪で起訴されている男は、普通の生活を送って潜伏していたということが明らかになった。彼はニューエイジ系の薬について説明し、ネットでお守りを販売していたのだ。かつてのがっしりした体格は年齢を重ねたために小さくなっており、目はひげの奥に隠れていた。昔のカラジッチの面影といえば、鉤鼻と濃い眉毛くらいになっていた。ボスニア戦争を取材したベオグラードの記者も、「カラジッチには何度もインタビューしていますしよく知っていますが、あれでは、街ですれ違っても気付かないでしょう」と述べている。
「ビフォー・アフター」の写真は、BBCの記事にあるのが特にすごい:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/876084.stm
※お茶ふき警報出しときます。「アフター」のほうは、あまりに「怪しいおっさん」すぎて、すれ違っても「ああ、怪しいおっさんがいる」としか思わないだろうなあ。
※あとBBCのin pictures(下記)では、逮捕を報じる新聞の一面とか、街の様子とかも。(一部、上のAFP BBの記事に使われている写真とかぶってますが。)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/7518646.stm
という調子で、ガーディアンの記事では「誰もがあまりの変わりっぷりにびっくりしている」という感じなのだが、記事ではカラジッチが身を隠していた「ニュー・ベオグラード」にも注目している。つまり社会主義時代に建設されたコンクリートの団地で老朽化が進んでいて、何ら特徴というもののない大きな通りが走っていて、この世界でこれほど特徴のない場所はないだろう、と。(カラジッチは、昔は豪邸に住んでいたのにね。)
しかし身を隠してから12年、どこかでカラジッチはその匿名性に耐えられなくなったことは明らかだ、とガーディアン記事は指摘している。「カラジッチ元大統領は常にショーマンであり、おしゃれで、戦前のサラエヴォでは文学サロンで自作の詩を朗読することを好んだアマチュアの詩人だった」。
実際、セルビア正教で修道僧のふりをしていたとか、女装したこともあったとかいう報道が為されているようだが、大胆なことに、彼は「代替医療のダビッチ先生」として講演活動なども行なっていた。隠れてたわけじゃない。代替医療で彼が話をしたときの映像がBBCに上がっている(音声はあるがもちろんセルビア語なのでまったく不明、何の会議なのかも不明だが、彼がこうするようになった経緯について詳細は下の方に)。カメラが近くまで寄っているのに、「ダビッチ先生」は動じていない。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7520306.stm
※音声付のBBCのニュースレポートは(5分くらい):
http://news.bbc.co.uk/2/hi/7518637.stm
カラジッチは元々大学の医学部で精神医学をおさめ、精神科医として働いていた人物だ。逃亡者という身になってから、彼はその経験を生かして「ダビッチ先生」となり、「生命の力 (the life force)」、「生エネルギー (vital energies)」、「パーソナル・オーラ」といった東洋の思想を取り入れて代替医療の分野で活動を始めた。彼は、頭頂部で結った髪は、環境からいろいろなエネルギーを引き寄せるのだと人々に語っていた。(あまりにも典型的に、「怪しいおっさん」だ……。おなかがいたい。)
そして「ダビッチ先生」としてPsy Help Energy(精神を助けるエネルギー、というような意味)という名のウェブサイトを作り、そこで「私たちの内部と私たちの周囲の自然の力は相互に作用を及ぼしあっています。科学の最先端分野でそれが明らかになっています。この分野で経験を積んだ専門家があなたをお手伝いします」的に売り出していたとのこと。提供されるサービスにはほかに、鍼、ホメオパシー、量子医学 ("quantum medicine")、伝統的民間療法。また、Velbing (英語で wellbeing の意味、つまり「幸福」) と名づけたネックレスやら、健康増進の効果があり、「有害な放射線」から「身を守る」お守りやらを販売していたという。
……「戦争犯罪」とはジャンルが違う、ジャンルが。(^^;) 実際、あのボスニア紛争の当時、その10数年後にこんなエセ科学だかエセ宗教だかわかんないような話が絡んでくることになると、誰が想像しえただろう。
スレブレニツァの虐殺……は、1995年7月のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニツァで発生した大量虐殺事件であり、ラトコ・ムラジッチに率いられたスルプスカ共和国軍……によって推計8000人のボシュニャク人が殺害された。この時、スルプスカ共和国軍に加えて、セルビアから来た準軍事組織「サソリ」……が虐殺に加担していた。
――ウィキペディア、「スレブレニツァの虐殺」の項より
なお、「ダビッチ先生」のサイトには住所は書かれておらず、連絡先として掲示されていた2つの電話番号はいずれもプリペイドの携帯電話で、現在は不通である、とのこと。
ここまで詳しく書かれると検索したくなっちゃうじゃないの。ねぇ。。。
http://www.psy-help-energy.com/ ←まだつながるよ!魚拓も取っといたけど。
右肩に、リンクはってないけど "ENGLESKI" とあるのは、「英語版も作れるほど内容のある最先端の科学です」のアピールのつもりだったのかもしれない。さすがに実際に英語サイトをやるほど大胆だったとはちょっと思えないので。(米国と英国が血眼で捜していたのだから。)
いずれにせよ、たとえ「先生」の素性が怪しくても、「先生」がカリスマ性があってそれっぽいことが言えてればそれなりの「効果」は感覚的に得られるのだろうし、ある程度の顧客はついてきたのだろうから、身を隠すにはもってこいだったのかもしれない。それに、セルビアにはこういうのが広まる素地もある。紛争(戦争)で多くの人が殺し殺され、人心は荒廃し、それまでの社会のつながりは「民族主義」で断ち切られ、一般的な「信用」や「信頼」がとても難しくなり、さらには英米が劣化ウラン弾を……紛争の6年前、1986年には地理的に近いウクライナで未曾有の原発事故が起きてもいる。そこで「健康」産業とは、目の付け所がシャープすぎる。
それだけでなく、「ダビッチ先生」は『健康と生活』という(ような)雑誌の編集長に、私の仕事のことを取り上げてくださいと売り込みをしかけていたという。編集長は「独特の風体の男が来て、自分は何軒かの私立診療所でフリーランスとして施術をしているのだが、記事を出したいと言うのです。男の話では『私は学位を持っているが、今はその証明が手元にない。前の妻が持っているのだが、彼女は米国に住んでいる』ということで、こちらからは学位証書がないのなら精神科医として誌面で紹介することはできませんが、『スピリチュアル研究家』として掲載するというのはいかがでしょうか、と言いました」と述べている。こうして「ダビッチ先生」の書いたホリスティック・ケアについての論考が、『健康と生活』誌に掲載された。これがきっかけで、彼は代替医療の討論会などに出席するようになったのである。10月には、正教会の聖職者の行なう黙考(silent contemplation)と、東洋の瞑想とを比較する内容のレクチャーを行ない、今年の5月23日には、ベオグラードでの『健康と生活』誌のフェスで、ダビッチ先生の「内なるエネルギーを育てる」というプレゼンテーションがあったらしい。(笑いすぎておなかがいたい。)
こういうふうにして出席した会議を撮影したビデオの一本が、上に例示したBBCのサイトに掲示されているものだ。
ガーディアンの記事は、「こういった機会に撮影されたビデオでは、穏やかな口調で話すこの老人が、軍司令官カラジッチがかつて座っていたのと同じ座り方をしているのが確認できる。つま先を内に向けて、靴底の外側の縁を地面につけて腰掛けている」という細かい点にも注目している。おそらくそういう話が記者会見なり何なりであったのだろう。
そして、カラジッチの「扮装」は外科的手術ではなく髭などによるもので、そのことから、彼は旧政権に近しい情報当局の保護を受けていたわけではないと考えられる、と記事は指摘している。
で、実は当局はムラジッチを追っていたのだが、ムラジッチを支援していると思っていた人たちをたどっていったらカラジッチにたどりついた、ということらしい。「ダビッチ先生」にとってはとんだヤブヘビともいえるかもしれないけれども、背景解説/分析を読むと、遅かれ早かれカラジッチの逮捕→ハーグ行きは実現していたものと思われる。というのは、セルビア国内の流れが大きく変わっているから。
つい最近まで、セルビアはウルトラ・ナショナリストがやたらと元気で、この5月の総選挙でも、選挙前は「ウルトラ・ナショナリストが勝つ見込み」と報じられていた。しかもバックはロシア、それも「(実質的に)プーチンのロシア」で怖いの何の、という感じだった。しかし開票してみたら、勝ったのは親EU(EU加盟推進)の勢力だった。そして6月には、カラジッチやムラジッチと同じく戦争犯罪で身柄が手配されていたStojan Zupljaninが逮捕された。これなんかは、セルビア警察がようやく本腰を入れて戦争犯罪での手配者を追い始めたということだとも解釈されるのだが、この解釈が正しいのかどうかはわからない(私もBBC程度しか見てないので)。
実際、「新政府は発足して2週間で、セキュリティ・サービスのパージを始めたと言われている」、「先週末になって、ベオグラードのマフィアを一網打尽にした捜査官が、セキュリティ・サービスのトップに任命された」(これまでトップをつとめていたのは、民族主義者であるコシュトニツァに近い人物だった)とガーディアン記事にある(同じようなことは多分BBCのNick Thorpeによる解説記事、"Karadzic arrest signals new direction"にも書かれていると思う。まだ読んでないけど)。
また、バルカンでの指名手配者追跡に長く関わっている西側の捜査官がガーディアンに語ったところによると、たった数ヶ月前にはカラジッチの居場所もわかっていなかったという。
そして今回の逮捕は、確かに、「新しい政府」の幕開けとして、国内的にも国際的にもインパクト十分だ(BBC記事ではそういう方向で解説されている)。ただし、新政権発足からまだ2週間で、新長官就任からまだ数日という段階での今回の逮捕は、単にコシュトニツァ派が沈む船から逃げ出しているだけではないかとの分析もあるとのことで、偶然のタイミングなのかどうなのかわからない。AFPでは「外国情報機関からの通報によって」逮捕された、とあるのだけれども。
なお、ウルトラ方面がどう動くかはまだわからない。ロシアの旧KGBが本当にリトビネンコ暗殺事件などというとんでもないことを遂行する能力があるのなら、などと考えてしまうのは、スパイ小説の読みすぎだけれども。
しかし「ダビッチ先生」、何度見ても笑えるなぁ……笑っちゃいけないんだけど、あまりに絵に描いたようなニューエイジの人だから。1945年生まれだそうだから63歳か。うーん。
追記:
1. カラジッチとはどういう人物かについてのガーディアン写真特集:
http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2008/jul/22/radovankaradzic.warcrimes
全22点。社会的コンテクストが豊富で、よい特集だと思います。7枚目がスゴい。
2. カラジッチとはどういう人物かについてのデイリー・テレグラフ記事:
Radovan Karadzic: from small-time swindler to war criminal
By Julius Strauss
Last Updated: 5:05PM BST 22 Jul 2008
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/serbia/2445534/Radovan-Karadzic-from-small-time-swindler-to-war-criminal.html
15歳でカラジッチがモンテネグロからサラエヴォに出てきてから、大学に行き、学生運動をし(軸はぶれてたらしいけど)、精神科医となり、やがて社会主義体制下で政治家となり、あの殺戮と破壊に関わり、ミロシェヴィッチのデイトン合意で権力を失うまでの経緯が、「読ませる文章」で書かれている。細かいエピソードが興味深いのと、特に「ムスリムへの敵視」の描写、そして「コミカル・アリ」を凌駕するものすごい嘘と言い訳(ブラディ・サンデー事件のときの英軍に匹敵する):
When Westerners headed to Pale, Karadzic's new headquarters, for explanations they were met with more shameless and outrageous lies.
"We don't have a single sniper in Sarajevo," Karadzic told one Western journalist in July 1992, when the siege was in full swing. "Only the Muslims use snipers. We have to take them down with artillery and since we were not ready for this war, our gunners are badly trained. They often miss and hit the wrong building. They need more practice. We're working on it."
しかし、この記事は、次のBBCのKate Adie記事と食い違っている点が目に付く。書いている人は実際にボスニア紛争を現場で見たジャーナリスト(現在は引退)。
http://www.juliusstrauss.com/biography.htm
http://www.juliusstrauss.com/10/index.htm
3. カラジッチとはどういう人物かについて、ボスニア紛争を現地から伝えた戦争記者、Kate Adieの談話:
'He was a smart, rather vain man'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7519432.stm
テレグラフのJulius Straussが、巧妙に、あるいは計算せずに主観を交えてぐいぐい書いているのと比べると、ものすごく慎重。
Adie said that, as a reporter, she would not pass personal judgement on Mr Karadzic.
"But he's one of the great architects of the conflict, a man who could have stopped things, who was clever enough and was involved in negotiations at the beginning of the conflict which could have led to a shortening of the war.
"He was clearly smart, rather vain and pompous at times. He would insist on reading me poetry, his poetry. He was a known poet."
His poetry, however, was in Serbo-Croat, which Ms Adie did not speak, "so I'm afraid it didn't have that much effect on me".
最後はICTYについてのあまり明るくない展望で締められている。
追記2:
Karadzic 'aims to defend himself'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7521383.stm
カラジッチはハーグでは弁護士立てずに自分でやるつもりだそうです(ミロシェヴィッチと同じように)。記事の後半に、セルビアがEUについてどう考えているかがかなり詳しく記述されています。
それとお茶ふき警報:
"He has asked for a haircut and a shave," Mr Vujacic (Mr Karadzic's lawyer in Belgrade) told Reuters news agency. "Today I expect to see him with his hair short and no beard."
つまり、「カラジッチは散髪と髭剃りを頼んでいるので、今日会うときは短髪で髭のない姿だろう」と弁護士がロイターに語った、とのこと。というわけで、「怪しいおっさん」はこれが見納めということで。
しかし患者さんたちのショックが心配になってきた。代替医療に頼るような状態で、この現実は厳しすぎるだろう。「ダビッチ先生」はスピリチュアルなところで格上もしくは別格だと受け取られていただろうから(じゃなきゃニューエイジ系は誰もついてこないと思う)。
しかし、「怪しいおっさん」のビジュアルがあまりに強烈すぎて何も考えられない。
ガーディアンのボスニア紛争取材記者、Ed Vulliamyによるものすごく長い記事。
The edge of madness
http://www.guardian.co.uk/world/2008/jul/23/radovankaradzic.warcrimes
長いだけでなく、書かれていることの強烈さと(あまりにも凄絶な、「殺人」の記録、それも何件もの)、書き込まれている感情の激しさとで、読むのがしんどい記事。「分析」でもないし「解説」でもない。
これを読んで、そして、だからトニー・ブレアとビル・クリントンは「人道的介入」を行なったのだ、知識人もそれを支持したのだ、ということを思い出すと、どうしたらいいのかわからなくなって思考停止してしまう。
西側によって「主犯」として悪魔化されたソロボダン・ミロシェヴィッチはもういない。
今回のこの「逮捕」を見せる派手な興行(BBCのトップページのぶち抜きレイアウトもそうだし、「代替医療の先生」としてのカラジッチの姿を見せるビデオの公開もそうだが、これは「興行」だ)を、組み合わせのあまりのありえなさとしょうもなさにすっかりやられながら見ていたのだけれど(そりゃもう、「エロなしのタブロイドで王室のゴシップを読むミドルクラスの主婦」という典型と同じ目線で)、ガーディアンのこの記事を読んで、これはひょっとしたら新たな「スタア」の登場なのではないかとふと思う。
だって、この大々的な報道を見た人はみなきっと、「あの怪しいおっさん」のことを記憶の片隅にとどめる。いくら今日髪を切って髭を剃り落とそうとも。
というか、「代替医療」のインパクト(もしくはそれとスレブレニツァなどでの大虐殺とのギャップのインパクト)があまりに強烈なのだが。
業務連絡:
この記事、トラバスパムがひどいので、申し訳ありませんが、しばらくはトラバをOFFにしておきます(そのまま忘れて放置してしまうかもしれないけど)。トラバの代わりにコメント欄でお知らせいただけますと幸甚です。
タグ:カラジッチ逮捕
※この記事は
2008年07月23日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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