やあみんな! ランダム再生って、プレイヤー立ち上げて最初にかかる曲でその日の運勢占いとかできそうな気がするよね! じゃあ今日の1曲目、はりきってゴー! ……
The Wolfe Tones, "The Rifles of the IRA"
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Rifles_of_the_IRA
……あー…… (^^;)
CD:
![]() | Rifles of the I.R.A. Wolfe Tones 曲名リスト 1. Slievenamon 2. In Garran Na Bhile 3. Four Seasons 4. Row in the Town (Erin Go Brath) 5. God Save Ireland 6. Sun Is Burning 7. Big Stong Man 8. Rifles of the I.R.A. 9. Skibereen 10. Sweet Carnlough Bay 11. Ships in Full Sail 12. Sean Tracy 13. Holy Ground 14. Uncle Nobby's Steamboat Amazonで詳しく見る by G-Tools |
このCDのジャケの写真は、Tim Pat Cooganの "The IRA" の表紙と同じで、この本の口絵のキャプションによると:
On the brink of the Civil War, ant-Treaty I.R.A. gunmen patrol Grafton Street, Dublin, July 1922 (Hulton Picture Library)
つまり、アングロ・アイリッシュ条約締結後に、「中途半端な条約」に反対して分派したIRAの人たち(『麦の穂をゆらす風』のデミアン・オドノヴァンのほう、テディではなく)が、ダブリン中心部のグラフトン・ストリートをこうやってライフルを持って「パトロール」している様子。
このレベル・ソング (The Rifles of the IRA) は1920年ごろのことを歌ったもので、このIRAはProvisional IRAとは完全には一致しない、旧IRAなんですけど、いずれにせよこれで運勢を占うのは避けたい……(と日和見する)。
音楽は「軽快なアイリッシュ・トラッド」という感じですが、歌詞は「1916年に英軍がダブリンを攻撃したが、1921年にはブラック&タンズはダッシュで逃げ出した、IRAのライフルから逃げ出した」、「マンスターからレンスターへ、コノートからアルスターへ、ブラック&タンズは暴虐の限りを尽くし、女を撃ち子供を撃って歩いた。しかしダッシュで逃げ出した、IRAのライフルから逃げ出した」、「奴らはケヴィン・バリーを吊るした、まだ18歳だったのに。火を放たれたコークの街、夜空を焦がすその炎、だが恐れを知らぬ我が勇者たちが手榴弾で待ち伏せ攻撃、そしてタンズはダッシュで逃げ出した、IRAのライフルから逃げ出した」といった感じです。
ブラック&タンズ(英軍の「死の部隊」)については:
http://nofrills.seesaa.net/article/27719007.html
「吊るされた」ケヴィン・バリーについては:
http://nofrills.seesaa.net/article/28150579.html
Secret Garden, "You Raise Me Up"
http://en.wikipedia.org/wiki/You_Raise_Me_Up
日本でも薄型テレビのCMで使われてるし、そのCMがスタートする前からだっけ、スケートの荒川さんが使っていた曲。カヴァー多数あるけど、これがオリジナル。ノルウェーのネオ・クラシックのデュオが歌っているが、歌詞を書いたのはアイリッシュの小説家。昨年5月の自治政府再起動のセレモニーで、Sky is the Limitというハンディキャップのある子供たちの合唱隊がこの曲を歌っていた。あとでこの子供たちと握手をするイアン・ペイズリーの、「闘士」でも「政治家」でもない、「孫に囲まれるおじいちゃん」のような様子が非常に印象に残っている。
歌詞は:
http://www.secretgarden.no/lowband/words_music/l_you_raise_me_up.html
![]() | Once in a Red Moon Secret Garden 曲名リスト 1. Awakening 2. You Raise Me Up 3. Silent Wings 4. Greenwaves 5. Invitation 6. Duo 7. Belonging 8. Gates Of Dawn 9. The Promise 10. Fairytale 11. Once In A Red Moon 12. Elegie Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Black 47, "James Connolly"
http://en.wikipedia.org/wiki/Black_47
http://www.last.fm/music/Black+47/_/James+Connolly
http://www.stlyrics.com/songs/0-9/47black5150/jamesconnolly793962.html
……あー、またレベル・ソングか。今日はそういう日だな。(どういう日だよ。)
Black 47はUSのニューヨークの人たちのバンドで、バンド名の「47」は「1847」のこと、つまりいわゆる「ジャガイモ飢饉」。USのアイリッシュ・リパブリカニズムのサポーターの間でどのような空気があったのかを知るには、この人たちの楽曲は資料的にいい。音楽的にどうのというのは好みもあるのでここでは度外視。
James Connolly (ジェイムズ・コノリー) は、1916年のイースター蜂起の「首謀者」のひとりで、蜂起の「鎮圧」後すぐに銃殺刑に処せられた社会主義者。1868年(1848年の「革命」の20年後)、スコットランドのエディンバラで、アイルランド人(移民)の家に生まれ、スコットランドの政治とも深く関わり、「何語でもない」エスペラント語の運動にも関わった。Black 47の曲で「経済的独立 economic independence」とシンガーが叫んでいるが、コノリーの主張の核がそれで、コノリーの主張については、映画『麦の穂をゆらす風』で鉄道員のダンが熱く語っている場面がある。
コノリーについては、これ以上書こうとするととんでもなく時間を食うのでこのへんで。あ、歌詞の最初に出てくるthe Starry Ploughはソーシャリストのシンボルで、今も北アイルランドの小政党(「政党」というより「政治団体」かも)が使ってます。詳細は基本的なことを間違いの内容調べるだけでも時間を食いすぎるので省略。
![]() | Fire of Freedom Black 47 曲名リスト 1. Livin' in America [Fordham Road 8:00 AM] 2. Maria's Wedding 3. Rockin' the Bronx 4. Fanatic Heart 5. Funky Ceili [Birdie's Song] 6. Fire of Freedom 7. James Connolly 8. Livin' in America [Bainbridge Avenue 2:00 AM] 9. Banks of the Hudson 10. 40 Shades of Blue 11. New York, NY 10009 12. Sleep Tight in New York City/Her Dear Olf Donegal 13. Black 47 14. Livin' in America Amazonで詳しく見る by G-Tools |
The Irish Tenors, "The Town I Loved So Well"
またクラシック系か。「レベルソング→クラシック系→レベル→クラシック系」って何だよこのプレイリスト(笑)。
曲は「クラシック」ではないんだけど。いろいろな人が歌っています。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Town_I_Loved_So_Well
プレイリストにThe Irish Tenorsを入れたのは、たぶんこの曲の音源はfinetuneではこれしか見つからなかったから。
歌詞は多少の語句の違いはあるけれど:
http://www.metrolyrics.com/the-town-i-loved-so-well-lyrics-dubliners.html
There was music there in the Derry air
like a language that we could all understand
I remember the day when I earned my first pay
as I played in the small pick-up band.
There I spent my youth and to tell you the truth
I was sad to leave it all behind me
for I'd learned 'bout life and I've found me a wife
in the town I loved so well.
![]() | The Irish Tenors / McNamara, McDermott, Kearns, Tynan The Irish Tenors 曲名リスト 1. Minstrel Boy [With Overture] 2. Believe Me 3. I'll Take You Home Again, Kathleen 4. Mountains of Mourne 5. Too-Ra-Loo-Ra-Loo-Ral (That's an Irish Lullaby) 6. When You Were Sweet Sixteen 7. Will Ye Go, Lassie, Go? 8. Eileen Óg 9. Darling Girl from Clare 10. Danny Boy 11. Only Our Rivers Run Free 12. Grace 13. Town I Loved So Well 14. Old Man 15. Boolavogue 16. Galway Bay 17. When Irish Eyes Are Smiling 18. Spanish Lady 19. Love's Old Sweet Song 20. Danny Boy (Reprise) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Therapy?, "Where Eagles Dare"
Therapy? はベルファスト出身のバンド。90年ごろにバカ売れした、ポップじゃなくてごりごりした感じの音(「グランジ」系というか「ニューメタル」というか)をやってるUKのバンドではチャート常連だった。ワタシ的には最初に聞いたとき(サード・アルバムだったはず)にover-produced by Martin Hannettな感じ(ああいう音はマーティン・ハネットじゃないけど)もあって嫌いじゃないけど好きでもないという感じだったのだけど、とにかく当時のUK音楽メディアの常連で、インタビューはけっこうよく読んだ記憶がある。「ベルファストでは中学生が角のお菓子屋にたどり着くには、警察の所持品検査 (stop and search) を受ける」とかいうのは今でも覚えている。90年ごろだから、まだ「紛争」中です。finetuneにはMisfitsトリビュートのこのアルバムしか入っていないのだが、バンド名が一般名詞でCDを探しづらいことこの上ないので、初期のアルバムをリンク。
ファースト:
![]() | Babyteeth Therapy? 曲名リスト 1. Meat Abstract 2. Skyward 3. Punishment Kiss 4. Animal Bones 5. Loser Cop 6. Innocent X 7. Dancin' with Manson Amazonで詳しく見る by G-Tools |
セカンド:
![]() | Pleasure Death Therapy? 曲名リスト 1. Skinning Pit 2. Fantasy Bag 3. Shitkicker 4. Prison Breaker 5. D.L.C. 6. Potato Junkie Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ファースト&セカンドのコンピ(US盤):
![]() | Caucasian Psychosis Therapy? 曲名リスト 1. Meat Abstract 2. Skyward 3. Punishment Kiss 4. Animal Bones 5. Loser Cop 6. Innocent X 7. Dancin' With Manson 8. Skinning Pit 9. Fantasy Bag 10. Shitkicker 11. Prison Breaker 12. D.L.C. 13. Potato Junkie Amazonで詳しく見る by G-Tools |
サード:
![]() | Nurse Therapy? 曲名リスト 1. Nausea 2. Teethgrinder 3. Disgracelands 4. Accelerator 5. Neck Freak 6. Perversonality 7. Gone 8. Zipless 9. Deep Sleep 10. Hypermania Amazonで詳しく見る by G-Tools |
……この次がまたトラッドになっちゃって、その次がDavid Holmes(もう書いた曲)で、ごちゃごちゃすぎて疲れたので、今日はこのへんで終了。
エンベッド・プレイヤー:
もうちょっと音楽的にまとまりのあるプレイリストは
http://www.finetune.com/user/nofrills
で、NI Related以外。
一番下のが一番古くてなおかつ一番オーソドックスなロック(60年代中心、ブルーズ、ファンクの影響が強いグルーヴィーなのが多い)です。
下から二番目のはリスト名から明白な通り「PUNKでぶっ飛ばせ」で(初期パンク、ハードコアなど)やかましいの(Ministryなど)も入ってる。
下から3番目のは電子音系(Squarepusherなど)。
「POP」というリストは文字通りだけど、いわゆる「UKロック」な感じのが多い(Arctic Monkeys, Supergrassなど)。
「grindingly heavy」というリストはグラインドコア、スラッジコア、ドゥームメタルなどと呼ばれているものだけど、個人的にメタルではなくパンクなので、メタルで「マスト」というような曲はほとんどないと思います。
finetune.comは誰でも登録すればこういうプレイリストが作れて、パソコンとネット常時接続があれば「俺ラジオ」が楽しめるので、興味がおありの方はぜひ。
※このブログは暫定的にコメント欄をクローズにして更新しています。トラバはオープンです。→6月27日、コメント欄封鎖を解除。
※この記事は
2008年06月24日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
【todays news from uk/northern irelandの最新記事】
- 【訃報】ボビー・ストーリー
- 【訃報】シェイマス・マロン
- 北アイルランド自治議会・政府(ストーモント)、3年ぶりに再起動
- 北アイルランド紛争の死者が1人、増えた。(デリーの暴動でジャーナリスト死亡)
- 今週(2019年3月3〜9日)の北アイルランドからのニュース (2): ブラディ..
- 今週(2019年3月3〜9日)の北アイルランドからのニュース (1): ディシデ..
- 「国家テロ」の真相に光は当てられるのか――パット・フィヌケン殺害事件に関し、英最..
- 北アイルランド、デリーで自動車爆弾が爆発した。The New IRAと見られる。..
- 「そしてわたしは何も言わなかった。この人にどう反応したらよいのかわからなかったか..
- 「新しくなったアイルランドへようこそ」(教皇のアイルランド訪問)






































