kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2019年11月11日

はてなブックマークでわけのわからないスターがつけられている場合、相手はスパマーかもしれない。

追記(11月16日夜): この件、気になっていた方が相当多くいらしたようで、本エントリのはてなブックマークのブクマ数が100を超えています。多くの方に情報共有していただけているようで何よりです。はてな社への通報の際など、「このスパムです」ということで当ブログのURLを提示していただいてもかまいません。
https://b.hatena.ne.jp/entry/nofrills.seesaa.net/article/hatebu-spam-hatenastar.html

しかるに、当ブログではこういう事情ではてなブックマークのコメント(ブコメ)一覧を非表示にしてあります。また、現在、はてなブックマークではブコメ一覧非表示にしたブログは、ブログオーナーでもブコメの確認ができなくなっています。そのため、ブコメでご指摘いただいた場合も、当方では把握のしようがないことをご了承ください。一部はてブユーザーさんのようにはてブとTwitterを連動させている場合はTwitterで確認できるので、本エントリ末尾にそれらのツイートを埋め込んであります。

▲▲▲追記ここまで。以下、本文▼▼▼

はてなでid:Hagexさんとして知られていたブロガーさんが、2018年6月、ブログで告知して本職の名義で行っていた講演会の直後に刺殺された事件の裁判が、今日11月11日に始まったという。被告もはてなのユーザーで、「はてなブックマーク」というプラットフォーム上で、「IDコール」という機能を使って、だれかれ構わず罵詈雑言を投げつけ、運営に通報されてアカウントを停止され、また新規アカウントを取得して罵詈雑言→通報→アカウント停止……ということを繰り返していた人物だ。罵詈雑言を投げつけられた側は、自分を罵倒してきているのが誰なのかはもちろん知る由もなかったし、アカウントも停止されては新規で取得することを繰り返していたから、「はてな」のサービス上で一貫して誰かを認識する「ID」でその罵倒主を呼ぶこともできなかった。そのため、罵倒された人々は、彼が他人を罵倒するときに多用する罵倒語に基づいて「低能先生」という仮の名前をつけ、「また低能先生が暴れ出した」といったふうに書いて情報を共有した。その経緯は、「日刊SPA!」の下記記事(2018年6月)に詳しい。(事件発生時のほかのマスコミの記事の多くは、このような経緯を正確に把握できていなかった。「はてな」の独自のシステムになじみのない記者が、警察発表の文言から解釈して書いていたのだろう。そもそも警察も「はてな」のシステムはよく知らなかったかもしれない。)
松本容疑者は、2016年ごろから、はてなブックマークなどの他ユーザーに「低能」という言葉を使って誹謗中傷を行っていた、いわゆる荒らし、嫌がらせ投稿者だった。そのため、過去100回以上もアカウントを凍結されては、新規IDで復活し活動をすることを繰り返してきた。……

一方的に低能先生がHagexに低能コール(荒らし)を仕掛けていただけで、報道から想像するような松本容疑者vs Hagexのようなバトルは見られない。ただ、低能先生からコールが来る度に、はてなに通報を行っていただけだ。

https://nikkan-spa.jp/1490100


「はてな」での「IDコール」という機能は、「私のブログであなたの発言を引用しています」といったことを手軽に伝えるために導入され(ああいう機能をTwitterなどSNSが一般的になる前に導入していたのは、今思うと、とても早かったのだと思う)、「はてなブックマーク」においては、誰かがブックマークのコメント(以下「ブコメ」)で「ミルクティーはミルクが先ってこと?」と書いたことに対して別のユーザーが「id:honyarara ミルクは後っていう人もいますね」などと情報を補足したりする用途で使われていた。しかしこれは同時に「id:honyarara はぁ? ミルク先とか何言ってんの? お前みたいなエセインテリが世の中を悪くするんだ。謝罪しろ!」みたいなわけのわからない暴言・罵倒の流布にもつながる機能でもあった。そして現実に、考えられる限りにおいて最悪の(というか開発者を含め、おそらく誰も予想も想定もしていなかった)使われ方をして、id:Hagexさんの殺害という事件につながっていったあと、事件から4か月ほど後に、はてなブックマーク上におけるIDコールは廃止された。そしてはてブからは個人に対する名指しの罵倒のようなものは消えたのかもしれない(私はあまり熱心に見ていないし、ストレス対処のため特定ユーザーの非表示も活用しているので、私が知らないだけで本当はまだまだあるのかもしれない)。

「IDコール」がなくなった現在もはてブに残っているユーザー間のやりとりの手段(にもならない程度のものだが)は「はてなスター」だ。

「はてなスター」は、後発のFacebookなどにおける「いいね!」のようなスタンプ的なものである。最初に導入されたのは今は亡き「はてなダイアリー」で、導入時には「社内で回覧する文書に『読みました』の意味でつけるシャチハタ印みたいなもの」というイメージだという説明があったと思う。実際、「はてなダイアリー」はユーザー同士がよく読み合い、コメントしあい、言及しあうなどしていたので、「Aさんのダイアリーの中でBさんの発言が言及されていることがIDコールでBさんに伝えられ、それをBさんが読んだということがはてなスターで示すことができ、Bさんは必要があればコメントなりトラックバックなりでAさんに対して反応もできる」というエコシステムがあったのだが、日本語で100字分しかスペースのないはてブのブコメではそこまでの機能は負わせることはできず、単なる「いいね!」ボタン的に使われていると思う。

「はてなスター」についても、「場合によっては『逆いいね!』的に使われる」という懸念は常に呈されていた。スターの数が多ければブコメ一覧のページで目立つことになるので、スターをたくさんつければ「見て見て、こいつ、こんなバカなこと言ってるよ!」とさらし者にすることもできる、というわけだ。その点は、同一人物が大量につけたスターはあまり高く評価されないという処理をするなどしているはずだ(正直、スターの数とかにあまり関心がないので、認識がゆるかったり間違ってたりしたらすみません)。

私もよく訓練されたはてなユーザーではあるので、そういったことはよく知っている。遠い目をして語れるくらいには。

だが、今回、id:Hagexさんの殺害事件の初公判についての記事に対する私のブクマについたはてなスターには、違和感を感じた。というか、正直、ぞっとした。だって、私のそのブクマにはコメントがないんだから、誰かがはてなスターをつける要素など何もない。誰かがスターをつける理由などないはずなのだ。あるとすれば、「あなたがはてなブックマークというプラットフォームから発した殺人事件についてのこの記事をメモしたことを、私はチェックしましたよ」と告知するためか。

hatebu-star-spam111119a-min.png

このように、「あとで読む」というタグしか入力されていないブクマに、id:ookubo0803なるユーザーがはてなスターをポチっとつけているのだ。

このIDに心当たりはない。てか、この「おおくぼ」って、誰? ……と、さすがに不気味さを感じながら(私はある件で脅迫もされているし、それとは別の件でもたぶん目つけられていると思う)そのスターをクリックしてみると、そこに出てきたのは、何と、「セクスィ〜なロシア美少女」云々(要旨)だった。

hatebu-star-spam111119b-min.png

スパムかよ。 (・_・)

スパムとわかったらサクサク通報するだけだ。

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posted by nofrills at 15:26 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告ブロッカーは広告以外の画像をブロックするのにも使えるよ、というお話

ここしばらくずっと話題になりっぱなしの日本赤十字社お気に入りのグロ絵(現実にはあり得ない形で強調された、こういう意味での「グロテスク」な絵)ポスターなどに関連して、「あの絵を見たくないので、あの絵がTwitter Cardなど勝手にフィードされる画像に表示されているブログ記事などは、どんなに中身がよくてもツイートできない」という人が、私の見る範囲ではけっこう少なくないのだが、そういうタイミングで、秋葉原であのグロ絵以上にひどい絵が建物の壁面にどーんと掲げられているという話題があり(現時点ではもう別の、穏当なものに差し替えらえているが)、そのグロ絵を擁護する声もネット上にはあふれ、ああいうグロ絵を見たくない・見せられたくない私たちには、マジで逃げ場がない。心底気持ちの悪い国だ、この日本という国は。

そのあまりにもひどすぎるグロ絵の看板が取り外されたのは、ある方が区(東京都千代田区。ちなみに皇居がある区ね)の条例に照らしておかしいのではないかという問い合わせをしてくださった後なのだが、その方がそれについて報告するツイートにもそのあまりにもひどすぎるグロ絵がばーんと掲示されているという地獄っぷり。いや、普通に「この件ですが」という意味で掲示することには、そりゃ、正当性はありますよ。でも、Twitterのシステム上、まったく無防備なところにああいう絵が流れてくる(こともかなり多くある)わけで、それはどうなのかと。

私、個人的にイスイス団の暴力見せびらかしの最盛期(2014年夏)にかなりメンタルやられまして……しかも、正当な理由があってそれらの画像を掲示しているジャーナリストのフィード経由で……いや、わかるんすよ、「知る権利」とか「事実の提示」とか。でも無防備なところに、イスイス団の残虐画像や、イスイス団が誇る「天国に行った勇敢な戦士たち」の亡骸の写真が繰り返し繰り返し表示されているうちに、さすがにこっちの頭もおかしくなってきた。

「そういう映像を見る」と心の準備をしているときはいいんです。でもそうでないときに「不意打ち」のようにグロい画像を見せられるのは、日本語でも「精神的ブラクラ」という表現がある通り、非常によくない。あの「自由」原理主義みたいな米国でも、2001年9月11日のNYCで高層ビルに飛行機が突入する映像が、事件後、TVニュースで繰り返し繰り返し「突然流される資料映像」的に使われたあとで問題視されるようになって、映像の使用が控えられるようになったという話もあるくらい。

というわけで、ああいう画像が表示される回数を減らせれば、減らした方がいい。手元でできるなら手元でそう設定すべき。

というときに(PCの場合)使えるのが、ブラウザのアドオン(エクステンション、拡張機能)の広告ブロッカー。

「広告ブロッカー」や「AdBlock」という名称ゆえ、広告*だけを*非表示にするものと思い込んでいる方もおられるが、あれは基本的に画像を非表示にするものなので、どんな画像でも非表示にすることができる。そのやり方を、AdBlockを使ったことのない方にもわかるように、説明してTwitterで連投した。

それを、先日こちらにも書いたが、ThreadReaderAppというウェブサービスを使って、一覧できるようにしてある。
https://threadreaderapp.com/thread/1193495868130746369.html

以下、この内容をまたコピペしておく。

今の時代、ひとりひとりが個別にフィルターを設定して自衛していかないと、グロ画像は歯止めなく流れていて、話題になったものは何度でもしつっこく表示され続ける。そのストレスを少しでも軽減するために、ひとりでも多くの方にお役立ていただけますように。

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posted by nofrills at 01:00 | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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