私自身も事前調査についての報道を読みながら、「スコットランドの議席が半分以上はSNPに行くことが確実なときに、ほんとにここまで接戦になるのかなあ」と思いつつ、実績のある調査会社がそう分析しているのだから、さほど現実からかけ離れてはいないのだろうという程度に、分析の内容を信じていた(自分が考えるときの前提としていた)のだが、実際には大きく違う結果が出た。
というより、実際に出た結果より前に、投票所が締め切られた瞬間に報道された出口調査の結果(←これ、いかにも「日本だけが特殊」なように言う人たちがいるけれど、そうじゃないので)で、既に調査会社の分析は大きく外れていたことがわかった。
投票前の調査会社の分析のまとめ:
Final survey of 8 pollsters for British election:
4 say Ed Miliband
1 says David Cameron
3 - too close to call http://t.co/qL0Ud5EQ46
— Sunny Hundal (@sunny_hundal) May 6, 2015
投票締め切り(日本時間8日午前6時)直後に出た出口調査の分析(BBCをはじめ、英国の報道機関の合同調査):
Exit poll:
Con: 316
Lab: 239
LD: 10
UKIP: 2
SNP: 58
Extraordinary seat poll...Nowhere near final vote share polls.
Exit poll spot on in 2010
— Faisal Islam (@faisalislam) May 7, 2015
投票所が閉まった瞬間にBBCの出口調査結果。 https://t.co/tQPTzJxOj9 定数650で保守党が316議席、労働党が239議席、SNPが58議席、LDが10議席 etc.
— nofrills (@nofrills) May 7, 2015
「もしこの出口調査が正しかったら、一番の負けは調査会社だ」という声(多数あり):
If exit poll accurate, big losers are... the pollsters #GE2015
— Ruadhán Mac Cormaic (@RuadhanIT) May 7, 2015
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