ジャーマンウィングス9525便の意図的墜落について、現地(ドイツ)のタブロイド報道を元に、なかなか刺激的な話が飛び交っている。
BBCでも記事にしているが、飛行機を故意に墜落させたと判断されている副操縦士の元彼女(付き合っているうちにだんだんついていけなくなって別れたという)の(おそらくは「今思えば……」という)話を聞いたドイツのタブロイドBild紙だけをソースにしているもので、それなりに慎重に接したほうがよいのかもしれない。私はドイツ語もできないし、ドイツの報道事情もよく知らないので、さじ加減的なものもなにもわからないのだが、BBCがBildだけを典拠としているのは、少なくとも「急いで出している記事」という印象を受ける。
(なお、Bildのようなタブロイドの「独占取材」自体は珍しいものではない。タブロイドはよく「日本でいうと東スポ」などと言われるが、日刊であるという形態は別としてメディアとしての存在感は、「東スポ」というより「週刊文春」、「週刊新潮」などの週刊誌に近いと思う。)
さて、ドイツではその副操縦士の家に当局が入っていろいろと証拠を集めているが、そこで「引きちぎられた診断書」が出てきたというのが大ニュースになっている。この「診断書」が、英語でmedical certificateではなくsick noteとあらわされていることを、実例として書き留めておくのが本稿の目的である。
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posted by nofrills at 23:00
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英語/実例
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