キャンベルは元々タブロイド・ジャーナリズムの人で、彼がこういう活動をするのは別になんとも思わないのだが(アレックス・ファーガソンにインタビューしているのはけっこう面白いかもしれないけど、ウェブでは導入部1ページしか読めない)、ブレアはEUと米国とロシアと国連(カルテット)の中東大使という立場にありながら、何を考えているんだと心底思う。むろん、イスラム教もユダヤ教もキリスト教も旧約聖書の宗教なのだけれども、それがどのくらいセンシティヴなことであるか――「カトリックとプロテスタント」であんだけ荒れた北アイルランドのことを知らないわけではあるまい(それどころか、「和平をもたらしたのは私」とかいうデカい顔をしているのだが)。
ブレアの記事はこれ。
Why we must all do God
Tony Blair
Published 19 March 2009
http://www.newstatesman.com/religion/2009/03/world-million-faith-god
まだ最初のパラグラフしか見ていないけれど(読むのたるい……)、基本的に、昨年イエール大学で話したことと同じだと思います。「いまだからこそ、宗教には役割がある」っていう主張。これも、ウェブ版では最初の1ページしか読めませんが、立論というか結論部が冒頭に来ているスタイルだと思うので、最初だけ読めば、言いたいことはわかるのではないかと思います。
この下に、KwoutでNSのキャプチャを取ったものを貼り付けるので、NSの今週号の個別記事が読みたい方は下記の画像からどうぞ。
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