土曜から月曜の3日間で、3人が殺された。いずれの死についても、「あの時代」から命脈を保ち続けている小規模な武装組織が犯行を認めている。「あの時代」と違うのは、それがごく一部、ごく少数の間でしか共有されていないということだ。それが社会全体に響き渡るような前提条件は、今はない。「カトリック」が「公民権」を求めてデモをしたり、「当局」が「カトリック」を拘束したり、「カトリック」の「襲撃」に備えて「プロテスタント」が「自警」の活動をしたり、といった状況はない。「大義」のために(と考えて、あるいはそういう口実で)アーマライトを手にするという行動は、もはや、「普通の若者」にとって現実的な選択肢ではない。
という状況が、ベルファストの街角から報じられている。ガーディアンの記事:
'We are scared' - Good Friday generation fears return of the gun
Esther Addley in Belfast
The Guardian, Wednesday 11 March 2009
http://www.guardian.co.uk/uk/2009/mar/11/northern-ireland-violence-fear
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