kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2007年07月31日

「紛争」の終わり――オペレーション・バナー終了

As the historian Brian Feeney puts it: "The guys who came here in 1969 had all fought in Aden and they brought particular attitudes with them - including banners warning rioters they'd be shot which were in Arabic. But they also brought ideas about 'sorting out the natives' which you couldn't have in the UK."

Very quickly, the mission subtly elided from 'keeping the two communities apart' to 'fighting the IRA'.

歴史家のブライアン・フィーニーはこう説明する。「1969年にここに来た兵士たちはみな、(現在はイエメンの)アデンで戦ったことがある者たちで、独特の態度を持ち込んできた。暴徒に「撃つぞ」と警告する旗も持ち込んできた。アラビア語で書かれた旗だ。それだけではない。『原住民を何とかする』という考えまで持ち込んできた。英国内ではありえない考え方だったが。」

急速に、そしてほとんど気づかれぬほどひっそりと、英軍の任務は「2つのコミュニティを引き離しておく」というものから、「IRAと戦う」というものに変容していった。

--- No fanfare for Operation Banner
By Kevin Connolly
Last Updated: Tuesday, 31 July 2007, 01:38 GMT 02:38 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/6923421.stm

2007年7月31日いっぱいで、北アイルランドでの英軍の作戦、Operation Banner(オペレーション・バナー)が完全に終了する。8月1日からは、北アイルランドの英軍基地は現地での作戦のためではなく、スコットランドやウェールズの基地と同様の、訓練を目的とする施設となる。1994年のIRAとUDA, UVFなどリパブリカン、ロイヤリスト両派の停戦から2005年夏のIRAの活動停止、2007年春の自治政府の再起動を経て、「紛争」の終わりがまたひとつ、公式に形になる。

オペレーション・バナーが始まったのは1969年8月。デリーのボグサイド(→関連する過去記事)が「カトリック」と「プロテスタント」の衝突のホットスポットとなり、「プロテスタント」が政治を独占していた北アイルランドの警察(警察も「プロテスタント」が独占)ではどうすることもできなくなり、当時の北アイルランド「自治」政府がロンドンに英軍の出動を要請した。つまり「警察のサポート」が目的だった。

当初は「プロテスタント」と「カトリック」の間に立つ中立の存在として「カトリック」のおばあちゃんやおかあちゃんたちからお茶やお菓子をふるまわれるほど歓迎された英軍は、(ブライアン・フィーニーの言葉を借りれば)「原住民」たちを「鎮圧すべき者たち」とみなして行動し、「カトリック」の人たちから、「プロテスタント側」として敵視されるようになった。

そしてちょうどそのころ、IRAからProvisionals(暫定派)が分派した。Provisional IRAは英軍を「標的」とした。

仲裁のために入ったはずの英軍は、こうして「紛争」の当事者となった。それから約38年、30万人以上の兵士を送り込んだ英軍の「最も長い作戦」で、763人の兵士がゲリラ戦で殺された

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2007年07月30日

【観光情報】モニュメントが修復工事のため閉鎖

311段の階段をのぼればロンドンを一望できる展望台として知られる「ロンドン大火記念碑(the Monument)」が、7月30日から修復作業のために閉鎖される。作業の予定は18ヶ月間とのこと(でも「いつものパターン」的には2年くらい見ておいたほうがよさそうな気がする)。

Monumental £4.5m facelift begins
Last Updated: Monday, 30 July 2007, 07:43 GMT 08:43 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/london/6921793.stm

下記サイト(モニュメントの公式サイト)で修復工事の詳細が掲載されているほか、作業の様子のビデオなども見られるとのこと。
http://www.themonument.info/

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イングランドの水害

イングランドで、あちこちで洪水を起こしながらここ10日ほど続いていた大雨がようやくおさまりつつあるとのこと。

End in sight for flooding crisis
Last Updated: Monday, 30 July 2007, 12:44 GMT 13:44 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6921714.stm

上の記事に降雨量マップがあるが、特に被害が大きかったのはグロースターシャー(ウェールズとのボーダーに近いあたり)。もっとわかりやすいマップは下記:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/629/629/6911778.stm

グロースターシャーの被害についてのポータル:
http://www.bbc.co.uk/gloucestershire/floods/

農業が大打撃、という記事:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6917253.stm

Flickrユーザーの写真(flickr.comで探せばもっとあるのだけど、とりあえず):
http://nocommentnews.com/read.php?page=uk1
1点、the Daily Expressのフロントページの写真があるが、それによると1日で2か月分の雨が降ったとのこと。

水害の被害にあった地域で家庭に飼われている猫や犬が、地域のレスキューセンターに避難している、というIn Picturesのレポート:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/6920622.stm

オクスフォードでの堤防決壊と浸水(住民インタビュー動画):
http://nofrills.seesaa.net/article/49771083.html?1463702189

イングランドの水害: tnfuk [today's news from uk ] via kwout
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タグ:天災
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選挙のせいでうっかりと。

選挙の開票速報をだらだら見てたら、テロップで「英BBCがほにゃららと報道」というのが流れたので、うっかりBBCのトップページを見たため、日本では選挙のおかげで地上波が録画放送になるAFCアジアカップの決勝の結果を知ってしまった! あんまりだ。(T T)

くやしいのでトップページの様子(まだ結果を知りたくない人は見ないようにしてください):
https://nofrills.up.seesaa.net/image/29july2007-bbc.png

BBCのin Pictures(同上):
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/6921237.stm

というわけで参議院の選挙についてのBBC記事:
Japan's PM accepts 'utter defeat'
Last Updated: Sunday, 29 July 2007, 13:58 GMT 14:58 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6920842.stm
But as votes were being counted, Mr Abe said he had no intention of resigning.

...

"The responsibility for this utter defeat rests with me," Mr Abe told reporters at his party headquarters in Tokyo.

But in media interviews he insisted he would not be stepping down.

↑これ、なんか見覚えのある英文だなあと思ったら、ブレアですね。2005年の総選挙のあとの。あと、つい最近のキャメロン(環境活動家保守党党首)も似ているのだけど、キャメロンのは本人の発言じゃなくて周囲の発言だったかも。





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2007年07月29日

「デリー解放区」がピンクに。

'Free Derry' is pink with pride
Last Updated: Friday, 27 July 2007, 15:46 GMT 16:46 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/6919655.stm

Why Free Derry is now pretty in pink...
Saturday, July 28 2007
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/local-national/article2812410.ece

「アイコニック」といってよいデリー(ロンドンデリー)の "You are now entering Free Derry" の表示(「ここから先、デリー解放区」)が、まっピンクに塗られた。BBCの記事に写真がある。ふだんは白地に黒い文字。

この表示ができたのは1969年1月。デリーは、人口構成ではアイリッシュ/ナショナリスト/カトリックのほうが多かったが、「支配者層」のユニオニスト/プロテスタントが政治を独占している状況(ゲリマンダーなどによる)で、「デリー解放区」は、当時「白いニグロ」と呼ばれたカトリックの(貧しい)住宅街だった地域を、住民たちがバリケードで囲んで自分たちで名づけた区域である。
http://cain.ulst.ac.uk/othelem/places/freederrycorner/appeal.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Free_Derry

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2007年07月26日

イラクがアジアカップ決勝に。

http://nofrills.seesaa.net/article/49259253.html?1463702022

イラクがアジアカップ決勝に。: tnfuk [today's news from uk ] via kwout
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アジアカップの決勝はイラク対サウジアラビアとなった。AFPさんの写真ではイラク軍兵士もお祭り騒ぎになっている。

Iraq & Saudis secure final berths
Last Updated: Wednesday, 25 July 2007, 15:31 GMT 16:31 UK
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/6915796.stm

準決勝が2試合とも東アジア対西アジアだったのだから、決勝も東西対決で、イラク対日本だったらよかったのにと思う。

FIFAのAFCランキング(2007年6月)では:
1 Japan (722 Pts: FIFAでは36) →準決勝
2 Iran (666 Pts: FIFAでは46) →準々決勝
3 Australia (594 Pts: FIFAでは49) →準々決勝
4 Uzbekistan (526 Pts: FIFAでは54) →準々決勝
5 Korea Republic (511 Pts: FIFAでは58) →準決勝
6 Saudi Arabia (488 Pts: FIFAでは61) →決勝
7 China PR (439 Pts: FIFAでは73) →グループリーグ
8 Oman (416 Pts: FIFAでは76) →グループリーグ
9 Iraq (398 Pts: FIFAでは80) →決勝
10 Qatar (387 Pts: FIFAでは83) →グループリーグ
(以下略)

※準決勝での日本対オーストラリア、イラン対韓国はPK。(準決勝はあと2試合はウズベキスタン(1)対サウジ(2)、イラク(2)対ベトナム(0)。)

FIFAの代表別ページで見ると、イラクはBest Resultsが2004年オリンピックでの4位とのことで、今回のAFCでは既にそれを上回っている。めでたい。素直にめでたいと思う。あんな状態で、練習もしたいようにはできないだろうに、今の監督も就任して8週間とか10週間なのに、前の試合に勝ったあとに「国に喜びをもたらしたい」というコメントが監督から(だったと思うけど)出ていたのがすべてを物語るのだろう。

しかし、やはりこういうことが起きてしまうのか。

Iraq bombs strike football fans
Last Updated: Wednesday, 25 July 2007, 23:03 GMT 00:03 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6916230.stm

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2007年07月25日

英国、ロシアに改憲を密かに求める(付:19日ハンサードのメモ)



AFPさん日本語版の上記記事の見出し:
「元スパイ毒殺事件『憲法変えて容疑者引き渡しを』、英要請にロシア側激怒」

元ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏殺害事件で、英当局による容疑者引き渡し要請を拒否しているロシアは23日、英国側が身柄引き渡しのためにロシア憲法の変更を薦めたとして「思いあがっている」と非難した。……

英国側からの書簡では、引き渡しを可能にできるよう「ロシア憲法の変更を求める内容やさらに不適切な内容があった」とZvyagintsev氏は述べ、「英国は法の原則を気にしていないようだ。ここに表されている内容は、(英国の)極度の野望と傲慢さだ」と激しく批判した。

※太字は引用者による。

この報道、BBCだとこんなふうになってます。

UK is attacked in Litvinenko row
Last Updated: Monday, 23 July 2007, 10:25 GMT 11:25 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6911612.stm
A senior Russian official has attacked the UK's decision to expel four Russian diplomats as "groundless, inappropriate, unjustified".

The Russian prosecutor general's office said the UK's decision over the expulsions was politically motivated.

...

Prosecutor Alexander Zvyagintsev said the refusal (to extradite Andrei Lugovoi) was "on the basis of law".

ロシア検察が英国によるロシア人外交官4人の追放決定について、政治的動機によるものだと述べ、「根拠がなく、過大で、正当性がない」と攻撃した。Alexander Zvyagintsev検事は、ルゴボイの引渡しの拒否は「法に則ったものである」と述べた。

さらに・・・

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2007年07月24日

「次期首相!それは本当にうちの国歌ですか?」事件@ベルギー

さっぱり意味がわからないのだが、ベルギーで組閣作業中の次期首相がベルギーの国歌を歌うべきところでフランスの国歌を歌ってしまったというハプニングが発生した。

「なるほど、ベルギーはフラマン語圏とフランス語圏で対立してますからな」と納得しかけたそこのあなた! 意味がわからないのは、その次期首相氏がフラマン語圏の人であるという点なのですよ。

Belgian leader makes anthem gaffe
Last Updated: Monday, 23 July 2007, 10:24 GMT 11:24 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6911509.stm

Yves Leterme, head of the Flemish Christian Democrats, broke into La Marseillaise instead of Belgium's La Brabanconne on the national day.

His gaffe was filmed by Belgian RTBF television, as he was about to attend a church service in Brussels on Saturday.

で、問題のビデオは例によってYouTubeにアップされたとのことで探してみました。
http://youtube.com/watch?v=ABTR2Xe_sGw
※私はフランス語は聞いてもわからないので、「なかなか美声ですな」としかコメントできません。orz

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2007年07月23日

New Order「解散」ではないらしい。

この5月に、ピーター・フックがラジオで「解散 split」を明言し、6月にはNMEで「解散確定」の報道があったまま、オフィシャルなどでは何ら動きのなかった(<私が確認した限りでは)New Orderですが、金曜日にBBC記事が出てました――結論としては「解散」ではなくフッキーの脱退。バーナード・サムナーとスティーヴン・モリスは「続けていく」とステートメントを出しています。

New Order carry on without Hook
Last Updated: Friday, 20 July 2007, 16:36 GMT 17:36 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/6909106.stm
New Order's Bernard Sumner and Stephen Morris have said they will continue without bass player Peter Hook.


Wikipediaでも、一時過去形になっていた部分が現在形に戻されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/New_Order

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タグ:音楽
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2007年07月22日

Japan 1-1 Australia (4-3)(BBC&豪州の記事)

asiancbbc.png

アジアカップは準々決勝(ノックアウト・ステージ)になってようやくBBCで記事になるようになったみたいで、さっきBBCを見てたら記事があって:
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/6910021.stm

記事は「最初の2人のPKを止めた川口が試合のヒーローとなった」、「グレラの1発レッド退場で1人多い日本は、チャンスはいっぱいあったのだから、決めておくべきだった」という調子ではあるのだが(記事中の写真はPKでの中澤)、記事にリンクされている606(読者投稿掲示板)をクリックしてみたら、なんか、おんなじようなこと思ってる人がいる〜〜〜。。

http://www.bbc.co.uk/dna/606/A25028471
Australia were outplayed throughout the game. It was like watching England against Portugal.
試合が始まってから終わるまでずっとオーストラリアより日本のほうがいいプレイをしていた。まるでイングランド対ポルトガルを見ているような気分。

comment by miktex


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2007年07月21日

「急に勝ち進んだので」

今日21日、サッカーのアジアカップは準々決勝が行なわれるが、試合を前に、「急に勝ち進んだので」事件が発生した。

ヴェトナム代表のPhan Van Tai Emさん(MF)は、ヴェトナムで年間最優秀選手に選ばれたチームの要。日本との試合で先制点を入れた彼。

その彼が、晴れ舞台の準々決勝(対イラク)に出場しない。【←エントリのアップロード時にこの文の「晴れ舞台」が抜けていました。急にボールがきたので。高速でキーボード打って見直しもしていなかったので。】

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タグ:Football
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マニアの出来心で名だたる出版社赤っ恥

昔、おんなありけり。
ジェーン・オースティン(Jane Austen、1775年12月16日 - 1817年7月18日)は、イギリスの小説家。ハンプシャーのスティーブントン生れ。

その代表作である『高慢と偏見 (Pride and Prejudice)』は英国では大人気で、何度も映画化・ドラマ化されており、数年前にBBCが行なった「一番好きな本」調査では『指輪物語』に次いで2位に入っていたというほどの「国民的文学」、となれば日本人が「吾輩は」と聞いたら、漱石のあの小説を読んだことがない人でも、何となく「猫である。名前はまだない」と続けたくなるとかいった存在だと思っていたのだが、そうでもないらしい。

http://nofrills.seesaa.net/article/48600388.html?1463701918

マニアの出来心で名だたる出版社赤っ恥: tnfuk [today's news from uk ] via kwout
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↑AFPさんの日本語記事では「盗作」とあるので誤解を招きやすいかと思いますが、オースティンは200年前の人なので著作権は存続していません。念のため。(著作権存続の有無にかかわらず、「剽窃」「盗作」はもちろんダメです。)

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2007年07月20日

ロシアが英国の外交官4人を追放&米国が「法の支配」を語る



英国とロシアの外交舞台で進行中の件が、「そっちがその気ならこっちもやるからねっ」な局面を迎えた。英国がロシアの外交官4人を国外追放としたことに応じて、ロシアが英国の外交官4人を国外追放とした。当該の外交官の出国までの猶予は10日間。

Russia expels four UK diplomats
Last Updated: Thursday, 19 July 2007, 17:23 GMT 18:23 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6906481.stm

ロシア側から:
... foreign ministry spokesman Mikhail Kamynin said Moscow would not apply for any UK visas for Russian officials.
ロシア外務省のスポークスマン、ミハイル・カムイニン氏は、英国に対しロシア政府関係者のヴィザを申請しないと述べた。

He said: "The position of the Brown government is not based on British common sense and reasoning."
「ブラウン政権の立場は、英国のコモンセンスと理性に基づいたものではない」
※おっと、こんなところでもBritishnessですか。。。

At the Moscow news conference he added: "The measures declared by London recently makes co-operation between Russia and the UK impossible... in the war on terror."
「英国政府がとると宣言した措置は、テロとの戦いにおけるロシアと英国の協力を不可能にするものである」

プーチンはけっこう余裕。
President Putin added later: "I think relations between Russia and Britain will develop normally because both countries are interested in this."
どなたか、これ↑の意味がお分かりのかた、いらしたらコメントお願いします。thisの指示対象がわかりません。「ロシアも英国も『これ』両国間の関係を発展させていくことに関心があるのだから、両国間の関係は通常に進展していくだろう」。→コメントで教えていただいたので取り消し線を引き、加筆しました。(加筆した結果の文が若干トートロジーになっていることについてのツッコミはなしの方向で。詳細はコメント欄参照。)

"It is necessary to measure one's actions against common sense, respect the legitimate interests of partners and everything will be all right. I think we will overcome this mini crisis."
「一方の行動については、常識と敬意と、相手の当然の利益とに照らし合わせて判断することが必要であり、そうであればすべて問題なくいくであろう。私としては、このほんの小さな危機は乗り越えられると考えている」

プーチンは「ほんの小さな危機」とレッテルを貼ることで英国にプレッシャーをかけているようだが(まさか事態を軽く見ているわけではなかろう)、ロシアがここで「テロとの戦い」(<英国の政治では既に死語)を持ち出してきたということは、これまでの事実がどうであったかということは別として、この問題が「英国とロシア」の間で収まらなくなるという可能性を示唆している。

そろそろ「ツンデレ」とか言っていられなくなってきたかも。(まあ、最終的には「デレ」の局面が訪れるにせよ。)

というわけで、「テロとの戦い」の本陣から、コンドリーザ・ライスのお出ましです。

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今回の地震と柏崎刈羽原発についてのBBCでの報道

はてブ経由、「アンカテ(Uncategorizable Blog)」さん記事:
「海外メディアは柏崎原発に注目している」@7月19日
http://d.hatena.ne.jp/essa/20070719/p1
……Google News米国版をjapanで検索してみたら、本当に原発の件が最初に出てきました。しかも "all 3,322 news articles" になっている。……

Bush とかObamaとか war とかIraqとか いろいろなキーワードを入れてみましたが、関連記事が1000件を超えるニュースはそうありません。いろいろやっても、3000件を超えるニュースは見つかりませんでした。2000件を超えたのが、リトビネンコ事件でイギリスがロシア外交官を追放した件だけでした。……

Iraqより断然多かったというのは少し驚きましたが(米上院でいろいろあったばかりだし、米兵の民間人殺害についての報道もあったはずなのに)、確かに、地震発生直後から、英語メディアではものすごい数の記事が出てました。(私はGoogle NewsはUK版で見ていますが、トップページにピックアップされるニュースがUKのニュースになるだけで、中身は同じ。UK版でもUS版でも、米国、英国、オーストラリア、インドなど英語圏のメディアと、世界各国の英語メディアの記事がリンク集として集められています。)

というか、2005年にイングランドのセラフィールド原発で溶液だだ漏れが発覚したとき(<リンク先は私の旧ブログでの検索結果)の記事の数や取り上げられ方(トップページへの露出)と比較しても、もう全然扱いが違う。(セラフィールドの件でBBCがあまり熱心な報道をしていなかったのはどんなもんよ、というのはありますが、それはおいといて。)

私はBBCくらいしか見ている余裕がなかったのですが、とりあえずと思って18日にキャプチャしておいたもの。18日08:54 GMT(日本時間は+9なので17:54)更新のBBC News トップページ。

bbc-jpnuclear180707.png
※画像はクリックで原寸。

全体のトップニュースはブラジルでの航空機事故ですが、柏崎刈羽原発の記事は、右側のOther Top Storiesのところに1件、トップニュース3件の下側にあるFeatures, Views, Analysisのところに1件と、都合2本の記事がBBC NEWSのトップページにあります。

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2007年07月19日

全く他人事の選挙ウォッチング――保守党候補者は労働党支持者?

ロンドン西部、London Borough of Ealingの西、Southallというと、ヒースロー空港のすぐ近くのエリアだが、「アジア人 Asian」(UKにおいては「南アジア人」、つまりインド亜大陸系の人たちを指す)が非常に多い地域だ。英下院のEaling Southall選挙区の人口構成は、2001年センサスで白人が37.6パーセント、黒人が8.9パーセント、アジア人が47パーセントだそうだ。ちなみに、マルチカルチュラリズムのプロパガンダ映画、Bend it Like Beckham(邦題は『ベッカムに恋して』)の舞台はこのへんである。

「アジア人」と一口に言っても、ヒンズー教徒、シーク教徒、イスラム教徒、それぞれ別個のコミュニティを築いているが、Southallのあたりはシーク教徒が最も多い。映画Bend It Like Beckhamでしっかりわかるように描かれていたかどうか記憶にないのだが、あの地域の「アジア人」には成功したビジネスマンが多く(ヒースロー空港関連の仕事が多い)、「移民」という貧相な言葉から短絡的に連想されがちな「貧困層のエリア」というのとはちょっと違う。

そんなEaling Southall選挙区から選出された議員(労働党)が、6月半ばに病気で亡くなって(亡くなった当時、最高齢議員・・・ってことはイアン・ペイズリーより上! よく見たら82歳! 日本人としてはやはり「チェリー!」と叫んでおこう)、その補選が19日に行なわれる。(トニー・ブレアの議員辞職にともなうSedgefieldでの補選と同日。)

行なわれるのだが、その投票日の直前、いわゆるひとつの「ラスト選挙サンデー」ってやつですかね、そのタイミングで、ガーディアン/オブザーヴァーが高笑いしながらすっぱ抜いた――Ealing Southall選挙区で保守党が立てた候補は、労働党に£4,800(だいたい100〜120万円)献金していた!

Tory candidate made £4,800 gift to Labour
Nicholas Watt and Jo Revill
Sunday July 15, 2007
http://observer.guardian.co.uk/politics/story/0,,2126699,00.html

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これはやらせでも捏造でもパクリでも誰も文句は言わないだろうなあ

中国で「ネッシー」が見つかったようです。

Nessie monster spotted in Chinese lake
By Sophie Freeman
Last Updated: 3:00am BST 19/07/2007
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/07/18/nness118.xml

記事中にYouTubeへのリンクあり。中国語だけです。テロップに「不明水生生物群」って出てた。場所は新疆。

テレグラフ記事によると、2年前にも現れたそうです。また、ニュースでは「正体不明の生物が群れになって現れました」としているだけで、その生物が何かは特定していないとのこと。専門家の解説などはテレグラフ記事をご覧ください。

ネッシーは、5月の末には本家のネス湖でも発見されています。
http://nofrills.seesaa.net/article/43532159.html

あと、つい先日、ウェールズにもネッシーらしきものが現れたそうですが、よくよく見たらお祭りのための張りぼてだったそうです。
http://www.metro.co.uk/weird/article.html?in_article_id=57361&in_page_id=2

タグ:ネッシー
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2007年07月18日

Metronetが破産申請。

今月5日のセントラル・ライン脱線事故を引き起こした地下鉄の保守会社、Metronetが資金的にやばいことになった。ケン・リヴィングストン市長は「サービスには問題ない」と述べているとのことだが、どうもそれは「(長期にわたる)列車の運休とか駅のクローズは発生しない」との意味のようだ。

Metronet calls in administrators
Last Updated: Wednesday, 18 July 2007, 12:17 GMT 13:17 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/6903977.stm
London Underground said it had planned for the eventuality of Metronet's collapse, adding that it was vital that planned improvements to the Tube were not delayed too long.

Unions are set to meet Metronet and TFL officials to discuss the crisis on Wednesday.

...

Ultimately, Metronet's responsibilities will be transferred to a newly-formed company - although the financial implications of this are as yet unclear.

Metronetは、Bakerloo, Central, Victoria, Waterloo & City, Circle, District, Metropolitan, Hammersmith & City, East Londonの各線の保守点検を行なっている。そのほかのラインはTube Linesという会社が行なっている(<BBC記事末尾)。

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2007年07月17日

喧嘩は売り物ではありませんが&最近マスコミに出た新証言

ロシアがルゴボイの身柄引き渡しを拒否したことを受け、国が外交官4人の追放を決定し、さらにロシア人へのヴィザ発給迅速化を見直すとか、国際的取り決めにより、ルゴボイは外国に出たら一発で逮捕→英国へ送還だとかいうことを外務大臣が議会で述べたが、その中にこんなのがあって:
Fourth, we are grateful for the strong support we have received from EU partners and close allies, including through the EU Presidency statement on 1 June. We will discuss with partners the need for future EU-Russia engagement to take our concerns on this case into account.

--- Miliband speech in full
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6901580.stm

つまり「この話は英国だけじゃなくてEU全体の話だ」ということを言っているのだと思うのだけれど、これは明らかに喧嘩上等な局面であると考えられるのだが、外交官追放からそのほかあれやこれやに対するロシアの反応が:

Russia warns UK over expulsions
Last Updated: Tuesday, 17 July 2007, 14:53 GMT 15:53 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6902046.stm
→なんかいかにも上書きされそうなので、魚拓(スタイルシートが通らないみたいで読みづらいけど)
Russia's deputy foreign minister has said Britain's expulsion of four of its diplomats from London could jeopardise co-operation on counter-terrorism.

Alexander Grushko said the move - a response to the Alexander Litvinenko murder row - would complicate "vitally important" security issues.

つまり、「そんなことしたら、ロシアは対テロで協力してやらないんだからねっ」。

売られた喧嘩を額面以上で買ってるのかもしれん。ポンド高だから。(<それはない。)

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posted by nofrills at 23:54 | Comment(7) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【業務連絡】文字化けってる件

業務連絡です。「ロンドン」のタグの一覧が文字化けってます。
http://nofrills.seesaa.net/tag/%83%8D%83%93%83h%83%93

問い合わせ中。。。

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タグ:ロンドン
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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