「ブレアの10年間」を見るには、とっくに政権を去っているピーター・マンデルソン、デイヴィッド・ブランケット、アレスター・キャンベルといった人たちや、政権どころかこの世を去ってしまったモー・モーラムやロビン・クックを含めた「過去の人たち」がとても重要なのだけれど(あるいはクレア・ショートという内部の批判者の存在も)、そういった政治の表舞台の人たちとは別に、「一般の人たち」にももちろん、「ブレアの10年間」は「自分たちの現実」として存在してきた。
そのことを雄弁に語る2分半くらいの動画ニュースが、AFPさんにある。2:08からのパートが抜群におもしろい。取材されている家の子供たち(小学生)が「ブレアの時代」と「これからの英国首相」を語っているのだが、巷でよく言われる「英国では小学生でも自分の意見を語る」ということの見本のようだ。"I never met him in person, but... he's a good writer!"(会ったことはないけれど、文章はうまいよね)ってチョコレート・ビスケットか何かを食べながら10歳にもなってない子が言うんだよ。
![「ブレア」と「ブラウン」を語る一般人、そして子供。: tnfuk [today's news from uk ] http://nofrills.seesaa.net/article/45865272.html?1463634437](http://kwout.com/cutout/f/wk/dp/mv7_bor.jpg)
「ブレア」と「ブラウン」を語る一般人、そして子供。: tnfuk [today's news from uk ] via kwout
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