kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2007年06月20日

南京事件修正主義についてのBBC記事

「good2ndの日記」さん@6月20日で、日本の国会議員の南京事件否定論についての英語メディアでの報道を見た。

海外で報道される国会議員の南京事件否定論
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20070620/1182312753

good2ndさんの記事では、英語メディアから5本の記事がリンクされているが(詳細は後述)、これら5本のうち唯一通信社配信記事ではないのがBBC記事。東京特派員で、クジラからロボットから靖国まで何でも書いているChris Hoggさんが書いている。

私はふだんから一日一度はBBC Newsのサイトを見ているので(このブログ全体を参照)、以下において、このBBC記事について解説を試みようと思う。

Japan MPs play down 1937 killings 
※記事タイトルは「日本の国会議員、1937年の殺戮はさほどのものではないと主張」といった内容。
By Chris Hogg
BBC News, Tokyo
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6768847.stm

まず注目に値すると思われる点は、1937年12月の南京での悲惨かつ非道な出来事について、BBCはkillings(殺戮)という語を使っており、mass killingsとかmassacreといった語は使っていない、という点である。とだけ書くと修正主義な方々が喜びそうだが、BBCは用語法には極めて慎重で、例えばterroristという語は誰かの発言の引用でもない限りはめったに用いられない。Disputeしている「アルメニア虐殺」についてもkillingsという語が用いられるか、あるいは引用符つきで"genocide"とするかである(ただし記念碑の名称など固有名は別)。

記事の冒頭を直訳で。
日本の与党に所属する国会議員の一団(a group)が、1937年に南京で日本軍に殺された人の数を中国が誇張していると主張している。

【写真:明示されていないが南京の記念館? 壁に貼られた大勢の人の顔写真の前に立つ人の横顔、APの資料写真か】
【写真キャプション】中国は、南京攻撃の期間中におよそ30万人が日本軍(the Japanese)によって殺されたと主張

東京にて、与党の自由民主党の右派(the right wing of the governing Liberal Democratic Party)に属する国会議員たちが、自分たちが組織だてて1ヶ月間行なった研究の結果、死者数は2万であることがわかったと主張した。

BBC記事にはその「議員の一団」の規模についての言及はないが、IHT掲載のReuters, The Associated Press記事では、冒頭で、「与党議員およそ100人(About 100 Japanese governing party lawmakers )」としている。

なお、上では「研究」という訳語を当ててあるが、これはその「議員の一団」、つまり「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の用語を使うならば「検証」である。BBC記事にあるstudyの語には「検証」の意味合いは感じられないので「研究」という訳語を用いた。「1ヶ月間」で「研究」というのもちょっと変な感じがすると思われるかもしれないが、「研究」というのはBBC記事の筆者の語の選択であり、さらには私の訳語の選択であり、そこに「翻訳」につきものの「ずれ」が関わっている、ということを申し添えておきたい。

【続きを読む】


posted by nofrills at 22:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国連人権理事会/スーダンへの投資、引き上げの呼びかけ

2つの話題を1つのエントリに。

まずは国連人権理事会。下の方にスーダンへの投資の引き上げの話題。

国連人権理事会 (The UN Human Rights Council) (→公式サイト:委員数47)が、国連加盟国に対し、人権についての記録の定期的・継続的精査を受けることを義務化するルールを制定することで合意したとの簡潔な報道@BBC。
UN human rights body sets rules
Last Updated: Tuesday, 19 June 2007, 07:05 GMT 08:05 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/6766197.stm

記事によると、中国が強く反対していたが最終的には合意に達したとのこと。
Under the "universal periodic review" mechanism, the human rights record of all countries will face regular scrutiny.

ここで「精査」する(scrutinise)のは誰かというのが気になるのだが、その点は記事には明示されていない。うーむ。

なお、人権理事会は2006年に設立された新しい機関である。ウィキペディアに詳しいが、いろいろ問題のあるメンバーステイトが委員の人権委員会(the UN Commission on Human Rights)が、スーダンのダルフール紛争と米軍によるイラクでのあれこれ(アブ・グレイブにおける拷問、ファルージャ包囲戦という集団懲罰)やグアンタナモでガタガタになってしまい、新たに設けられたのが人権理事会である。

【続きを読む】
posted by nofrills at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

……全文を読む
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。