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2008年02月29日

fail, fail, fail

今日のガーディアンのトップページが、"Fail" の3連発だった。まるで、映画Withnail and Iの冒頭で「僕」が朝メシに行った近所のcafで他人が読んでいるのをみてげんなりする「センセーショナルでおどろおどろしい言葉に埋め尽くされたタブロイドの一面」のようだとちょっと思った。

guar-29feb2008.png

まず、Afghanistan mission close to failing - US の fail は自動詞で「失敗する」の意味のものが -ing で名詞化されたもの。
http://www.guardian.co.uk/world/2008/feb/29/afghanistan.terrorism
(記事はデクラン・ウォルシュ&リチャード・ノートン・テイラー。あとでちゃんと読まないと。)

2番目の、Primary schools 'fail on basic literacy' の fail も自動詞で「失敗する」というか「機能してない」の意味。記事は:
Underfunded primary schools fail to teach basic literacy, says key review
http://education.guardian.co.uk/primaryeducation/story/0,,2261008,00.html
で、この見出しではトップページに置くには長すぎるから省略されたのだろう。(Primary schools 'fail on basic literacy' の引用符に注目。)


3番目、Conrad Black fails in bid to delay jail は、元デイリー・テレグラフ(などを発行するメディア企業Hollinger International社)の社主で、司法妨害により昨年12月に禁錮6年半の実刑判決を受けたコンラッド・ブラックが、実刑を免れなくなった、という話。この fail in 〜は「〜を試みたができなかった(失敗した)」。
http://www.guardian.co.uk/business/2008/feb/29/conradblack.mediabusiness
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2007年12月18日

音声でボキャビルできる優れたサービス、iKnow!

「英語学習SNS」の iKnow!話題になっている。私も一応英語屋だから気になってはいたのだが、「運営会社」の説明を見たら「アゴス・ジャパン(旧ザ・プリンストン・レビュー・ジャパン)」とあるし(「プリンストン・レビュー」さんといえば米語だ)、米語しかないのだろうと思って、こんなにBrit英語にどっぷりのあたくしが……と横目で見ていた。(嘘ではありませんがかなり誇張してます。念の為)

しかし、よく見たら「さらに!TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」「同・リーディング [UK/AUS版]」というコースがあるではないか。それでは、ということで登録して数レッスンこなしてみた。

結論としては、レベルさえ適合すれば、アメリカンよりむしろブリティッシュ・アクセントに興味のある方も登録して使ってみて損はないです。

あと、英語は高校でやったきり(それもさほど得意科目ではなかった)、文法用語とかわけわかんね、という人には非常によいシステムを提供してくださるサイトさんだと思う。基礎レベルが非常に充実。

ユーザー登録はしていなくても、好きなコースを選んで1回分のレッスンを試せるので、「説明はいいからとりあえずどんな感じか見てみたい」という方はどうぞ → iKnow!

以下、一応英語屋が数コース・数レッスン試してみた上での説明と感想を。

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2007年12月01日

Rumsfeld is back -- only linguistically, though!

ラム爺がBBC Newsに帰ってきた!
unkunk.png

記事:
What we know about 'unknown unknowns'
Last Updated: Friday, 30 November 2007, 14:33 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/magazine/7121136.stm

前提として、2003年12月02日のエントリをご一読ください。
http://nofrills.seesaa.net/article/24593730.html

「ご一読ください」というのもあれなので再掲しますが、2002年、ドナルド・ラムズフェルドは下記の発言により、英国のPlain English Campaignから、Foot in Mouth Award(「口の中に足」賞、つまり「何を言っているのかわけわからん」大賞)を受賞しました。
Reports that say that something hasn't happened are always interesting to me, because as we know, there are "known knowns"; there are things we know we know. We also know there are "known unknowns"; that is to say we know there are some things we do not know. But there are also "unknown unknowns" - the ones we don't know we don't know.


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英語 言語学 「わけわからん大賞」
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2007年11月10日

ボキャビルしながら食料寄付

Web game provides rice for hungry
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7088447.stm

上記BBC記事で知ったのだが、英語のボキャブラリー・テストに1問正解したら、国連世界食糧計画(World Food Programme)を通じて、お米を10粒寄付、というオンライン・ゲーム、Free Riceを、http://www.poverty.com/ がやっている。
http://www.freerice.com/index.php

freerice.jpg

やり方は簡単。与えられた語と同じ意味の語(同義語)を、4つの選択肢から1つ選んでクリックするだけ。正解の場合はCorrect! と言ってもらえて、右側のお皿の上のお米が増え、次の問題が表示される。不正解の場合は、正解を教えてくれて(<これは案外うれしい)、次の問題が表示される。

出題される単語はランダムで、飢餓問題や貧困問題関連というわけではまったくない。単語テストがひたすら淡々と進んでいくだけ。

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英語
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2007年11月07日

教材としての英語、Yappr.com

Yappr.comというサイトを知った。
http://www.yappr.com/

これはすごいと思ったのだが、何がどうすごいのかは私が説明するより現物を見ていただいたほうがよいだろう。というわけで、とりあえず、カザフスタン国営テレビのジャーナリスト、ボラットさんと、アメリカのデイヴィッド・レターマンさんとの対談をどうぞ。(←これを大真面目に取り上げるところがかなり好きだ。)

※ボラットさんについて知らない方は、ウィキペディアあたりを読んでからどうぞ。彼のことは、絶対に真に受けてはいけません。(ボラットさんの中の人は、Ali Gの中の人と同一人物です。)


Yappr.comについては、「WEBベンチャー・リンク」さんの10月25日記事:
http://ww1.web-vl.com/e93.html
開発者のパトリック・ニーさんは米国在住で、日本に留学していたことがある。自分自身が成長してから「外国語」を学んだ経験があり、その経験に基づいて考案された学習ツールがYappr.comだ、とのこと。

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教材 英語学習 英語
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2007年08月31日

だからオージー英語は難しいんだってば。

ウェブログ、「今日の覚書、集めてみました」さんの31日のエントリで、オーストラリアのベテラン外交官(たぶん既に引退しているのだと思うが、元国連大使、元インドネシア大使など、ものすごい経歴)であるRichard Woolcottの著書から、異言語間翻訳作業における言語的混乱(いわゆるlost in translationの状態)についての部分を紹介したガーディアン掲載ロイター記事を知る。

'When I look at my backside, it is in two parts' - how diplomacy got lost in translation
James Grubel, Reuters in Canberra
Friday August 31, 2007
http://www.guardian.co.uk/australia/story/0,,2159630,00.html

内容がほとんど同じ記事がテレグラフに出ている。
Even diplomats get lost in translation
By Martina Smit and agencies
Last Updated: 2:55am BST 31/08/2007
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/08/30/wdiplomat130.xml

オーストラリアの外交官が現場で目撃した通訳珍騒動集、という感じで、米原万里さんのご著書に通じるものがあるのだが、中でもすごいのがオージー英語→日本語の翻訳失敗事例である。

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英語
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2007年07月10日

音と文字の関係の問題についてのお話。

英語にはSimplified Spellingが必要だという考え方があって、なかでも「過激派」のバーナード・ショーは文字まで変えるべきとしていたのだけど:
http://en.wikipedia.org/wiki/English_spelling_reform

その話題での、Simplified Spelling Societyの人と第二言語習得の専門家(教授)との対談。

Should we simplify spelling?
Last Updated: Tuesday, 10 July 2007, 12:11 GMT 13:11 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/magazine/6250184.stm

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2007年06月18日

【調べもの】バリスターの敬称

※以下、間違ったことを書いていたらコメント欄でご指摘ください。はっきり知っていることではないので。。。

検索ログを見ていたら「バリスターの敬称」を探してここにたどり着かれた方がおられたようだ。残念ながら、それについて直接書いたエントリはなく、検索して来られたのにほしい情報は見つからなかったのではないかと思うが、en.wikipediaに日本語話者にはイマイチわかりづらい解説(というか箇条書き)がある。
http://en.wikipedia.org/wiki/Title#Judicial_titles

Barristerは「名前のあとに置いて職業名を表す」ための語(一種の「敬称」)で、普通にバリスター(「法廷弁護士」という日本語が当てられることが多い)の場合(つまりSirでもLordでもなく、QCやPCではない場合など)は、Robert Smith, Barrister(<リンク先のページタイトル参照)で「ロバート・スミス弁護士」ということになる。相手に呼びかける場合や「○○弁護士」として三人称で使う場合には、基本的に「Mr/Miss/Mrs/Ms+名前」でよいはずだ。

例えばbarristerでガーディアンを検索して見つかった裁判に関する記事、Cadbury admits salmonella chargesでは、次のようになっている。
http://business.guardian.co.uk/story/0,,2103997,00.html
The company's barrister, Anthony Scrivener QC, entered the pleas on behalf of the firm during a 10-minute hearing at Birmingham magistrates court following a prosecution brought by Birmingham City Council. ...

Mr Scrivener told the court that although certain facts in the case were still in dispute, Cadbury accepted its responsibility and was pleading guilty to the charges.

また、UKの地方自治体のサイトに、Miss Smith, Barristerという表記も見られる。

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英語 敬称-title
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2007年04月28日

「20世紀のスピーチ」特集@ガーディアン

先日から、ガーディアンが、「20世紀の名演説」のブックレットを付録につけるというキャンペーンをやっている。そればかりか、そのブックレットの内容をウェブで無料公開している。基本的に、それぞれ音声も聞けるし、スクリプトも読めるようになっている(いくつかの例外あり)。スクリプトのページにはYouTubeの映像へのリンクがはられているものもある。また、毎回「解説者」が解説を書いているのだが、この「解説者」がけっこう豪華だったりもする。
http://www.guardian.co.uk/greatspeeches/0,,2056516,00.html

今日で8日目になるのだが、8日目までのラインアップは:

No 1: Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)
1940年6月4日の英国会演説(第二次大戦での戦時内閣首相としての非常に勇ましい演説。最後のほうの、"we shall defend our island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender" というのがけっこう知られていると思う)。
http://www.guardian.co.uk/greatspeeches/churchill

No 2: John F Kennedy(ジョン・F・ケネディ)
言わずもがな、1961年1月のあの就任演説(「国が君のために何をではなく、君が国のために何を」)。
http://www.guardian.co.uk/greatspeeches/kennedy/0,,2060095,00.html

No 3: Nelson Mandela(ネルソン・マンデラ)
1964年4月20日、最高裁判所の被告人席から。マンデラはこの裁判で終身刑になっている。解説を書いているのはデクラーク元大統領。
http://www.guardian.co.uk/greatspeeches/mandela/0,,2060099,00.html

No 4: Harold Macmillan(ハロルド・マクミラン)
The wind of change speechとして知られる1960年2月の南アでの演説。アパルトヘイト反対を訴えた。
http://www.guardian.co.uk/greatspeeches/macmillan/0,,2060100,00.html
※権利の関係でスクリプトと音声はガーディアンのウェブサイトでは掲載できないそうです。でも"The wind of change""Harold Macmillan"で検索すれば、ほかのメディアで掲載されているのが見つかるはず。BBCは「今日は何の日」で音声公開してるし。

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英語 歴史 英国 米国
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2007年03月24日

コックニーでimpossible is nothing体験!

adidasのImpossible is nothingのシリーズのCM、ベッカム編。
http://www.adidas.com/

アディダスがエンベッド・プレイヤーを提供しているので貼り付けてみよう。私の環境では日本語字幕つき。




98年ワールドカップのシメオネへの蹴りの件でいかにヘコんだか、そこからいかに立ち直ったかを語っているのだが、見事にすべて、無声音のTHがFになっている。これはコックニーの特徴のひとつだ。

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Football 「様」 英語
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2007年01月07日

「おもしろ英語」@製造物責任関連

Plain English CampaignのFoot in Mouth Awardこと「わけわからん大賞」よりもおもしろいかも。アメリカのMichigan Lawsuit Abuse Watch(「ミシガン州 訴訟濫用を監視する会」みたいな感じ?)がまとめた「工業製品の変な注意書き」。

'Wacky warnings' rewarded in US
Last Updated: Saturday, 6 January 2007, 11:54 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/6236585.stm

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2006年12月30日

妻夫木聡の "No!" の母音にやや親近感

今年の、東京ガスの「ガスパッチョ」のCMが、ちょうどいい具合にオフビートで印象に残っている。妻夫木聡の部屋のクローゼット(実はタイムマシンの出口)から、歴史上の偉人・有名人がいきなり現れて、最新のキッチンや暖房に感嘆する、というストーリーのシリーズだ。

http://www.tokyo-gas.co.jp/channel/200ch/index.html
※WMPだけかもしれない。

現れる偉人には「ニュートン」や「信長と光秀」(「信長風気まぐれ炒め」を作る)や「赤穂浪士」や「ノーベル」や「フレミング」などがいて、どれもおもしろCMなのだけど、中でもツボにはまりまくったのが「ミスティ・シェークスピア編」。

クローゼットからいきなり現れたシェイクスピアは、なぜか通訳者さんを伴っている(ジュリー・ドレフュス<フランス人だよね・・・)。その通訳者さんが、通訳と見せかけて、自分の言いたいことを言い、自分の思うように行動する。

ひょっとしたらこれは「正しい」通訳・翻訳とは何か、という根源的な問題を提示する社会派作品なのではないか・・・という冗談はさておき、ツボなのはこのCMでの「英語」だ。

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2006年09月26日

bread and butter issues

bread and butterには、こんにちでは日本語としてはずいぶん古臭く聞こえるようになってしまった「バタつきパン」という定訳がある。私は子供のころ、何らかの翻訳された童話を読んでいてこの表現を知り、「バタ」が「バター」の意味であることを調べて知り、「学校の『国語』のテストでは最後の棒(オンビキ)がないと減点されるのに」と理不尽な思いを味わった。今思えば、ここらへんが「すべてを疑え」なスタンス(懐疑的にみること)の出発点だったのかもしれない・・・なーんてね。

閑話休題。

日本語でも「日常茶飯事(にちじょうさはんじ)」という表現に「茶」と「飯」が入っているが、英語でbread and butterというのもそんな感じで、bread-and-butterとハイフンでつないで1語扱いにし形容詞化させると、「人々の日常に密接な関係のある」というような意味となる。

http://dictionary.cambridge.org/define.asp?dict=CALD&key=9429
bread-and-butter
Bread-and-butter ideas or problems are the basic things that directly relate to most people:
Health and education are the sort of bread-and-butter issues that people vote on.


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英語 実例 弔文 北アイルランド Sinn Fein
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2006年09月18日

無料翻訳比較〜2006年9月版(2)

先日(13日)の記事では、パラグラフまる1個をサンプルとしたため、同じ翻訳エンジンでもセンテンスごとによかったり悪かったりで、「どのエンジンがいいです」ということが言えない結果となった。記事自体もそれぞれの翻訳エンジンの特徴みたいなのがわかる人にはわかるという程度にしかまとめられていない。

というわけでパート2。例によってはてなダイアリとのダブルポスト。

サンプル文:
http://media.guardian.co.uk/site/story/0,,1874584,00.html
Barbara Bodine, the US ambassador to Yemen, said claims she blocked a FBI investigation into the al-Qaida attack on the USS Cole in 2000 were "false".

この文で最も重要なのは、「バーバラ・ボーディンは言った」+「主張(claims)は『誤り』であると」という構造(上記の太字部分)。そして「主張」に〈同格〉のthat節が、thatが省略されたかたちでくっついているという構造。(文の構造の分析については、はてなダイアリでのメモ参照。ある程度詳しく書いてあります。)

というように、文構造はそんなに複雑でもないが、単純でもないというこの文を、例によってCross Translationさんで串刺し翻訳。

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機械翻訳 ウェブ 無料 翻訳
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2006年09月13日

無料翻訳比較〜2006年9月版

※以下、はてなダイアリとのダブルポスト。

さて、機械翻訳だ。

過去記事:「無料翻訳比較〜「使えるオンライン無料翻訳」はどれか。」(2006年2月):
http://nofrills.seesaa.net/article/22784796.html

翻訳エンジン比較についての過去記事(2006年7月):
http://d.hatena.ne.jp/nofrills/20060712/

7月にやってから2ヶ月経過したのでまたやってみる。

翻訳エンジンは:
- Cross TranslationでYahoo, Excite, Livedoorなど6件
http://sukimania.ddo.jp/trans/trans.php

- 訳してねっと
http://www.yakushite.net/
※「訳してねっと」では「基本翻訳」と「おすすめ翻訳(原文を解析して、最適なコミュニティの辞書を使用)」から選べるが、今回はどちらでも同じ結果となった。

今回はBBC NEWSのHave your say(ご意見をどうぞ)、テーマはDo you agree with President Bush?(2006年9月11日)から、次の文を翻訳エンジンに投げた。

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無料 翻訳 ウェブ 機械翻訳
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2006年08月30日

sea changeというフレーズの連想させるものと、20人の首相たち。

Who was the best PM of the 20th century?
http://politics.guardian.co.uk/politicspast/story/0,,1860576,00.html
Whereas in 1997 there was a mood for a real "sea change" (to use James Callaghan's phrase from 1979) for a new sort of society.

sea changeというフレーズが読者に何を連想させていたか、やっと具体的にわかった。キャラハンが1979年に使ってたフレーズ、つまり、サッチャー登場前夜だったのか。

sea change:
http://homepage2.nifty.com/nofrills/words/data/1032400900.html

キャラハン:
http://en.wikipedia.org/wiki/James_Callaghan
http://ch.kitaguni.tv/u/917/todays_news_from_uk/0000197738.html

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英語 ブレア サッチャー 北アイルランド
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2006年08月28日

Who Killed the Newspaper? (The Economist)

これはある映画のサントラだが:
The Great Rock 'n' Roll SwindleThe Great Rock 'n' Roll Swindle
販売元 : Amazon.co.jp 音楽
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この映画The Great Rock'n'Roll Swindleは、プロジェクト開始時はWho Killed Bambiというタイトルで、TGRRSのサントラの裏ジャケはバンビの死体の写真である。
http://en.wikipedia.org/wiki/Who_Killed_Bambi%3F
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Great_Rock_and_Roll_Swindle

・・・なんてことを思い出したのは、下記のアートワークを見たからである。

economist-whokilled.jpg

The Economistの8月24日号、記事は:
Who killed the newspaper?
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=7830218

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メディア 読解 ライティング 教材
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2006年08月17日

fairlyとvery

「程度(の差)を表す副詞」と呼ばれる一連の語は、使い分けが難しい。possibly, maybe, probablyなどもあるけれど、難しいことで最も有名なのがquiteだろう。It's quite likely that... といわれたとき、それが起こる可能性はどのくらいかについて、英国と米国とでは違いがあるとか、日本人には難しすぎるからすれ違いを生まないようにするためにもquiteは使わないほうがいいとか、いろいろと言われている。

fairlyとveryも、これら「程度の差を表す副詞」に含まれる語だが、次の例では、fairlyとveryの違いははっきりわかる。

a majority thought it fairly likely Britain would suffer a terrorist attack in the next year, while a third thought it very likely.

-- source: Majority believe west is losing 'war on terror'
http://politics.guardian.co.uk/foreignaffairs/story/0,,1852228,00.html



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実例 英語
posted by nofrills at 23:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 英語

2006年06月30日

4文字語の使い方をブレアさんたちに習おう。

翻訳小説を読んでいると、ときどき、「おまえのそのクソ足をそのクソ机からどけろ」調の珍妙な日本語に行き当たって、思考停止してしまうことがある。映画の字幕でもこういうのがないわけじゃないけど、映画の場合は音声があるから珍妙な日本語に付き合わずに済む。でも小説の場合は、その日本語と付き合っていかなければ最後まで読めない。困ったもんだ。

英語のいわゆる「4文字語」は、単に機械的に「クソ〜」とすればいいってもんじゃない。作家がその登場人物に「4文字語」を使わせるのは、その人物のバックグラウンドを語りたいからだ。で、日本語の「クソ〜」は「4文字語」と必ずしも1−1で対応してない。だから「おまえのそのクソ足をそのクソ机からどけろ」とかいう調子で延々とやられても、その人物がどういう人で、何をどう考えているのか、人物像ってやつが見えてこないのだ。私が読んだ中で一番近い例では、文庫本の『ナイロビの蜂』のケネス・カーティスね。「ケネス・カーティス」がもっと生々しく伝わってくる翻訳だったら、あの小説の印象はずいぶん違っていたに違いない。

というように、『ナイロビの蜂』ではル・カレは「4文字語」を「外務省のみなさんとは遠い世界の、下層階級の男」の記号として使っていたのだけど、実際は、4文字語は階級・身分とかに関係なく使われる。

……という話が、ガーディアン/オブザーヴァーのblogにあった。
http://blogs.guardian.co.uk/observer/
archives/2006/06/29/fuck_it_shes_no.html


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スラング 4文字語 英語
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2006年05月10日

by the seat of one's pants

英国の新外相、マーガレット・ベケットは、基本的に前任者ジャック・ストローの路線を維持していくと明言、アメリカ側も、ブッシュ大統領が「とにもかくにもまずは外交」と述べるなどしている。(←リンク先BBC記事、アメリカ大統領もイラン大統領もどちらも微笑んだ顔の写真であることに注目。)

そのベケット外相、初仕事であるニューヨークへの出張(UNSC常任理事国&ドイツの外相との会談)を終えたところでこう語った。

"I'm flying by the seat of my pants but, I was told by one of my officials this morning, quite gracefully," Mrs Beckett said. "It's been interesting and stimulating and I've enjoyed it, but I like to see success at the end of my negotations and we aren't quite there yet," she added.
-- The Times, "Beckett's Iran deal 'ready by Monday'", 10 May 2006


このby the seat of one's pantsというイディオムをニュースで見たのは初めてなので、メモしておく。

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英語 マーガレット・ベケット 慣用表現
posted by nofrills at 08:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
dontattackiran.gif
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