kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2017年11月08日

【「140字」時代の終わり】Twitterの文字数が増えた。

英語圏でTwitterが報道機関の人々の関心を本格的に引いたのは、2009年のイランの動乱のときだった。以来、ユーザーの数も幅も増やしつつ、Twitterはいろいろと機能を追加してきた。2009年夏はRetweetも正式な機能としては備わっていなくて(いわゆる「公式RT」ができるようになる前)、イランの動乱に関する「拡散希望 (plz RT)」のツイートは、手動で全文コピーして、"RT @username:" を冒頭に付け加えて送信していた。URLの自動短縮も備わっておらず、URLの文字数がすべてTwitterの投稿可能な140字にカウントされてしまっていたので、URLを添えて何かを書くということはあまり現実的ではなく、そうしたい人は別個URL短縮サービスを使ってコピペして投稿していた(そのURL短縮機能を内蔵していたのが、現在ではTwitter社に買収されたスタンドアローンのソフトウェア、Tweetdeckだった。Tweetdeckが突出してユーザー数が多かったのは、そういったユーザビリティに関する部分での補助的機能が充実していたからだった)。

それが本当に遠い昔のことのように感じられるようになった。

 ツイッターは11月8日、Twitterのツイートの制限文字数を拡大すると発表しました。

 同社は9月27日から、1つのツイートの制限文字数を、現在の140文字から280文字に拡大するテストを開始していました……。テストは利用者の中から5%のユーザーを対象に、およそ4週間から6週間かけて実施されました。

 テストの結果、「Twitterのスピードとシンプルさを保ちながら、より表現できるようにすること」が達成されたため、制限文字数の拡大に踏み切ったとのこと。

 なお、日本語、中国語、韓国語は引き続き制限文字数が140文字のままです。……

--- Twitter文字数拡大へ 日本は対象外
http://ascii.jp/elem/000/001/583/1583033/


このニュースを見たとき、私は「英語と日本語が混在しているときはどうなるんだろう」と思った。私のツイートの大半は、英語圏の報道機関のサイトのTweet thisボタンを使って記事見出しとURLを取得し、文字数に余裕がある範囲で日本語のメモを書き添えるというスタイルだ。なので、140字のままだと今回の変更の恩恵は全く受けられないということになるのだが、もし280字にしてくれているのならとても嬉しい。英語の見出しで文字数を食いすぎてしまって日本語ではほとんど何も書けないということが頻発しているのだ。

というわけで、8日の昼間に使ってみながらキャプチャでメモを取っていた。昼間は投稿している時間がなかったものを今(同日23時過ぎ)、アップしているのが本エントリである。

今回の変更に伴い、Twitterのウェブ版では投稿画面での文字数確認方法が変わった。まず、これまで入力欄の右下、Tweetボタンの隣に表示されていた文字数が消えている。

twittermojisuu-min.png

まさか何の指標もなくえぐるように打つべし、打つべしということになるのだろうかと一抹の不安を覚えつつ適当な文字列を入力していくと、入力欄の右隅(これまで絵文字のアイコンが表示されていたところ……絵文字は右の上の角に引っ越した)に円形の文字数インディケーターが表示されている。

twittermojisuu2-min.png

このインディケーターが、文字の入力にともなって変化していく。

twittermojisuu3-min.png



【続きを読む】
posted by nofrills at 23:37 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月01日

「蚊を脅迫してTwitter凍結」なる話題、BBCは裏取った上でサイトに載せてるのかな。FakeNewsではないという確証が持てないんだけど

BBC News Japanのこんな記事が話題になっている(このサイトの記事は、英語記事からの翻訳である)。

何カ所も刺されて蚊に「死ね!」とツイート……アカウント凍結
2017年08月31日
ポール・ハリソン、BBCソーシャルニュース
http://www.bbc.com/japanese/41105014

私はBBC Newsは英語で読むので、BBC News Japanはほとんど見ないのだが、何となく見てみたこの記事のページには、何かとっても違和感がある。何だろう……と数秒眺めて気がついた。

この記事、ほかのニュース記事(例えば "「対話は答えではない」 北朝鮮対応でトランプ米大統領" っていう超シリアスな記事)などと完全にフラットに並んでいるように見えているのが、違和感の原因だ。

mosquitotwitter01-min.png


ちなみに原文(BBC Newsの英文)はこう。記事セクションの上にBBC Trendingというヘッダーが入っていることに注目。これがBBC Newsサイト内での「コーナー」を表す。

mosquitotwitter02-min.png

本来BBC Newsにはコーナーの区分があって、「シリアスなニュース」の記事と、いわゆる「こぼれ話」「珍ニュース」や「ネットで話題」を扱うブログ的な記事とは区別ができるようになっている。それを示しているのが記事セクションの上にあるヘッダーなのだが、仮にBBC News Japanのサイトで閲覧した場合のようにそのヘッダーがない状態でも、内容的に考えて、この記事は誰がどう見ても後者(「こぼれ話」「ネットで話題」系)だ。

BBC Newsのサイトをよく知らない人にその違いを言葉だけで説明するのはとても難しいので、さらにキャプチャ画像を見ていただきたい。左が普通の「シリアスなニュース」(この記事……何かえらいことになってますね)、右が「珍ニュース」(この記事)。

ordinarynews-min.png newsfromelsewhere-min.png

右側のキャプチャ画像のヘッダーに書かれているNews from Elsewhereは「世界のどこかからのニュース」というような意味で、この記事の執筆者クレジットは、"By News from Elsewhere...as found by BBC Monitoring" と記されている。で、このBBC Monitoringというのは、英国(というか英語圏)以外のメディアの報道をモニターする部門、つまり外国の新聞やテレビで報道されている「小ネタ」的な話題を英語で紹介する部門のことだ。BBC Monitoringの記事は、BBCに所属するジャーナリストが裏取り・取材をしたものとは違い、基本的に「外国のメディアが何を報道しているか」を英訳したもの。だからこのコーナーの記事は、BBCのサイトに出ているからといって「BBCの報道」と考えるわけにはいかないし、「BBCだから内容もしっかりしているだろう」と前提することも、厳密には、できない。

このような、BBCのジャーナリストが裏取り・取材をしたわけではない記事が出るコーナーが、BBC Newsのサイトにはまだ他にある。それが「ネットで話題」系の記事が掲載されるBBC Trendingのコーナー(今回の「蚊への脅迫でTwitterサスペンド」の記事の掲載コーナー……BBC News Japanのサイトではそういうコーナーに掲載されていることがわからないのだが)である。

trending-ugc-min.png

このコーナーのページには、PCで見た場合は右肩(iPadだとページの一番下)に "About this Blog" として、 "The BBC bureau on the internet. Reporting on what's being shared and asking why it matters." という説明がある。「このブログは、BBCのインターネット支局です。何が話題になっているかを報告し、なぜそれが重要性を持つのかを問います」という意味。つまり「ネットで話題になっていることを解説する」ということだ。簡単にいえば、基本的には「ツイッターのまとめ」のようなものである(そういう記事は、英語圏では大手報道機関が量産している。インディペンデント系列のindy100.comが具体例としてわかりやすいだろう)。

このコーナー(ブログ)が取り上げるトピックが英語圏のものである場合、また英語圏外のものでも最初から英語で書かれている場合は、専門家のコメントが添えられていたり、何らかの分析が行なわれていることも多い(単なる「まとめ」のことも多いが)。時には非常にしっかりした仕事がなされていることもある。例えば2014年11月、シリア内戦に際しどっかの「意識高い系」のアーティスト気取りが、役者を使って撮影したフィクションのビデオを「実際の映像」としてネットにアップするというとんでもない出来事があったとき、デイリー・テレグラフなど大手メディアのアカウントも含め、非常にたくさんのアカウントが映像を真に受けてそのまんま拡散する中、ファクトチェック専門業者と組んでがっつりと冷静な検証を行ない、ビデオの作者を突き止めていたのがこのBBC Trendingだ。ごく最近も、極右による反Antifaの情宣で、事態とは無関係な家庭内暴力についての写真が勝手に利用されていたことについての調査・検証記事を出している(こちらは検証は外部の人が行なっている)。

だから、BBC Trendingのコーナーの記事だからといって即「BBCが取材せず、ネット上の情報をまとめている記事だ」と決め付けることはできないのだが、それでも、このコーナーの記事については、「BBCがこのように報じている」として他人に伝えること(拡散すること)ができるクオリティがあるかどうか、かなり慎重にならなければいけない。

というところでようやく本題だが、「蚊を脅迫してTwitterアカウントをサスペンドされた日本人」の記事は、BBC News Japanのサイトではわからないが、BBC Newsのサイトでは絶対に見間違いようがないくらいはっきりと、BBC Trendingと表示されている。
http://www.bbc.com/news/blogs-trending-41097947

【続きを読む】
posted by nofrills at 11:00 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

アイルランドが荒波に翻弄されすぎな件(一夜にして現れた砂浜の話)

1つ前のエントリで言及した山本正氏の『図説 アイルランドの歴史』(河出書房新社「ふくろうの本」)には、下図のような帯がかかっている(オレンジ色なのはシリーズ共通で、アイルランドの文脈でいう「オレンジ」とは関係ないと思うが、それでも何か笑ってしまう)。

book-historyofireland-kawade.jpg

歴史の荒波に翻弄された「妖精の国」「緑の島(エメラルド・アイル)」
古代から現代までを俯瞰する画期的通史!
(略)
豊かな文化を育むも苦難の歴史を歩んできた
アイルランドのすべてがわかる! 決定版!


「歴史の荒波」というのはただのクリシェ(常套句)だが、アイルランドを翻弄した「歴史の荒波」ならぬ、「リアル世界の荒波」の記事が出ているのに気づいたのは、8月5日の夜だった。本はまだ本棚から取り出したままになってて、この帯の「荒波に翻弄」の文字列に、しばしにやにやしていた(傍から見たら相当不気味だ)。

アイルランド島の西海岸、島の上半分(北半分)で一番出っ張ったあたりにあるメイヨー州アカル島 (Achill Island)。島だが本土とは非常に近く、橋でつながっている。この島の名で画像検索すると、うちら凡人が「アイルランド」と聞いて思い浮かべるような、丈の短い草が表面を覆っているだけの、でこぼこした岩肌っぽい土地に海、という写真が多く並んでいる(中には羊がもこもこしているものもある)。

アイルランド島の西海岸は大西洋からの強風で土が吹き飛ばされてしまうため、木が根を張ることができず、森・林や茂みのようなものがなく、ただ芝生のような草が地面を覆っているということを初めて知ったとき、ちょっとほっとくと木々の間に蔦やら葛やらが繁茂して濃密な空間をつくる日本のこの環境ではそこらに出るのは「お化け」や「妖怪」や「キツネ、タヌキ」だが(私の曾祖母は生前、「若いころに山でキツネに化かされたことがある」と言っていた)、アイルランドでは彼らが潜む木の陰もないから、「妖精」なんていう可愛いものがふわふわと飛んでたりするんではないか、などという他愛もないことを思った。

妖精が実在するとは、もちろん私は思っていない。しかし、妖精がいると考えた人々は実在した。その人たちがそう考えたのは、そういう考えにつながるような不思議な出来事があったからだろう。曾祖母が「キツネに化かされた」と考えたような不思議な出来事に遭遇したように。

そして、アイルランドで昔、人々が「妖精がいる」と考えたのは、こういうことがある(あった)からかもしれない、というニュースに私がネットで遭遇したのは、今年5月のことだった――メイヨー州のアカル島というところで、33年前、荒天の中消えてしまった砂浜(砂が全部なくなってしまった)が、一夜にして復活したというニュースだ。

【続きを読む】
posted by nofrills at 23:50 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

【便利】Twitterカードの表示を強制的に更新させる方法 (Twitter Card Validator)

当方、Twitterは基本的に、BBC Newsやガーディアンなど英語圏の報道機関のサイトの記事についてメモるために使っている。それぞれの記事についているTweet thisボタンを使って、見出しとURLと簡単なメモをツイートしている。そうすることで自分のTwitterのログ(Twilogを利用している)が、自分が読んだりあとで読もうと思ったりした記事のデータベースとなり、何かと便利である。

BBC Newsなど大手報道機関は、現在まず例外なく、Twitterカードを使って、個々のTwitterユーザーがツイートする記事の見出しとリード文、記事付属の写真が、個別ツイート内で展開されるように設定している。そのため、私のTwitterのTLはどこかの大手報道機関の記事のTwitter Cardがずらっと並んでいる。

例えば1997年のIRAの停戦(最終的停戦)から20年を振り返るこの記事は、次のような手順でTwitterにメモっている。

1. 記事にあるTweet thisボタンを押す。
twthisb.png

2. ポップアップ・ウィンドウに見出しとURLが自動的に入力されているので、あとは余った文字数を使ってメモを付け加える。
twthisb2.png

3. このようにフィードされる。
twthisb03.png

たいていの場合は、このように、何の問題もなく自分が意図した通りの表示になるのだが、BBC Newsで頻繁に行なわれるように、同じURLで記事が上書き更新され、見出しやリード文が書き換えられ、写真も入れ替えられてしまうと、ツイートでフィードしている見出しや自分で書いたメモの内容と、Twitterカードに表示されていることにズレが生じることがある。例えば下記のようなケースだ。

twthisb4.png

こういうことが生じると、Twitter上で見る限り、自分が参照先の記事に書かれていないこと、おかしなことを言っているように見えてしまうので、若干困ることがある。リンク先を参照していただければ、BBCの記事更新のタイミングに伴う単なるズレだということは即座にわかるはずだが、誰もがみなリンク先の記事を見てくれるわけではない(ちなみにこのツイートはImpressionが960くらいの段階で、リンクのクリック数は3である。30ではない。3である)。このズレは時間が経過すれば解消されるのだが(Twitterカードが更新される)、それがいつになるかはわからないし、解消されるまでの時間(短くて数時間)は困った状態が維持されることになる。

こういうことが生じると「またTwitterカードのズレが生じている……」ということも書き添えるようにしているのだが、今回、Twitter上で仲良くしている方からよいことを教えていただいた。

Twitter Card Validatorというのがあるそうだ。
https://cards-dev.twitter.com/validator

【続きを読む】
posted by nofrills at 18:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

「Windowsセキュリティでシステムが壊れていることを検出」? 「あと○秒でファイルを削除」? そんな表示が出ても無視すればOK。

ちょうど2年ほど前に、危なく、厄介なマルウェアをインストールしそうになったことを書いたが、今日も変なのに遭遇した。2年前の記事がけっこう読まれているようなので、今日の変なのについても少し書いておこう。

PCでのメインのブラウザはFirefoxで、ポップアップ抑制やトラッキング禁止などの環境は整えてあるのだが、Firefoxは最近のアップデートで重くなりすぎてまったく使えない(たしか51にアップデートされた直後からひどくなったと思う)。というわけでサブのブラウザ、Chromeを使っているのだが、Googleに閲覧履歴などあれこれ溜め込まれるのに抵抗感があるので、適宜、「ゲスト」モードを併用している。「変なの」に遭遇したのは、そのゲストモード使用時だ。

なお、Chromeの「ゲスト」モードでは、通常のユーザーとして設定してある拡張機能などが何も使えない(Incognitoモードでは設定次第で拡張が使えるが、「ゲスト」では無理)。よって、ポップアップ抑制やトラッキング禁止、ドナルド・トランプへのツッコミなど、ふだんサブとして使っているChromeでの環境は反映されない。

で、そのゲストモードを使って、私はFlickrにログインした(Flickrのログインには、米YahooのIDが必要である)。Flickrはログインするとまず、自分がフォローしている人たち(旧称contacts)が新しくアップした写真があれこれ表示される。みんな、上手いなあ……と目の保養をし、遠い異国の風景写真や建物の細部の写真をfaveしたあと、自分のページにアクセスして、何枚か写真をアップロードしようとしたときだったと思う。植物の学名を調べたりするためにいつも横に新規ウィンドウを開いておくので、今回もそうしたところ、突然、このような「警告」が表示された。

nisekeikoku.png


メッセージが表示されている部分のみ拡大すると:

nisekeikoku-c.png


下に、文字起こし(というかテキストデータ化)しておこう。私のIPアドレスなどは伏せるが、文末の「。」が半角ピリオドになっている箇所も忠実に再現しておく。

Windowsセキュリティシステムが破損しています

Windowsシステム: Windows 7

IP: ***.***.***.***

ご注意: Windowsセキュリティによってシステムが壊れていることが検出されました。ファイルは***秒で削除されます.

必須: 下の[更新]ボタンをクリックして、最新のソフトをインストールしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してください.


この「ファイルは***秒で削除されます」の部分はカウントダウンしていくようになっている。

意味がわからない。「Windowsセキュリティシステムが破損しています」ということは、破損しているのは「Windowsセキュリティシステム」だ。一方、「Windowsセキュリティによってシステムが壊れていることが検出されました」ということは、破損しているのは「システム」でそれを検出したのが「Windowsセキュリティ」だ。で、「おや、これはひょっとして『Windowsセキュリティ』と『システムが破損しています』の間にナカグロなりコロンなりを入れるのを忘れているのかな」と気づくわけだが、カウントダウンの秒数に煽られてパニクってしまったら、そんなことは考えないだろう。

なお、「何を言っているのかわからないメッセージに促されて[更新]を押すなんてことはありえない」などと冷笑気味に言う人もいるかもしれないが、よく訓練されたWindowsユーザーは「意味がよくわからない悪文」をおかしいと思わない。なぜなら、このような意味の分かるような分からないような悪文はWindowsではデフォだからだ。Windows 95から使っている私が断言するが、Windowsの日本語は、センスがまったくよろしくない。それにこのメッセージの日本語の壊れ方は、フィッシング・メールや、LINEでの「iTunesカード買うのを手伝ってくれませんか」詐欺の「変な日本語」ほどではない。だからこのメッセージを見て、カウントダウンに煽られて[更新]ボタンを押してしまう人がいることは、想像に難くない。

だけどこのカウントダウン、何もせずただほっといたら、「残り1秒」のままずーっと停止してた。お茶沸かしに行って戻ってきてもこのままだった。

nisekeikoku3.png


さらにそれから15分か20分かそこらほっといてリロードしてみたら、Not Foundになってた。

nisekeikoku4.png


だから、こんなのはほっといても大丈夫だ。

もう少し詳しく見てみよう。


【続きを読む】
posted by nofrills at 17:25 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

【ネットの使い方】知らなかった植物の名を、インターネットで調べるまで

そこに何が植えてある/生えているのかなんて、気に留めたこともなかったのだろう。歩いていたら、白いチラチラしたものが大量に目に入ったので、「花かな?」と興味を持って近づいてみて初めて、そこに植物が植えてある/生えていることに気づいた。それは大きな建物の裏手、常に日陰になっているような場所で、きちんと間隔を保って立っている大きな木の足元だ。

近づいて見てみると、花であることは間違いないのだが、タネツケバナやハコベやミミナグサのようにわかりやすくかわいいわけでなく、何とも奇妙な花だ。遠目で白くチラチラしていたのは、花弁や花弁のように見えるガクではなく、おしべそのもののようだ(この花には、花弁や花弁のように見えるガク――アジサイの「花弁的なもの」のような――がない)。

pachysandra-terminalis04.jpg


pachysandra-terminalis01.jpg


pachysandra-terminalis03.jpg


あとでネットで調べよう、と思って写真を撮っていると、「何かある?」と通りすがりの人に声をかけられた。「花だと思うんですけど、何でしょう、これ……」と指さすも、その人も「なんだこれ」と首をかしげるばかり。「花は花だろうねぇ。興味あんなら、むしって持ってっちゃいなよ」と言うその人は、植物と庭いじりが好きだという口ぶりだった(「ガーデニング」というカタカナっぽい雰囲気ではなかったが)。「柵の外に出てるの、いっぱいあるよ。地下茎だろうね。地下茎だからさ、どこまでも増えてっちゃうのよ。引っこ抜いてって植えればこんなん、どんどん増えるよ、あっちにも、ほら!」というその言葉に従っていたら、将来的に私はキュー・ガーデン的なものでも始めることになってしまいかねないので、「いやいや……今から買い物に出かけるところなので」と丁寧にご辞退申し上げた。実際、引っこ抜いた植物を手に持ってスーパーのお豆腐コーナーで厚揚げを選ぶなどするわけにもいかない。

pachysandra-terminalis09.jpg


さらに建物の入り口の方に行くと、柵のないところにも同じ植物が植えられていて、真上からの写真を撮ることもできた。大きく伸びた花穂もあった。

pachysandra-terminalis14.jpg


pachysandra-terminalis15.jpg


その大きく伸びた花穂から、「そういえば、『なんとかトラノオ』と呼ぶ植物があったな」とウェブ検索してイブキトラノオという植物についてのウィキペディアの項目を見つけたが、花は似ていてもが全然違うし、それにあちらは高山植物だ。では……とイブキトラノオが属しているタデ科のイブキトラノオ属の一覧を見てみるも、みな花は似ているが植物としては違う。

【続きを読む】
posted by nofrills at 09:45 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

大統領就任という立て込んでるときに合わせて、なぜかユーザーインターフェイスを変更したTwitter.

発足するや否や、報道官が「嘘、はったり」の類をぶちかましていきなりミーム化するという惨状を呈しているトランプ政権。それに対しトランプ支持者たちは……見るのもうんざりだから(っていうか見るとこちらの感覚がおかしくなるので)見ていないが、彼らのことだから、ミームにされたことも「左翼/リベラル/アンティファ/フェミ/ネオリベのwhinersが、私たちの大統領をいじめに来た!」と解釈したりするのだろう。そういうのにも、徐々に慣らされていくのだ、これからは。私が異常なことを「異常」と感じなくなるまでに、たいした時間はかからないだろう。1年もしないうちに「なぜ以前はこれが『異常』に思えていたのだろう」と思うようになっているはずだ。それへの抵抗として、私は書き留めるべきと思ったことを書き留める。できる範囲で。

月曜からの本格的な仕事始めを前にした土日の様子を見て、Twitter上で私がフォローしたりリストに入れたりしている米国のジャーナリストたちは、何がなぜ、どのようにひどいかを指摘するので大忙しのようだ。あまりたくさんは見ていないのだが、それらは「報道官発言のミーム」とあわせてRTするなどしてある。
http://twilog.org/nofrills/date-170122/asc

土曜日(21日)には、世界各地で女性たちのデモ(Women's March)が行なわれた。その様子を伝えるツイートも、21日から22日にかけてRTしている。イラクのエルビル(イラクのクルディスタン)からも、雨の中行なわれたデモの様子が伝えられてきている。米国内からは「この街としては史上最大のデモとなった」といった地方ニュースも伝えられている。

と、そのように大きな変化があって、たぶん普段よりも多くの人々がTwitterを使っているのではないかと思われたこの週末に、Twitterは緊急性などまったくなさそうなインターフェイス変更を行なった。本エントリはそのことについてのメモである。


【続きを読む】
posted by nofrills at 00:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月05日

文字化けしていたメールフォーム経由のメッセージは、ロシア発のスパムであると考えられる。

昨日、「仕事始めの4日、ウイルスが添付されたメールに注意」という注意喚起を見かけたが、今日5日の夕方になっても「コンピューターウイルスが猛威」という報道記事などは見かけないので、大きな被害が出るようなことは発生していないようだ。よかったよかった。

実は2日に、当ブログのサイドバーに置いてあるメールフォームから、これまでに見たことのないようなメールが送信されてきていた。「URL踏んだらお陀仏」という雰囲気がかもしだされているメールだ。それについて少しだけ書いてTwitterに投げたのだが、ウイルス、マルウェア、ランサムウェアやサイバー詐欺などいろいろと騒がしいようなので、その「メールフォームからの謎の投稿」についてここにエントリを立てておこうと思う。

mfm.pngまず、当ブログのメールフォームは、右記のようになっている(画像はクリックで原寸表示)。まだブログを使うようになる前、HTMLを手打ちしてサイトを作成していたころの2004年に使い始めた無料レンタルのメールフォームである(これを使うようになる前にも、これとは別のメールフォームを使っていたと思う)。

配色は当時のサイトの基本色で、画面の横幅が800ピクセルという、今から見れば狭い画面(当時のデフォ)を前提として作ってあり、今見ると色のバランスの問題で目がチカチカするかもしれない。気が向いたら直そうと思って数年経過している(すいません)。なお、投稿フォームに到達する前に長々と注意書きが続いているのは、そうする必要があったからである(HTMLでサイトを作っていたころは、「あなた、英国に詳しくて、英語ができるんですね」的な問い合わせがとても多かったので……「お勧めの観光スポットは」みたいなものから、「オーストラリアのワーキングホリデー制度のことを調べているのだが」、「英国のショップの個人輸入のやり方について」、「旅行保険の請求手続きについて教えてほしい」みたいなものまで)。

……と、そんなことは今回、どうでもよくて、見ていただきたいのは、このメールフォームは日本語話者が使うことを前提として作ってある、ということだ。


【続きを読む】
posted by nofrills at 23:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

大晦日に続き、元日にもその辺を歩いてみました。よく晴れていて風もなく暖かくて、児童遊園で駆け回る子供たちは上着もセーターも脱いでTシャツ一枚、中には半そでの子供もいたんですが、日差しが強烈で、防寒のためではなく日除けのために帽子をかぶってくればよかったと思うほど。

縁起物ということで松竹梅……と思ったのですが、「竹」が見当たらないので、梅、松、スズメで。梅は、確かロウバイの木で、花の準備が早いです。

31177989214_ff16d8b7b3_z.jpg


31980391856_798ce16d5a_z.jpg


31901609731_f810014a2d_z.jpg


【続きを読む】
posted by nofrills at 17:28 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

フィデル・カストロ(の遺灰)、最後の旅

フィデル・カストロから国民への最後のメッセージは、「死んだ後、個人崇拝はしてくれるな」というものだった。自分の名を冠したモニュメントは作るな、道路にも自分の名をつけるな、と。

11月25日(現地。日本では26日)にその死が公表され、翌日には遺言に従って遺骸は焼かれた。かねてより、「個人崇拝」に反対してきた人だった(チェ・ゲバラはハバナの大きな広場に面した大きな壁にどかーんと描かれているが)。そしてフィデル・カストロは小さな箱に収まって特別の車に乗せられ、首都ハバナから、島の反対側の端にある革命発祥の地、サンティアゴ・デ・クーバへと運ばれ、12月4日に同地で国葬が執り行われる。運ばれていく沿道には人々が並び、「コマンダンテ」を見送った。

From 29 November to 3 December the casket carrying his ashes traveled along a 900 kilometre route to Santiago de Cuba, tracing in reverse the route of the "Freedom Caravan" of January 1959 in which Castro and his rebels took power.

https://en.wikipedia.org/wiki/Death_and_state_funeral_of_Fidel_Castro


現在ブラジルを拠点としているガーディアンのジョナサン・ワッツ記者(以下、日本時代の著書『ほんまのロンドン』での呼称にちなみ、「ジョンさん」)が、ハバナからサンティアゴへの旅程を同時にたどって詳細な記事を書いている(後述)。この記事には入っていないが、ジョンさんのSNSで沿道の様子がわかりやすく紹介されている。

Farewell Fidel. Cubans watch the passage of the ashes of the man who dominated their lives.

A video posted by Jonathan Watts (@watts.jonathan) on




最初の方で、画面右で市民が振っている2本の旗がある。1本はキューバ国旗、もう1本の赤と黒のは、私は調べなければわからなかったのだが、バティスタ政権を倒した「7月26日運動」の旗だ。画面をよく見ると、電柱か街灯の柱かはわからないが道路脇に立っている柱にも、画面中央奥の建物の脇にも、この赤と黒の旗が翻っている。沿道に立っている市民は、半分くらいは白と黒という地味な服装だが(学校の制服かもしれない)、中には誰がどう見ても「ド派手な普段着」の人もいる。一方の手で国旗を掲げ、もう一方の手を胸に当てて居住まいを正している人もいるし、拍手をしている人もいるが、多くはスマホで撮影をしている(一眼レフのカメラで動画撮影をしている人もいるが)。手を上げて、さようならと呼びかけている様子の女性は、フィデル・カストロよりは年下だろうが、それでもかなり高齢のようだ。

【続きを読む】
posted by nofrills at 23:59 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月30日

痛ましい事故でファースト・チームがほぼ全滅しようとも、それは「終わり」ではない。 #ForcaChape

clb-tt01.pngあまりにも痛ましいし、悲しすぎる。あまりにも突然だ。あまりにも被害が大きい。そしてあまりにも衝撃が大きい。

Twitter Trends (UK) に「コロンビア」が入っている(右キャプチャ参照。日本時間で、2016年11月30日午前0時50分ごろ取得)。普段、英語圏で「コロンビア」という国名が大きなニュースになるのは、最近では政府とFARCの和平交渉・和平合意のトピック、もう少し広く見ると麻薬・ギャング関連と決まっているようなものだが、今、ColombiaがTrendsに入っているのはまったく別のニュースに関してである。

コロンビアで飛行機が墜落したのだ。チャーター便で、乗っていたのはブラジルのサッカーチーム、シャペコエンセ(現地語では「シャペコエンシ」のほうが近いそうだ)。欧州で言えばUEFAヨーロッパリーグ(旧UEFAカップ)に相当する南米のクラブチームによる国際大会「コパ・スダメリカーナ」の決勝戦のため、相手チームのホームに乗り込もうとしていたところだった。プレイヤー、監督、コーチやスタッフ、そして帯同のジャーナリストたちと搭乗員81人のうち、生き残ったのはプレイヤー3人、搭乗員2人とジャーナリスト1人の6人だけだ。下記はコロンビアの航空当局の声明の英訳(ガーディアン掲載)。

Colombia’s civil aviation authority has confirmed the names of six people who survived the crash - not five as previously reported.

The surviving players are named as defenders Alan Luciano Rushel and Helio Hermito Zampier, and the goalkeeper Jakson Ragnar Follman. It does not name the team’s other goalkeeper Danilo, who is believed to have survived the initial impact but died of his injuries.

The other survivors are named as crew members Ximena Suárez and Erwin Tumiri, and journalist Rafael Valmorbida.

https://www.theguardian.com/world/live/2016/nov/29/brazilian-team-chapecoense-onboard-plane-that-crashed-over-colombia-latest?page=with:block-583d8cfbe4b049350cc94291#block-583d8cfbe4b049350cc94291


なお、コロンビア当局のこの声明で「生存した状態で救出されたが、後に負傷のため死亡」とされているDanilo選手(GK)については、コロンビア赤十字が重ねて情報を出している(初期段階で情報の混乱があったようだ)。亡くなったDanilo選手がチームの正ゴールキーパー、救出されたJakson Ragnar Follman選手は控えのGKで、Alan Luciano Rushel選手とHelio Hermito Zampier選手はディフェンダー。こう書きながらも、あまりに痛ましいことで、言葉に詰まって、しばらくぼーっとなってしまう。

シャペコエンセは、サッカーの盛んなブラジルで、「地方の弱小チーム」だった。それが、2014年に1部リーグに昇格してわずか2年でコパ・スダメリカーナ(南アメリカ杯)の決勝まで到達した。日本語でツイートしているブラジル人記者のTiago Bontempoさんが、その経緯を詳しく書いてくれている。ほんの数年のうちに4部から1部まで来て、南米大陸の大会でトップになろうとしていた……プレイヤーもスタッフも、彼らの家族や友人たちも、どれほど力を入れて日々を過ごしてきたことか。どれほど真剣に取り組んできたことか。

【続きを読む】
posted by nofrills at 07:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

【訃報】フィデル・カストロ

理想を語ること(言葉にすること)は必要だし、理想を語る個人もまた常に必要だ。しかし、理想化された個人をやみくもに称揚することは、「理想を語ること」とは全く別だ。ニュースがあって数時間、いろいろな言葉に接し、例によって消耗して、少し時間を置いて自分の中でいろいろと落ち着いたとき、ふとそんな言葉が浮かんできた。

日本語圏では特に「ひとつの時代の終わりを感じる」という言葉を多く見かけたが、今日終わった「時代」は、とっくの昔に終わっていた。今から10年前、2006年7月には既に、フィデル・カストロは第一線から退いていた。その2年ほど前の2004年11月には、ヤッサー・アラファトが急逝している。世界が「イラク戦争」で騒然とする中、「あの時代」は完全に終わっていたのだ。

2006年にフィデルが健康問題を理由に5歳年下の弟のラウルに指導者の座を預けたとき、それは「健康が回復するまでの一時的なこと」と言われていた。年齢を考えたときに、それを本当に信じた人がいたとは私には思えないが、信じた人もいただろう。それも多く。しかし、結局それっきりになった。そして2013年12月に他界したネルソン・マンデラの追悼式典の場に各国の指導者たちが参集したときに、ラウル・カストロは米大統領のバラク・オバマと握手を交わした。マンデラは、死んでなお、かつてのアパルトヘイト政権支持者たちによって「テロリスト」と罵倒されていた。米国の大統領がオバマでなかったら、米国のトップがマンデラの追悼式典に出席するなどということは起きていなかったかもしれないし、あの劇的な(劇場的な、と言ってもよい)「キューバの政治トップとの握手」も実現していなかっただろう。そしてフィデル・カストロ自身、その後進展した(そして本当に現実になった)米国とキューバの間の関係改善には、極めて批判的なことを述べている。



今日の訃報は、「こういうことを言う人が、いなくなった」ことを伝えるものだ。とっくに終わっていた時代が、本当に終わった。そういうことだ。

英語圏、特にキューバと時差がほとんどないアメリカのSNS上の報道機関のフィードや人々の反応は、下記に記録してある。英国は、時差があるので、第一報から数時間後にようやく活動時間帯に入っている。日本では土曜日の午後に入ってきたニュースだが、時間帯的に土曜の午前に初報があったアジア諸国も反応は早く、下記「まとめ」にはインドの大統領と首相、ネパールの首相、パキスタンのイムラン・カーン(元クリケット代表だが、現在はガチの政治家)の反応も含めてある。

【訃報】フィデル・カストロ死去
https://matome.naver.jp/odai/2148014723958692101

国境関係なく、人々が同じ訃報を話題にしている。英語では、こういうのを "The world remembers/reacts/mourns." と、主語を「世界」にして言う。しかしTwitter上の英語圏という「世界」には、キューバそのものから流れてくる言葉がない。戦乱の独裁国家シリアでさえ、内部からの発言が頻繁にSNSに投稿されるのに。

SNS上の英語圏に不在の国は、ほかにもいくらでもある。北朝鮮、ビルマ(ミャンマー)、ブータン、ウズベキスタン……ユーラシア大陸だけでもたくさん思いつく。英語圏のジャーナリストやNGOが現地から発言することはあるかもしれないが、その土地の人が直接、英語で(あるいは英語での検索でひっかかるような形で)SNSで何かを発言するということがほとんどない国。「Twitterが英語圏中心だから」っていうのとは、ちょっと違う。

それでも、少しは聞こえてくる。

【続きを読む】
posted by nofrills at 23:00 | TrackBack(1) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

今日の地震で、またあの「ニセ写真」がツイートされていた。

今朝6時ごろ、また福島県沖を震源とする大きな地震が発生した(2011年3月11日の地震の余震がまだ発生しているのだそうだ)。先ほど先月の鳥取での地震に際して、TwitterのTrendsでどういうことになっていたかを書いたエントリに追記するという形で、今日の私の関連ツイートは転記してあるので、それは繰り返さない。津波警報が発令されていたので世界的大ニュースになったようだが(そしてTwitterでは例によって「日本のために祈りを」)、津波は観測はされているが特に大きな被害が出たという報告は聞こえてきていないし、津波警報はほどなく注意報となり、注意報も午後に入ってほどなくすべて解除された。国内のニュースでは、福島第二原発での冷却機能停止が大きく取り上げられていたが、それは無事復旧したそうだ。負傷者情報は、「転倒して骨折」、「室内でガラスで軽傷」といったことが伝えられているが、大きな被害が生じているという報告はない。

一方で、ネットでは「マグニチュード7.4」という数字(暫定の値でもっと大きな数字も一時出たが、最終的には7.4)に驚いたのか、あるいは「Fukushima」(カタカナで書くと怒られるからローマ字)という国際的に馴染みのある地名で、また前回と同じように地震が起きて、また前回と同じように原発で「トラブル」なのかということから「またか!」的心情でニュースに釘付けになる人が多く出たのか、またはその両方かで関心を持った人は多く、さらに時差もいろいろあり、「今起きてニュースを見た」という人が次々と大勢書き込んだためだろうが、宮城県や福島県の海岸の道路に車が戻ってきたり、沖に避難していた漁船が港に戻ってきたりして日本国内では「大きな被害がなくてよかった」というムードになったずっとあとでも、「日本のために祈りを」が続いていたりした。

そんな中、またあの「ニセ画像」を見かけた。さすがに今回はこの1点だけだったが。。。

fakepic22nov2016.png


この「道路を泳ぐサメ」は、4年前、2012年秋に米東海岸に上陸し、甚大な被害をもたらした「ハリケーン・サンディ」のときにネット上に出回って広く知られるようになったものだ。実際には「サンディ」の前、2011年の「ハリケーン・アイリーン」のときにも既にばらまかれていた「ニセ写真」である。詳細は既にいろいろ調べてまとめてある(下記URLを参照)。
https://matome.naver.jp/odai/2135165075038988901?&page=3

【続きを読む】
posted by nofrills at 17:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

Twitterがまた落ちた。(2016年11月7日)

日本時間で7日(月)午後、Twitterがまた落ちた。私が気づいたのは3時ごろで、10分か15分で復帰はしたが、復帰後も動作が重たい。

10月22日の早朝に落ちたとき(原因はIoTのウイルス)ととてもよく似ている。というか、ユーザー・エクスペリエンス的には同じである。

今日の不具合に気づいたのは、自分の投稿がInternal server errorとなって投稿できていなかったことによる。ここ3年くらいはめっきり減っているが、この「内部サーバエラー」は「Twitterにはよくあること」なので、とりあえず少し(1分ほど)時間を置いてリロードするなり何なりするのがクセになっているのだが、今日はリロードしてもまだダメだった。即座に10月22日のことを思い出したので、投稿しようとしてエラーになった内容はとりあえずはてブに投げて、しばらく様子を見てみることにした。

10月22日は、ツイートをエンベッドしようとしたときにコードが表示されなかったことで異状に気づいたのだが、今回はどうだろうか。開いていた自分のTLで適当にエンベッドのコードを表示させてみよう。

まず「Embed this」を選んで……

twitterdown_07nov2016.png


……やはり表示されない。

twitterdown2_07nov2016.png


タイムアウトしちゃう。

twitterdown5_07nov2016.png


【続きを読む】
posted by nofrills at 15:53 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

Twitterが落ちている。ガーディアンもダメだ。サイバー攻撃だという。(2016年10月22日早朝・日本時間)

twitteroutage.png日本時間で10月22日早朝、書きかけたブログを、今日こそは塩漬けにせずに何とか仕上げてアップしようと、熱い紅茶を入れてキーボードをかちゃかちゃやっていたときのことだ。

Twitterの画像が表示されない。正確に言うと、Twitter Cardの画像が表示されない。ただし猫写真は表示されている(左図。クリックで原寸表示)。さすがここは俺たちの古典的インターネッツ、猫写真は何があっても生き残るのだろう……というのは冗談だが、「一部だけ表示されなくなっているが、きっと何かのバグで、すぐに回復するのだろう」と思っていた。

だが、自分のツイートを埋め込もうと当該のツイートを表示させて所定の操作をしても、Embedのコードが取得できない。こちらのPCのせいかもしれない。そもそももう眠くて頭もうろうとしているので精査する余裕はないが、インターネット・キャッシュを削除してみたがだめだ。自分のTwitterのページは問題なく表示されているので、Twitterそのものが落ちているわけではないのだろう。だからすぐにTwitterで "twitter" と検索してみた。笑い事ではない。午前3時半少し前のことだ。

そうしてすぐに見つかったのが、The Wrapの下記記事である。

Cyber Attack Shuts Down Twitter, Amazon and Other Major Sites
Reid Nakamura | October 21, 2016 @ 11:12 AM
http://www.thewrap.com/cyber-attack-shuts-twitter-amazon-major-sites/

Twitterだけではない。ほかに、SpotifyやAmazon, CNNも落ちているという(ここで、自分で確認するためにそのときは立ち上げてなかったSpotifyのアプリを立ち上げてみたが、日本時間22日の4時台には問題なく使えている。今はSpotifyの「アコースティック・コンセントレーション」のプレイリストを聞いているが、これはすばらしい)。Amazonが落ちるってすごくない?

Much of the internet went down on Friday, following two attacks on the servers of a major domain host. Twitter, Spotify, Amazon and CNN were reportedly among the sites affected.

The company which suffered the hacks, Dyn, first reported around 4 a.m. PT that it had “began monitoring and mitigating a DDoS attack against our Dyn Managed DNS infrastructure.” The initial attack primarily affected internet users on the east coast, and the company claimed it had been resolved just over two hours later.

Around 9 a.m. PT, the company reported that it was “monitoring and mitigating” another DDoS attack, which affected services for users on both coasts.

...

“This was not your everyday DDos attack,” Kyle York, Dyn’s chief strategist, told the New York Times. “The nature and source of the attack is still under investigation. We will be updating our users as soon as we learn more.”

...

http://www.thewrap.com/cyber-attack-shuts-twitter-amazon-major-sites/


ともあれ、私はそのとき、ブログの記事を書き上げようとしていたわけで、とりあえずはそちらの作業に戻って少し様子を見ることにした。DDoS攻撃を受けて大変なときに、無理に埋め込みコードを表示させようとしなくてもいいんだよ、みつを。というわけで地の文をかちゃかちゃと書いていたのだが、30分ほどでだいたい作業が終わってしまい、ツイートのエンベッドを再度試みた。が、Twitterの画面からでは依然、ダメだ。

代替手段としてSeesaa(このブログ)の投稿画面からTwitterの埋め込みをやってみたところ、それは正常に……いや、微妙に正常ではないが(アバターが表示されなくなっている)、何とか動作はしているようだ(日本時間10月22日午前4時15分ごろ)。

twitteroutage5.png


1つ埋め込んでみよう。……なんてキャプチャを取りながら文章を書いているうちに、こちらも完全に反応しなくなってしまった(日本時間10月22日午前4時20分ごろ)。

twitteroutage6.png


こうなる前にTwilogは「新規ツイートを取得」で最新の状態にしておいたので、関連情報は手動でコピペしよう。

【続きを読む】
posted by nofrills at 05:25 | TrackBack(1) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月21日

Twitterの地域別Trendsの精度。正直、わけがわからない。

当方、TwitterではTrendsはUK (United Kingdom) に設定してある。UKが活動時間帯なら、UKでそのときに話題になっているトピックが何なのかがまあまあよくわかると思われるが、活動時間帯でないとき(みんなが寝ている時間帯)はUK以外で話題のものが非常に多く紛れ込んでいるという印象がある。例えば英国で午前4時(夏時間の今は、日本では午前8時)に見てみると、やたらとアメリカ(北米)のプロレスの話題ばかりだったりする(そして個々のツイート主もアメリカの人だったりする)。

そうでなくても精度が低いことは多く、馴染みのない人名がUKのTrendsに入っていると思ったら、ナイジェリアの芸能人が何かをしたというニュースだったり、ナイジェリアのテレビ局の「お題募集」的なハッシュタグ・キャンペーンだったり、ということは頻発している。アフリカからはケニアの話題が入ってきていることもあったが、私が見たことがあるのはナイジェリアのが多かった。

アメリカ(北米)やナイジェリア、ケニアなどは主要な言語が英語だし、時差もそんなにあるわけではないので、Trendsが混戦するのも、まあわからなくもない。単に「おそらく、十分なツイートの数量がないときには、精度が低いのだろう」と思うだけだ。

だが、日本語の場合はどうか。

今日(2016年10月21日)の午後2時台に発生した鳥取県での大きな地震――UKでは時差8時間で午前6時台だったが――でニュース速報などがたいへんに多くツイートされたあと、UKのTrendsにその地震に関連したフレーズがたくさん並んでいた。1時間もしないうちにそれらは消えたが、そもそもなぜ、それらがUKのTrendsに表示されていたのか、謎である。

以下、記録。ちなみにアイルランドではもっとすごいことになっていた。

【続きを読む】
posted by nofrills at 17:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

「Twitter売却へ」的な方向付けの話が日本語圏で出回っているようだが、英語圏で見た気はしない。日本語の情報源は……またか(「お察し」的案件再び)

ここしばらく、絶賛マルチタスク中なのであまりあれこれ見ていないのだが、Twitterに関して「英語圏でそんな話、出てないと思うけど」という話題がまた日本語圏(というかはてなブックマーク)でバイラルしていた。下記キャプチャ画像(はてブのトップページ)下段左から2番目である。



「Twitter: 身売りを含む今後の経営方針を決める取締役会を開催へ」なるセンセーショナルな見出しで、記事の配信元は BusinessN... と表示されている。配信元URLは business.newsln.jp とある。

まずははてブのページを見てみたのだが、みなさん、「売却か」っていう話を真に受けて、それぞれ「感想」を述べるなどしているようだ(「英語では140字では短すぎるので流行っていないのだろう」など、それ、どこソースよ、っていう話もびゅんびゅん飛んでる状態なので、率直にいえば、忙しい人はわざわざ時間割いて読む必要はない)。
http://b.hatena.ne.jp/entry/business.newsln.jp/news/201609062217150000.html

ちなみに、はてブでは通例下記のように、それぞれの記事の冒頭部分が少しだけ抜粋されて表示されるのだが:



「Twitter: 身売りを含む今後の経営方針を決める取締役会を開催へ」なるセンセーショナルな見出しのbusiness.newsln.jpのこの記事は、その部分に何も表示されていない。



なので、「クリック数」に貢献したくもないような中身かもしれないが、はてブでとりあえず冒頭部分を見てみるといういつもの技が使えず、しょうがないな……とヘッドラインをクリックしようとしたときに、「あ」と思った。はてブのトップページでは省略されていた配信元のサイト名が、ここでは BusinessNewsline とフル表記されている。それに見覚えが……とウェブ検索してみると、拙ブログに過去記事があった。さらに、拙ブログより上位に「ネットロアをめぐる冒険」さんの記事もあった。

【続きを読む】
posted by nofrills at 23:40 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

ドナルド・トランプ夫人が、ミシェル・オバマのスピーチをパクったんではないかというお話。

ニースのトラックによる無差別攻撃、トルコでのクーデター、米国での警官射殺、ドイツでの刃物男……毎日毎日、大手報道機関のサイトがトップで伝えるのが、血なまぐさいニュースばかりだ。何か、一息つけるようなニュース(例えば宇宙探索の話題とか)でもあればよいのだが、2番目以降のニュースもロシアのドーピングだとか、北朝鮮のミサイルだとか、カシミール情勢の緊迫だとか、南スーダンの予断を許さない情勢だとかいったものが並んでいるし、これまでずっと最悪だったシリア情勢が改善したというニュースもない(アレッポは、30万人が暮らすエリアが、完全に包囲された)。

そんなときに、「血の臭いのしないニュース」をみんなが待っていたのだろうなあ、と思わずにはいられない光景が、今、私が普段見ている報道機関のサイトで展開されている。一例としてBBC(ガーディアンのインターナショナル版も同じような構成だった)。

bbcnews19july2016


共和党の党大会で、ドナルド・トランプの妻であるメラニア・トランプ(旧ユーゴスラヴィア出身で元モデル)が「移民であるわたし」を強調するようなスピーチを行なって、夫の「過激発言」を少しマイルドにする方向のスピンをかけようとしたらしいのだが、そのスピーチの一節の文面が、2008年の民主党党大会でミシェル・オバマ(バラク・オバマ夫人。以下「オバ美」)が行なったスピーチの文面にそっくりだったから、もう大変。昨日Twitter Trends的にはトップニュースになっていたキム・カーダシアンとカニエ・ウエストとテイラー・スウィフトの話には飛びつかなかった人、あるいは公然と飛びつくわけにはいかなかった人たちも、今日のこのゴシップには「けしからんことですな」などとつぶやいては口ひげをひねりながら(←イメージ)、嬉々として飛びついているようだ。

記事:
US election: Melania Trump 'plagiarised' Michelle Obama
http://www.bbc.com/news/election-us-2016-36832095


Melania Trump convention speech seems to plagiarise Michelle Obama
https://www.theguardian.com/us-news/2016/jul/19/melania-trump-republican-convention-plagiarism-michelle-obama


オバ美とメラニアのスピーチを並べてみると:

【続きを読む】
posted by nofrills at 23:30 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

Twitterアカウントがロックされてしまったので、問い合わせをして解除してもらったことの覚え書き。

米フロリダ州オーランドで「パルス」っていうクラブが銃を持った何者かに襲撃され、「死者少なくとも20人」と報じられ、しばらくして「襲撃犯は死亡」と警察が発表したあと、Twitterや報道機関のlive blogに流れてくるフィードを見ながら、「死者数十人」の規模であることを確信しつつ、頭がじわーんとしたような状態で報道機関の記者の現場からのライヴ・フィードをたどっていたときのことだ。

それらのツイートをあとから見返せるようにメモするため、likeボタンを連打していた。その回数・頻度がTwitter側が密かに設定している閾値を超えてしまったのか、突然、アカウントがロックされてしまった。

「Twitterアカウントのロック」といえば、ダーク・ウェブでアカウント名とパスワード(平文)がセットにして売られているとの理由から、Twitter側が保護するためにアカウントを大量にロックしたばかりだが(→日本語での報道)、当方はその影響はこうむっていない。明らかに、「Likeボタンの連打」が原因だ。

アカウントがロックされると、ログアウトしない限り、Twitter.comのどのページにアクセスしても、「携帯電話にSMSでコードを送信するので、携帯電話番号を入力してください」という画面になってしまい、他人のツイートの閲覧もままならなくなる。これは不便だ。2年ほど前に、一瞬だけアカウントをサスペンド(凍結)されたことがあるのだが(理由は不明)、そのときは他のアカウントの閲覧には影響は出てなかったと思う。

携帯電話番号をTwitterに知らせずにロックを解除することもできるはずだと、「Twitter ロック 解除」でウェブ検索をしてみると、2016-04-10付けで「徒然なるままに・・・」というブログで詳しい説明のエントリが見つかり、これを大いに参考にさせていただいた。

というか、このブログの記事がなかったらめんどくさいからいいかってなっていたんじゃないかと思う。そのとき私はオーランドの事件のことで頭の前半分がいっぱいで、頭の残りの部分はフランスで開催されているユーロでのフーリガンのことと、もうすぐ試合が始まる北アイルランド代表のことで占められていて、Twitterのアカウントがどうたらこうたらいう事務的な手続きのための余裕はほとんどなかった。(こういうことがあるから、何かを経験した誰かがネット上に何かを書いておくという、一種のエコシステムへの貢献は、自分もしなければと思う。)

参考にしたブログのエントリとは異なり、私はTwitterは英語環境で使っているので、私の見る画面は英語だが、Twitterのhelpなどの日本語ページは英語からの翻訳なので、内容は同じだ。ちなみに英語だとこんなふう。

【続きを読む】
タグ:twitter
posted by nofrills at 23:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

「ブライアン」という名のセクシーな女性スパマー

もうね、機械的に生成しているだけで「中の人」などいないアカウントなのはわかってるけど、せめていろいろと整合性くらいつけろよと。

この4月に遭遇してブログにメモった種類のTwitterスパムに遭遇することが、最近、常態化している。ツイート本文が絵文字とハッシュタグと、ハッシュタグに関係あるのかないのか微妙なメディア報道記事の見出し(+リード文の出だし)と、goo.glの短縮URLで構成され、そこで引かれているメディア報道記事のTwitterカードがついているもの。下図のようなパターンだ。

spambct.png


以前書いたことではあるが、改めて概略を述べておくと、このパターンのスパムは一見したところ、普通のユーザーが普通にメディアの報道記事をTweetボタンからツイートしているもののように見えるが、実はそのgoo.glの短縮URLの先はリンクされているはずのメディアの報道記事ではなく、「あなたもこれでフォロワー爆増」とかいうウェブページ。同梱(っていうのかな)されているTwitterカードをクリックしても、当該の記事ではなく「フォロワー爆増」のページが表示される。それが「フォロワー爆増」なら無視しておけばよいのかもしれないが、誘導されたリンク先にマルウェアがおかれていたりすると大変に危険なので、注意喚起は必要だと思う。

【続きを読む】
posted by nofrills at 16:00 | TrackBack(0) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

……全文を読む