
パレスチナ自治政府(PA)のマフムード・アッバス議長が、「アラン・ジョンストン記者の生存を確信している」と明言しました。
Missing BBC correspondent 'alive'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6573115.stm
記事によると:
アッバス議長は訪問先のスウェーデンでの記者会見の際、「パレスチナの情報当局は、ジョンストン記者が生存していることを確認した」と述べた。
アッバス議長は、ジョンストン記者をとらえているのがどの集団なのかは把握していると語ったが、詳細は一切語らなかった。
ガザでは、情報当局のモハメド・アル=マスリが、先に出された「ジョンストン記者死亡」の報は根拠のないものだ、入手可能な証拠からはジョンストン記者は安全な状況で生存していると判断できる、と述べた。
ジョンストン記者のお父さんはアッバス議長の発言を「よいニュースだ。議長はそれが真実だと確信しない限りは明言はしないだろうから」と歓迎した上で、「生存の証拠がほしい」とおっしゃっておられます。拉致されてから6週間近くになるのに、何ら音沙汰がないというのはご家族にとってはあまりにおつらいことでしょう。
一方でBBCも議長の発言を歓迎し、「アランが無事で健康でいることと、アランの即時解放を求めます」とコメントしています。
ただBBCのKeith Adams(キース・アダムズ)は、ガザは大変な混乱状態になり、何が真実で何がただの噂であるかが判断しづらい状況だと述べているとのこと。
というのが最新の状況です。BBCは「長期戦」の構えに入りつつあるのかもしれません。
このエントリの冒頭に貼り付けたバナーはBBCがブログで提供しているもの。コードは下記にあります(単にコードを記事入力欄に貼り付けるだけでOKです。単純なHTMLなのでJavaScriptとかが通らないブログでも使えます)。
http://www.bbc.co.uk/blogs/theeditors/2007/04/how_you_can_help.html
※ただスタイルシートの設定によっては、バナーの外側に枠線が出てしまうので、それがいやな人はソースの<img src="〜" width="〜" height="〜">の中にborder="0" というのを付け加えて、<img src="〜" width="〜" height="〜" border="0">としてください。(文字・数字・スペースなどすべて半角英字を使うこと。)
バナーをクリックすると、ジョンストン記者拉致事件のタイムラインのページに飛びます。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/world/2007/alan_johnston/default.stm
記者の記事を読むには、BBCの記事検索で "alan johnston" と入れて "news only" にした上で、拉致された2007年3月12日より前の記事を探す(現時点で5ページ目より前)のが確実です。(BBCは数ヶ月前にサイトを再編したときにadvanced searchの機能をなくしてしまったので、こういうときに不便でしょうがない。以前は日付などを指定して検索できたのですが。)
AFPから。写真は記者解放を訴えるパレスチナ人男性@ガザだそうです。ジョンストン記者(44歳)のお父さんと同年輩でしょうか。
英国の報道機関では、過去にも記者が武装勢力に拉致され、長く拘束されるということがありました。例えばガーディアンのローリー・マッカーシー(イラク特派員)が拉致されてしばらく拘束されていたり。(マッカーシー記者は数日で解放され、現在はエルサレムで仕事をしています。)
拘束が長期に及んだ例としては、例えば1986年にベイルート(レバノン)で拉致され、5年間にわたってIslamic Jihadに拘束されていた英国人ジャーナリスト(WWTNというテレビ局の記者)。当時のニュース:
http://news.bbc.co.uk/onthisday/hi/dates/stories/april/17/newsid_4693000/4693188.stm
このとき、この英国人ジャーナリストと一緒に監禁されていたのが、当時ベイルートのアメリカン大学で教えていた北アイルランド人(アイルランド人)のブライアン・キーナンという人(で、同姓同名のIRAの人がいるというのが無駄にややこしい話)。
http://en.wikipedia.org/wiki/Brian_Keenan_(hostage)
さらにややこしいのは、キーナンさんは英国とアイルランドの二重国籍なので(北アイルランドの人だから)、面倒を嫌ったのか、英サッチャー政権は「あたくしどもは関係ございません」的にアイルランドに丸投げしていたらしい。しかもキーナンさん、バックグラウンドはユニオニスト側で、彼の解放のために尽くしたのがアイルランド共和国ということで、ユニオニストが「共和国、やるなあ」と思うようになり、その後の「北アイルランド和平」を促進した面も、という、あまりに複雑な連鎖反応。
















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http://free-alan.com/
早速いやがらせ・いたずら投稿がいくつかあるようで(Friendsのところを参照。非常に幼稚な「私はナナシのテロリスト、アランはずっと私をサポートしていた」とか「アランはアンチ・イスラエル」とかいうのや、よくわからんアジ演説がある)、ここに名前を加えることが有効なのかどうかよくわかりませんが、Linksのところの記事リンク集は見ておくといいかも。
このリンク集にパレスチナ人のジャーナリスト、Tamer Almisshal さんのサイト(英文)があって、そこにロバート・フィスクのインタビュー@ロンドンが。
Tamer Almisshal interviews Robert Fisk
http://www.tameralmisshal.com/pages/robert%20fisk.html
http://nofrills.seesaa.net/article/39991419.html