kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年02月27日

国際線での液体類の機内持ち込み制限の件。

日本もいよいよ欧米に並びました。3月1日から、すべての国際便について、液体類(ジェルも含む)の持ち込みが、現行のEUの制度と同様になります。

成田で検査協力呼び掛け 液体持ち込み制限を前に
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007022701000284.html

ちょいと引用:
 米国や欧州連合(EU)と同様、化粧品や飲み物といった液体のほか、スプレーやクリームも対象。それぞれを100ミリリットル以下の容器に収め、容量1リットル以下の透明な袋に入れれば1人1袋だけ機内に持ち込むことができる。


というわけで、成田空港のサイトを見てみました。
http://www.narita-airport.jp/jp/whats_new/070209.html

特に注意が必要なのは、この「容量1リットル以下の透明な袋」は自分で用意しないといけない(じゃないと出国手続きに手間取る)ということでしょうか。成田空港のサイト(URLは上掲)から引用(太字は引用者による):
お客様1人当たりのプラスチック製袋の数は1つのみです。持込にご利用できるプラスチック製袋のサイズの目安は、縦20cm以下×横20cm以下です。プラスチック製袋はお客様ご自身でご用意ください。コンビニ、ホームセンター等でも販売しております。

※日本語では「プラスチック製袋」じゃなくて「厚手のビニール袋」がわかりやすいと思うけど。

例として表示されている写真に含まれていないのだけれど、EUと同様にするということなら、リップグロスもこの「透明な袋」に入れておかないといけないということになると思います。固形(スティック状)のリップクリームや口紅は計算に入らないと思いますが。

あと、昨年夏にロンドンでの警察の手入れを機に「対テロ警戒」で個人の歯磨き粉シャットアウトという恐ろしい事態が始まったときに、このブログに「目薬の機内持ち込みは可か不可か」で検索して来られる方が大変に多かったのですが、市販の目薬は容量15ミリリットルとかそこらへんだと思うので(眼科で処方されるのはもっと少ないと思う)、この透明な袋に入れておけばOKということだと思います。(入れておかなくてもOKかもしれない。下のほうを参照。)

再度、成田空港のサイト(URLは上掲)から(引用の際、一部の改行と文中のリンクを変更しました):
* 100mlを超える、あらゆる液体物(※1)の客室内への持ち込みは禁止です。ただし、以下の物品の持込は可能です。

o 100ml以下の容器に入った液体物(但し、ライター用充填ガス等の機内持込み禁止品は除く)で、容量1リットル以下のジッパーのついた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕をもって入れられている場合
o 医薬品(※2) 、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食等

※1 “あらゆる液体物”には、ジェル類(歯磨き粉、ヘアジェルなど)、エアゾール、スプレー類も含まれます。詳細は国土交通省HPをご参照下さい。
※2 処方箋等、機内での必要性について照会を求める場合がございます。

EUでの制限で、袋に「余裕をもって入れられている」ことが必要だったかどうかは記憶にありません。

それから、免税店で購入した液体類(お酒とか化粧品とか)についてですが、また成田空港のページから引用すると:
出国手続き後の免税店などの店舗で購入されたお酒、化粧品類等の液体物は上記の制限にかかわらず客室内へ持込可能です。ただし、欧米等液体物の持ち込み制限が導入されている国で乗り継ぎされるお客様は、乗り継ぎ先の空港で液体物をスーツケース等の受託手荷物として、預け入れ直すことが出来ない場合、乗り継ぎの際に放棄させられることがございます。詳しくはご利用になる航空会社にお問い合わせ下さい。

というわけで、例えば成田からヒースロー経由でダブリンに飛ぶとかいう場合には、ヒースローで預け入れ直しをするよう指示されるかもしれないので、航空会社に確認をしたほうがよさそうです。

あと、言うまでもないことかもしれませんが、ノートパソコンなど電気機器はその場で取り出して危険がないことを係員に示さないとならないそうなので、荷物のパッキングの際は気をつけておいたほうがよいかもしれません。(その場で荷物を開封して、すぐにパッキングし直せるようにしておかないと手間取ります。)

あと、もっと一般的な注意事項は:
http://www.narita-airport.jp/jp/news/hoan/hoan.html



国土交通省の文書を見てみたのですが:
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/12/121219/01.pdf

変なところでやたらと具体的で、まるでモンティ・パイソンの脚本を眺めているような気分になれます。ブラックな笑いに飢えている人におすすめ!(「空腹は最上のソース」といいますから、飢えていれば爆笑できるかと。)一番の爆笑ポイントは、「デザート・ヨーグルト」の項、「シェイク」の直前です。(そんなに個別に指定しなくてもいいんじゃないか、という類の笑い。)

ともあれ、表の要約(みたいなもの)。

食品で「100ミリリットル以下」制限がかかっているのは、飲料類、調味料、食用油、スプレッド類(ジャムとか)、乳製品、調理品(レトルトカレーとか)、スープ、菓子作り等材料(蜂蜜、ガムシロの類、こしあん、つぶあん:これって「菓子作り等材料」じゃないだろう。無理にカテゴライズしましたという投げ遣り感満載)、水物(豆腐やこんにゃくとか)、そのほかの缶詰(汁気の多いもの)、デザート、アイスクリーム、健康食品(なんとかエキスとかドリンク剤とか)。うにとかキャビアの瓶詰は制限かかってないです。ジェルはダメなのに、どっか意味わかんないところがありますね。

化粧品類は、思いつくもののほとんどが「100ミリリットル以下」の制限がかかってます。ジェル状のリップクリーム(グロスとか)やマスカラ、アイライナーもやっぱり制限かかってます。そのほか、エアゾールのスプレー類、クリーム・ローション類(乾燥する機内では欠かせない)、粉末ではなくジェルの泡風呂等入浴剤(機内に持ち込む必要はないものだが、パッキングし忘れたとかって持ち込み手荷物に入れることもあるんだろう)、香水の類、虫除けスプレー、手指の除菌剤・洗浄剤の類、洗顔用品、マウスウォッシュの類、洗髪用品、育毛剤類、マニキュアや除光液、そして歯磨き粉。無制限なのはウェットティッシュと「ジェル入りバストアップ・ブラ」(「不可」といわれても困るな、これは)。

医薬品(コンタクトレンズ保存液を含む)は、「100ミリリットル」の制限はかかってませんが、「機内で必要となる最小限のみ可」となっています。ということは、15ミリリットルの目薬の場合、「機内で必要となる最小限」よりは確実に多いんですが、それ以下の容量の容器がないので認められるということになるのかな。なおかつ、医薬品だから「20センチ×20センチの透明のジップつきビニール袋」に入れる必要はないということで解釈されうると思います(実際にそうなのかどうかはここで保証はしませんが)。コンタクトレンズ保存液については、保存用のケースはビニールの袋とは別にして持っててもOKということかと。

そのほか、靴クリームも、液体・ジェル状の文具類(修正液や接着剤、万年筆のインクなど)も、洗剤類(染み抜きとか)も、「100ミリリットル」の制限がかかっています。

くはー。修正液まで「透明のビニール袋」に入れないといかんのか・・・かばんの中で文具を別々に収納しないといけないのかな。ペンはペンケースに、修正液はハンドクリームやリップグロスと一緒に透明の袋に、という具合に。(何か感覚的にすごく変。)

うーん、でもよくよく考えてみたら、ここでいう「修正液」はペン状のじゃなくて、瓶に入ってて刷毛で塗るタイプのもののような気がする。ペン型の修正液は開封できないもんね。

あと、「液体・ジェル」の定義は、「容器に入れないとその形状を保てないもの」ということのようです。(ならば、うにの瓶詰は・・・。)

※この記事は

2007年02月27日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 17:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | london basic info | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さっき見てた夜のニュースでちょっと気になる言い方をしていたので念のためにメモ。

EUと米国で液体類・ジェル類の機内持ち込みが禁止(後に制限)されたきっかけは昨年8月の英国での「テロ未遂」とされる事件(裁判が始まっていないので事実関係一切不明)ですが、その「テロ未遂」は「テロリストが実際に液体の爆発物を航空機内に持ち込もうとしてヒースローで捕らえられた」わけではありません。

実際には、そのような計画があるとして、警察が、まったく何も具体的に起こらないうちに、容疑者を逮捕した、という事件です。空港で取り押さえられたわけではありません。

ニュースの解説と映像が、あたかも「ヒースロー空港でそういうことがあった」といわんばかりのミスリーディングなものだったので、念のために書いておきます。

詳細は昨年8月の記事をご参照ください。
http://nofrills.seesaa.net/article/22197222.html

このブログではその後のアップデートもしています。タグで「ウォルサムストウ」を参照。
http://nofrills.seesaa.net/tag/%83E%83H%83%8B%83T%83%80%83X%83g%83E
Posted by nofrills at 2007年02月28日 00:08

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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