kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2012年10月12日

北アイルランドの70年代パンクを記録した映画Shellshock Rockが、東京で公開中

Shellshock Rockは、1979年のベルファストのパンク・シーンをまとめた46分のドキュメンタリーである。制作はJohn T. Davis。これはまさに「伝説の」といいたくなるようなドキュメンタリーで、まさか東京で見られるとは思ってなかった。

……これは4年前(!)の2008年2月に東京で開催された北アイルランド映画祭のときに書いた文の一部だが、今まさに、そのドキュメンタリー映画が、渋谷のシアターNでレイトショー公開中である。10月26日まで。毎日21:10から(終映は23:00くらいになるか)。
http://www.theater-n.com/movie_shellshock.html

この上映が本気なのは、短編の "PROTEX-HURRAH" と、中編の "SELF CONSCIOUS OVER YOU" が同時上映されてるところ。見に行く側としても気合が入る次第。

同時上映「プロテックス-ハラー」
(1980年/北アイルランド映画/15分/デジタル上映/原題:PROTEX-HURRAH)
ベルファスト出身のProtexの1980年USツアーを追って、監督のジョン・デイヴィスがセント・パトリック・デイのニューヨークで撮影した作品。パレードの群衆の中をはしゃぐバンドの様子や、ニューヨークのHurrah Clubでのライブを収録した15分の短編。

この映像↓が多分この15分の映画の一部。



同時上映「セルフコンシャス・オーバー・ユー」
(1980年/北アイルランド映画/40分/デジタル上映/原題:SELF CONSCIOUS OVER YOU)
映画の出だしはベルファストの中心の日常生活の様子から、Ulster HallでのOutcastsのギグに集まった若いパンク・キッズの様子をとらえる。バックにはRuefrexの”The Perfect Crime”のインストが流れている。カメラは会場の中に入り、バックステージでの様子、ライヴを映し出す。

これ↓です。最初のイントロダクションはジョン・ピール。


The Outcastsのインタビューを含むドキュメンタリー。スコットランドのテレビで "Alternative Ulster" のタイトルで放映したとコメント欄にある。



ところで北アイルランドのpunkといえばテリー・フーリーだが(Shellshock Rockなどにももちろん出てくる)、David Holmesらが制作していた彼の伝記映画 "Good Vibrations" が、映画祭で好評だ。(しかし何しろインディ映画でもあり、NIのメディアを除けば新聞社のサイトで大々的プロモがなされるわけでもなく、ちょっとイライラするというか、しったかこいて今更「パンク資本主義」とか言ってる奴出てこい、みたいな怒りを覚えたりもするわけっすよ。ああいう人たちは、2010年以降、数々のDIY系インディ・レーベルが開店休業状態に追い込まれている基本的事実すら把握していないらしいからイヤになる。)

【今、北アイルランドの映画が熱い】70年代、ベルファスト・パンク・シーン
http://matome.naver.jp/odai/2133854313197113401




"Punk in Belfast was united force. For the first time since the Troubles began, Protestants and Catholics came together ... " というようなことを、この「ゴッドファーザー」は語っている。

1970年代、その動きはあった。(パンクの前にも、コリガンとウィリアムズのPeace Peopleという形で、セクタリアニズムに抗してつながるという社会運動は明確にあったのだが。)

1998年にようやく和平合意が実現したあの紛争について、その証言を記録しておくことは、とても重要なことだ。

(ノーベル平和賞が、武器の禁輸もできやしないEUに授与されるというナンセンスの日に、バーレーンでまた非暴力デモが武力弾圧受けたよ、とか、フランスがアフリカに送った武器が届いたよ、という現地からのジャーナリストや活動家のツイートなどを見ながら。)



Shellshock Rockの曲目リストが、irishrock.orgさんにあった。すばらしすぎる。
http://www.irishrock.org/comps/shellshock-lp.html

As far as I am aware, no track listing was ever finalised,
the film soundtrack includes the following:

The Idiots - Shellshock Rock [theme tune, recorded at Wizard Studios 25.4.79]
Stiff Little Fingers - Alternative Ulster [recorded live at New University of Ulster 25.10.78]
Protex - Strange Obsessions [recorded live at Glenmachen Hotel 1.79]
The Idiots - Teenager In Love [recorded at Wizard Studios 4.79]
Rudi - Big Time [recorded at Glenmachen Stables 25.1.79]
The Outcasts - You're A Disease [recorded live at Wizard Studios 21.11.78]
The Undertones - Teenage Kicks [recorded live at Chesters, Port Rush, 4.11.78]
Parasites - Society [live rehearsal at the Youth Club, Anderstonstown 22.11.78]
Victim - Trade Mark City [recorded live at the Harp Bar, Belfast 23.11.78]
Rhesus Negative - Lies In Vain [recorded live at the Harp Bar 23.11.78]
The Undertones - Here Comes The Summer [recorded live at The Pound, Belfast, 12.78]


Rudiがオレンジホールでリハするところの映像で、バスから降りたメンバーがさしてる折り畳み傘が花柄できれいなの、あれお母さんのだったりするのかな。改めて見て非常に気になった。街角インタビューの3人目のご婦人、「パンクなんて絶対ノー」の人がああいう傘さしてそうなんだけど。

※この記事は

2012年10月12日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:40 | TrackBack(2) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック

ベルファストのレジェンド、ボコられそうになる。
Excerpt: 非常に情けない気分になるニュース。 Men threaten punk icon Terri Hooley 29 October 2012 Last updated at 13:00 GMT h..
Weblog: tnfuk [today's news from uk+]
Tracked: 2012-10-31 19:30

テロリズムと暴力の中で少年時代を送ったベルファストのバンドが、パリでのライヴをキャンセルしなかった理由。「普通」にしていることの価値。
Excerpt: ……というわけで、U2が、「パリの混乱から、ベルファストの平和へと」やってきて、18日と19日に、かつて「紛争地」だったこの地でがっつりメッセージぶちかまして、心の白旗をぶん回していったことを1つ前の..
Weblog: tnfuk [today's news from uk+]
Tracked: 2015-11-20 13:45





【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼