kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2004年09月29日

点と線/北アイルランド:イラク〜1)

いや実際,イラク関連の英メディアの報道を見てると,しばしば北アイルランドのことが出てくるので,ちょっとずつメモってきているんです。

先日,テレビで「ダイアナ妃は謀殺だった」特集番組の何回目かを,後半の50分だけ,見ました。

いきなり「ダイアナ」は唐突っぽく見えるかもしれません。しかし実は……。

と,もったいをつけておいて,そんなに大した話ではありません。

ダイアナ妃のあの「事故」のとき,たったひとりだけ生き残ったボディガードがいます。トレヴァー・リース=ジョーンズ氏。本を出したり(←CNNのラリー・キング・ライヴ出演時のトランスクリプト)してました。

で,「ダイアナ妃は謀殺だった」特番の昨年末の回で,このリース=ジョーンズ氏はあの「事故」のあと,東ティモールの国連PKFで仕事してた,という話があって(その情報はこことかで読めます),スタジオでは「そんな一介のボディガードが国連の仕事とかできるんですかー」みたいなことになってたんですが,ちっちっち。

一介のボディガードがダイアナに雇われたりはしない。これは詳しいことを調べてみよう……

と思って,そのまま9ヶ月経過。

したらですね,そのリース=ジョーンズ氏は現在イラクのバグダードにいる(←9月12日のオブザーヴァー記事)らしいんです。欧州の通信会社の仕事で。

むむむ。

で,リース=ジョーンズ氏の経歴なんですが,オブザーヴァー記事を引用すると:
Rees-Jones, who spent six years with the Parachute Regiment and served in Northern Ireland, is believed to carry a weapon much of the time. Almost all security contractors in Baghdad, and especially those involved with close protection of western specialists and officials, are armed.


わー,つながったー! イラクと北アイルランドがつながったー!(the Parachute Regimentとはつまりparatroopsのこと。落下傘部隊。)

#アホですがな。。。

別の記事から:
http://alcoholism.about.com/library/blrees.htm
↑「事故」直後の記事で,運転手のアンリ・ポール氏が飲酒運転だったという内容なので,about.comの「アルコール依存症」カテの記事です。
Rees-Jones, of Whittington, England, is a one-time British paratrooper who served in the Middle East and Northern Ireland before leaving the army in 1992.


除隊は1992年。それまでに中東や北アイルランドで英軍パラシュート部隊にいた!! その時期の中東といえば,1991年の湾岸戦争でしょうねぇ。

ところでParatroopsっていうと陸軍でも精鋭なみなさんが集まっておられる部隊……と思ったところ,ここ(←「ダイアナはMI6に謀殺された」っていう記事)にこんな記述が……。
Bodyguard Trevor Rees-Jones was a former member of the crack Parachute Regiment, one of the most toughest in the British army. He also completed two stints in Northern Ireland and served in the Royal Military Police, just the kind of background that would have seen him come into contact with members of the secret service. Theorists cite the fact Rees-Jones survived the crash as evidence that he was in on the plot to snuff out the Diana threat.
Ref URL:
http://jamesbredin.tripod.com/numberfour/id21.html


「MI6の謀殺」の記事はここにもあって,そっから引用すると(当時の報道のことがわかって興味深い):
A major anomaly was the BBC's treatment of the surviving passenger, initially described as 'British Special Branch', and called Trevor Rees-Jones. This information 'came from French Police' and was reported mid-morning on the Sunday. It is likely that French police found an identity badge of some sort on Trevor-Rees Jones' person, although this is speculation. A little later, the same day BBC announce that Scotland Yard deny that he works for them. Was he posing as Scotland Yard, but working for a much higher agency? The BBC later announce he's an Al-Fayed 'security man' or 'body-guard', and some report him as Diana's 'bodyguard'. Later announcements, (11.00 Sept. 1st) described Rees-Jones as a 29 year old ex-Soldier. We are given no description of his rank or regiment. Is he an ex-Officer? SAS? The television news does not tell us. Is he someone who might be recruited by MI6? My American contacts tell me that some earlier reports describe him as 'ex-Special-Branch' rather than an ex-soldier. He's only 29 - are we to believe he's been a soldier of some sort, a member of Scotland Yard's Special Branch and a top Al-Fayed security man?
_
Several British Newspapers have given more of the background of Trevor Rees-Jones. If we are to believe these reports we can construct the following picture of the man. Rees-Jones served in the 1st Battalion of the Parachute Regiment from 1987 until 1992. He had served in the Gulf and in Northern Ireland, reaching the Army rank of Lance-Corporal until his retirement in 1992. ...


で,リース=ジョーンズ氏がいたparatroopsというのは,北アイルランド(←何度も書きますが「英国の一部」です)でどういう作戦に携わってきたのかということは,ググってみればいろいろと出てきます。

というか,単に,IRA停戦前のNIでの任務=対テロ,と考えても大筋間違いはないんですが。

……そろそろ,戦争の犬たちな世界へようこそ,という気分になってきました。

そのうちに,実際に「戦争の犬」と呼ばれる人物について書ければ。

なお,リース=ジョーンズ氏はオブザーヴァー記事によると,現在35歳だそうです。(ここによると1968年生まれ。)

※この記事は

2004年09月29日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼