kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2006年07月16日

キティいわく、Serious, serious, serious.――映画『プルートで朝食を』

14日午後2時ごろ、昼ごはん食べつつ、んー、今日は巴里祭、とか思いつつ映画情報を見てて、「をい今日までかよ!」ということで、クソ暑い中を銀座まで慌ててすっ飛んで、何とか最終の回に間に合ったけど、立ち見。金曜日はいわゆる「レディースデイ」で混んでると聞いていたけど、最終日だからなおさらだよね。1800円出すつもりのところ、ラッキーなことに900円。だけどこの映画なら1800円出してても何も文句なかった。DVD出たら買います。

B000IMUX7Aプルートで朝食を
キリアン・マーフィー ニール・ジョーダン リーアム・ニーソン
ポニーキャニオン 2006-12-22

by G-Tools



特に考えさせられたり勇気付けられたりはしないんだけど、ハッピーになる。コメディというより笑劇、ほとんどスクリューボール・コメディ。映画館内で笑いが起きる起きる。魅力的なストーリーがあるけど(ご都合主義的な部分も多々)、ストーリー性とかはどうでもいいです。ってかほんとに『カンディード』、ああもうこの子ってば!という映画。

見逃してしまった方も、東京では
東京 下高井戸シネマ/03-3328-5441 9/18〜23
東京 飯田橋ギンレイホール/03-3269-3852 10/7〜20
の公開が決まっています。(これらはひょっとしたら『トランスアメリカ』との二本立てかも。。。)東京以外の地域での公開については日本の配給会社の公式サイトを。

前に私は「『深いところとかはどうでもよさげな気がする』と前提して見に行くと、絶賛できる映画であるような予感がしてならない」と書いたんだけど、まさに的中。というか、「深いところ」を眉間にシワ寄せてシリアスに考えるための映画じゃないし、眉間にシワ寄せを笑って飛ばす映画。別な言い方をすれば、「暴力」に対して彼女のようなスタンスを取ることもできる、というか。ああ、いけない、こんなseriousな言い方をしては!

以下、ネタバレしないように努力して書きます。

seriousなことはキティの周囲でいろいろ起きます。でもこの映画はseriousになろうとしてない。見終わってしばらく余韻にひたって、それから、「これは、キティをrebelとして認識したいserious大好きの左翼(笑:けなしてるわけじゃありません、念のため)のウケが悪いはずだ」と納得しました。確認はしてませんので想像ですが、United Ireland主義筋のウケもよくないと思います。みんな考え方がキティみたいになっちゃったら、「運動」が続かないしね。(でもその点を真剣に怒る人も、「変人を描いたコメディ映画」と流せるかもしれない。この映画を見て「そうだ、キティになろう」ってリパブリカンも、数として重要になるほどにはいないだろうし。^^;)

でも、キティほど極端な「越境」をしてなくても、考え方がああいうふうな人って、1970年代のアイルランド(南も北も)にはいっぱいいたと思うんだけどな。。。20世紀初めのジェイムズ・ジョイスもそうじゃなかったのかしらん? キティは子供のころから「ゲリラごっこ」では極めてやる気のない態度を見せるなど、そういうのに関わろうとしなかったのだけど(同じキリアン・マーフィーでもThe Wind That Shakes the Barleyとはまったく違う「アイルランド人」で)、それでも、それがあるということを認識してないわけじゃない。で、そういう人っていっぱいいると思うんだよね。「紛争地」では「隣人同士が殺し合い」といったおっかないことばかりが書かれるけど、現実、メディアで書かれることが100パーセントではないわけですし。

映画の「問題点」をあえて言うとすれば、「IRAの暴力が描かれているのに英軍やRUCの暴力が描かれていない」こと。

↑注:笑いを取ることを試みてます。(わかりづらいと思いますが、IRAを扱った作品について英国で評価が低いのは、多くの場合、「IRAの暴力を否定していない」「英軍やRUCを悪く描くばかりだ」が理由である、という観察結果が得られてますんで、その逆で。)

わかりにくい冗談はさておき、この映画は、「暴力の中でもくじけずがんばっている強い人たち」を絶賛したくて映画を見る人には、不満な映画かも(でもIRAのことを知らなければふつうに見ることができるかもしれないけど)……と思ってamazon.comのDVDのユーザーレビューを見たら、やっぱりそうね。星1つの人も、星4つ、5つの人と同じものを見ているのだけど、見たいものが見れなかったらしい。そういう人は、同じ監督、似たテーマで『クライング・ゲーム』があるんで、そっちを。星3つの人は原作をどこまで再現できているかという観点から見ていたり。(なお、これは米amazonのページなんで、「英国とアイルランド」という点からはおそらく的外れな別作品との比較も含まれています。USのIRA支援団体筋からと思われるレビューはないみたいだけど。。。1件それっぽい罵倒があるけど、ただのアンチLGBT筋かもしれん。)

いやぁ、アイルランド人のニール・ジョーダンがああいうふうに「IRAの闘争」を描くこと自体、アンチ政治的という点で極めて「政治的」だとは思いますけど、そんなこと、この映画の前ではくだらない。しのごの言わず、とにかくキティの隣に立つべし。

1970年代のIRAについて多少知ってると、知ってないより全然楽しめると思います。IRAについては、seriousに言うなら「CAINとか参照」なんだけど、ここは「主義主張と男らしさがすべてであるかのような状況」として、キティ風に「そーゆーの、あたしには関係ないし」と見ておくのもいいのかも。それから、映画に出てきた「デリーで13人死んだ」事件などを深く知っていこうとすればもっといいかも。

映像がすごくいいです。映画始まってすぐのコマドリ目線のところにはわくわくさせられる。豪華すぎる俳優たちは、最近の映画でよくあるテレビ的な「感情表現といえば顔のアップ」じゃなくて、その人物/俳優のいる空間として撮影されてる。キリアン・マーフィーは身体のコントロールが完璧で、ただ立ってるだけでも「キティ」の空間を作ってるし、スティーヴン・レイとキリアン・マーフィーの出会いのシーンのちょっとした緊張感をはらんだ空気はまさに映画的。(MtFの方には失礼な物言いかもしれませんが、この2人の関係での「キティ」のズレっぷりがとてもかわいい。ハグしたくなる。)チョイ役のブライアン・フェリーは……画面に登場するなりあんなにやらしいおっさん見たことないよ。。。The Womblesのテーマパークがhorribleであるのもよくわかった。ありゃhorribleだ。ロイ・キーンが着ぐるみに入ってるよって感じ。警官のイアン・ハートもおもしろかったなぁ。

ま、ごちゃごちゃいわずに、キリアン・マーフィーのトランスヴェスタイトっぷりを見るためだけに見ても、まったく損はしません。

キリアン・マーフィーのファンサイトに掲載されていたインタビュー(リンク先のposted on 19 Jun 2006を参照)によると、キリアン・マーフィーはこの映画の撮影に入る少し前に結婚の準備を進めていて、この役でちょっと混乱した(笑)ので、しばらくひとりになって、当時の音楽(映画のサントラはほとんどすべてが当時の音楽でした)を聴いていたそうです。監督のニール・ジョーダンに役の準備について尋ねたら、「女性になるんだ、お顔の美肌エステとかマニキュアとかペディキュアとか、そういうことをやっておきなさい」と言われたのでやったのだそうです。また原作者の朗読を聞いたりもしてたとか。「撮影が終わったときにさびしいという気持ちになったか」と尋ねられると、キリアンは「ものすごくさびしかった」と答えています。キティというキャラクターが大好きになっていた、撮影が終わるまではどれだけそのキャラクターに深く関わっているかわからないけれども、終わるとわかる、とても魅力的なキャラクターだった、と答えています。さらに、キティとしてキリアンが体現した女性らしい部分が本当に好きだそうです(苦笑している)。でも「今もお肌のお手入れを?」と尋ねられると「してない。スクラブ洗顔だよ(笑)」と。

なお、ロンドンで警察がキティを「尋問」するシーンは、かなりストレートに暴力的です。性描写は、リーアム・ニーソンがエロ親父になる爆笑シーンがある程度です。麻薬の描写はあります。よって子供には不向き。爆弾のシーンもありますが、あまり生々しくはありません。IRAの処刑(後頭部に一発)のシーンは、生々しくはないけど、ショッキングではあると思います。

警察での場面で、キティがしょっぴかれてああいう形で「尋問」されたことについて、映画で比較するなら、同年代のロンドン近郊での実際の事件を基にした『父の祈りを』があります。ただしこっちはseriousです。のっけからIRAのknee capping(未遂ですが)が出てきますし。。。(同じコミュニティ内で品行のよくない者に対し、IRAは膝の皿に銃弾一発という懲罰を行なっていた。もちろん法律の埒外です。)

ちょっとネタバレしそうだけどさー、クラブ(ディスコ)でキティが「いい男♪」と思った男が、キティから「みなさん、サッカーのサポ?」と訊かれて、「いや、軍隊。f-word Ulster」と答えたシーン、私はその後に何が起きるかがわかったので、その「いい男」とキティの「いいムード」の美しさというかかわいさというか、それがちょっとつらかったです。(テンポがいいんだよね、完全に引っ張られてた。)


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転記前URL:
http://ch.kitaguni.tv/u/917/todays_news_from_uk/0000373853.html

コメント:
映画の話題いろいろ


ども、在英のチコです。以下だらだらと映画の話題。

「BLEAKFAST ON PLUTO」は三月の終わりか四月の始めごろ、近所のマルチプレックスででやってまして、行こうと思っていたら一週間で終わっちまっていたのでした。DVDが£3ぐらいになったら買おうと思ってたけど、もっと高くても買う価値あるわけですね、つまり。いま、HMVでセールやってるので明日見てこよう。このあいだ7枚も買っちゃってまだ全部みてないんだけど。

しかし、わたくしは「THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY」にまだ心底まいってまして、2回見たけどもう1回見たいので来週はバスで遠征しようかと思っているぐらいで(夏休みが始まった息子をどうするかが問題)、ダミアン・オドノバン役のキリアン・マーフィーのイメージを壊したくないわあ、という気持ちもあり。

それにしても、「トランズアメリカ」との二本立てというのはすごいわあ。おなかいっぱいにならないか?

そういえば、同じ頃に公開してて見そこなった「COCK AND BULL STORY」のDVDももう出てるなあ。ウインターボトムと言えば、昨日、新作の話題が小さく新聞に出てました。アンジェリーナ・ジョリーがダニエル・パール(2002年にパキスタンでイスラムゲリラに誘拐されてBEHEADされたジャーナリスト)の奥さんの役をやる実録もので、ブレピのプロダクション、その名も「プランB」が製作するそうです。

ジョージ・クルーニー(ソダーバーグと共同でセクション8をやっている)もそうだけど、「オーシャンズ11」組は政治的だねえ。そろそろ公開になるディック原作、キアヌ・リーブス主演の「暗闇のスキャナー」もセクション8が製作に絡んでいるので、政治的な部分があるかも。あるよなあ、ファシズムに侵されたカリフォルニアが舞台だし。

ではでは。
投稿者:
ゲスト
at 2006 年 07 月 17 日 03:42:34

>在英のチコさん
ども。

> DVDが£3ぐらいになったら買おうと思ってたけど、もっと高くても買う価値あるわけですね、つまり。

そう思います。£8.99くらいならお得かと。でも映画の前半、アイルランドを舞台にしている部分(キティの少年時代・学生時代)は、アクセントがきつくて、聞き取り不能に近かったです。アイルランド南部のダブリンとかコークとかのアクセントではないことは確か(似ている点はありますが)。物語の舞台がボーダーのすぐ南なので、アルスターのアクセント(スコティッシュが入っている)に近いんではないかと。

> ダミアン・オドノバン役のキリアン・マーフィーのイメージを壊したくないわあ、という気持ちもあり。

うーーん、それはけっこうな問題です。いずれにせよ、キリアン・マーフィーはすごい表現力を持っているということで。

> それにしても、「トランズアメリカ」との二本立てというのはすごいわあ。おなかいっぱいにならないか?

その2本立て説は憶測です。でも封切館が同じなので、ありうると思います。題材的には共通している部分があるし。(主題は違うと思うんですが。。。)

> ウインターボトムと言えば、昨日、新作の話題が小さく新聞に出てました。

突き進んでますねぇ。それにしても多作ですね、最近。ウズベキスタンのあれも楽しみなんですが。

ウィンターボトムは真面目なだけじゃなくてセンスがよいので(CODE 46みたいのも作れちゃう。まあ、これはプロットが今ひとつと思いましたが)、ダニエル・パールのも楽しみです。検索したらPeopleで詳しい記事ありました。アンジェリーナの前にキャストされていたのは、ジェニファー・アニストンだという報道があるそうで、おやおや。

「暗闇のスキャナー」は、うーん、見たら大変なことになりそうです。trailerだけは見たのですが、P.K.ディックをああいうふうに映像化されると、脳髄に食い込んできそうで。シュワちゃんとかトム・クルーズとかの映画ならエンタメとして消費できるんですが。しかも、A Scanner Darklyではキャストにロバート・ダウニー・Jrがいる。シャレになってない。(^^;)

COCK AND BULL STORYこと『トリストラム・シャンディ』は、日本公開の情報がない。。。
投稿者:
nofrills
at 2006 年 07 月 17 日 07:26:33




2008年7月追記:
監督のニール・ジョーダンと原作・脚本のパトリック・マッカビーのインタビュー@アイルランドの映画評論家のブログ、January 09, 2006
http://maguiresmovies.blogspot.com/2006/01/interview-neil-jordan-pat-mccabe-rocky.html

ニール・ジョーダンのところに「CIAですが、あなたのパソコンがハッキングされているようです」という詐欺メールが来ていたとかいう細かい話あり、このコンビでの前作『ブッチャー・ボーイ』についての話あり、インタビュー当日はジョーダンはUSから戻ったばかりで、Robert Fiskの "The Great War for Civilisation" を小脇に抱えていたとかいう話あり。
http://www.amazon.co.jp/dp/1400075173/nofrills-22/

あと、このふたりのコラボが具体的にどう行なわれるのかの話あり、盛りだくさんなのですが(そして、とても長い!)、抜粋しておきたいところを。

I ask them both about dealing with the IRA in their work, ... . someone from the outside looking in would find it difficult to differentiate between say, Jordan's IRA pub-bombing and the psychological weight that carries here and a pyrotechnic sequence in a Bruce Willis action movie? It's not meant as an explicit criticism, but it sounds like one, and a clumsy one at that. Jordan just looks at me. McCabe answers, gently, saying that the IRA is at the heart of the film. "How would you deal with a young kid living on the border in 1971 without having the IRA involved? How would you do that? Given the subject matter in the film, we couldn't avoid it". But, I say, Jordan has gone over this ground again and again. What elements of the North, for both writers, add up to make a drama? "Well, yeah", Jordan replies, after a silence. "I made a movie about Michael Collins, I made The Crying Game and Angel, but one of the reasons I put off making Breakfast on Pluto for so long is that I didn't want to deal with the issue of political violence immediately again". "Well", says McCabe, "I can see how this would be much more of a problem for Neil than it is for me. I haven't dealt with the IRA before in my work. The book is set in the borderland in the 1970s, so like I said, it's unavoidable. But the quintessential IRA movie, outside of Michael Collins, simply hasn't been made yet. It's like a movie you'd make about Sarajevo in the nineties, like a Battle of Algiers or something. But that's for someone else to make and write. I don't have that kind of mind, and maybe that's the movie you want to see, but this film doesn't purport to deal with those issues. The IRA in the context here represents a threatening, sinister, outside force, like a pack of wolves. A film dealing directly with the IRA and covert forces in NI would be far more politically complex than what we've done here". ...


それと:
His[Kitten's] voyage of self-discovery leads Kitten through an ambivalent landscape, being at times light and playful and at other times heartbreakingly violent and grim. "Well, that's what I wanted to do, so yeah, that the way it is", says Jordan, hardly impressed with my indelicate reading. McCabe jumps in, saying "you always get that when people are talking about the troubles in the North. It's either laughter or disaster, like. Excessive sentiment mixed with hilarity". Jordan interrupts. "Well, talking about the politics of this film, I never thought that I'd be in Crumlin Road Jail shooting a scene for a movie that involves a bomb-making factory and a guy in PVC leather who waltzes in and annihilates everybody with a perfume spray. I just didn't ever think I'd be allowed to do that in Crumlin Road jail, you know what I mean? It really was interesting making this film because that issue is out of bounds, it's ... dead in Irish life now. You cannot". He stops to correct himself. "I don't mean dead dead but it's gone somewhere different and now its part of the past. So that was one of the things I found refreshing about the film was the central character's attitude was so irreverent and so ... clear, in a way. Kitten expresses such irreverence for traditional Irish pieties, you know? Whether it's Nationalism or the Catholic Church or the glamorisation of what they call 'men of violence' and all that sort of stuff. There's no better de-glamoriser than Kitten, really. That's what, well, that's why I decided to make the movie in the end, because the central character puts all that shit in its place". It's the most Jordan has said since he got off the phone from the CIA half an hour ago and there's a beat while myself and McCabe absorb it. I wish I had a mint to suck on. ...


あと、これ。
I ask both men, about the same age and from similar backgrounds if they have made peace with growing up in the slate-grey Ireland of the 1970s. "The film is about a world where the only escape was England, you know", says Jordan. "The only escape from that severe insistence that you be Irish and Catholic and whatever, unemployed generally and grim and depressed. I remember that very well, London was the great escape for people of my generation. Everybody went". McCabe interrupts. "It's what I call Stonewall Ireland. ...

このコンテクストで、チャーリー(有色人種で、未婚の母)がアイルランドにいてはあの選択はできなかった(<ネタバレ回避のためぼかします)ということが語られています。これは、あの映画の中ではサイドストーリーだけど、かなり大きな要素だと私は思いました。

※この記事は

2006年07月16日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 06:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
YouTubeに投稿されていた「本当のパートナーを見つけるまで生きるために」という啓発アニメ:
http://www.youtube.com/watch?v=BuVuDwnUNXE

音楽がSugar Baby Loveで、アニメの主人公の顔もキティみたいで、ストーリーも『プルートで朝食を』の「母親探し」と「北アイルランド紛争」の要素を抜いて、AIDSに差し替えたような。

Sugar Baby Loveの歌詞:
http://www.lyricsdownload.com/rubettes-sugar-baby-love-lyrics.html
Posted by nofrills at 2006年10月29日 21:31
監督のニール・ジョーダンと原作・脚本のパトリック・マッカビーのインタビュー@アイルランドの映画評論家のブログ (January 09, 2006) を見つけました。

SeesaaさんのほうではじかれてしまうURLが含まれているためにコメントで投稿できず、本文に追記しました。(こういうのをコメントでアップデートしながらやりたいんだけど……。)
Posted by nofrills at 2008年07月04日 20:49

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼