kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2009年11月30日

今週の「われわれは絶対に負けない」(※武装勢力ではないほう)

……いくらなんでもそれは無理筋、という部分はおそらく「釣り」だろうけれども、それにしてもあまりに無理筋すぎて、アクロバティックだ。

アイルランド共和国のサッカー協会(FAI)がFIFAのブラッター会長と面会し、「2010年ワールドカップでのアイルランド共和国の出場枠」などを求めた。

FAIのステートメント:
FAI Statement
Monday, 30 November 2009 12:22
http://www.fai.ie/index.php?option=com_content&view=article&id=100565&catid=1&Itemid=8
The Football Association of Ireland today (November 30) confirmed that it attended an hour and a half meeting, at its request, with Mr Sepp Blatter, President of FIFA on Friday in Zurich. A lot was discussed at the meeting and at one stage the FAI asked if Ireland could be accommodated into the World Cup 2010. ...


「無理筋」というのはこの「出場枠」のことだが(仮にアンリの「神の手」からのゴールが無効になったとしてもホーム&アウェイで1-1なのだから……ブラッターは「一応話はしてみる」的なことは言っているけれども)、FAIはこういう「目くらまし」的なものとあわせていろいろと別なことも要求しており、一部はひょっとしたら通るのかなあ、という雰囲気の反応がブラッターから出ている。

「いろいろと別なこと」というのは:
- FIFA国際試合での審判の増員(ゴールラインのところにもう1人)
- 重要な試合でのビデオ技術のよりいっそうの活用(further use of video technology)
- あからさまな反則をさせないような仕組みづくり
- 重要な試合での審判選定の強化

ブラッター会長は記者会見で「審判増員」や「ビデオ」については検討してみることになっていると述べているらしい。詳細は各記事を参照。

Republic of Ireland ask for extra 2010 World Cup place
Page last updated at 12:07 GMT, Monday, 30 November 2009
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/8386207.stm
The president of football's world governing body added that goal-line technology and extra referees would be considered for the South Africa finals.

The executive committee will hold an emergency meeting in Cape Town on Wednesday, two days ahead of the draw for the finals, to assess the idea of extra match officials.


Ireland asked to be 33rd team at the World Cup, says Sepp Blatter
guardian.co.uk, Monday 30 November 2009 11.29 GMT
http://www.guardian.co.uk/football/2009/nov/30/republic-of-ireland-world-cup-fifa
Blatter, who was speaking on Monday at the opening of the Soccerex business conference in Johannesburg, said that the possibility of fielding additional referees would also be debated by the executive committee when it holds an emergency meeting on Wednesday. The idea is known to have powerful support from within the game, with the backing of, among others, Uefa's president, Michel Platini. If Fifa's executive committee is convinced of its merits, the proposal will go before football's rule-making International Board in Zürich in March for a final decision.


で、ブラッターの発言を見ていると、「アンリが故意に反則を犯した」ことになっているっぽいのだけど、アンリ本人はそうは言っていなくて(反射で手が出てしまった、と弁明している)、それ以前に、プレイヤーのハンドを見落とすような審判であっても「審判の判断が最終である」という金科玉条を問わなければならないということであっちこっちで声が上がっている(ラグビーやテニスでできてることがサッカーではできないというのはおかしい、という主旨で)ということを踏まえているのだろうか、という気になるのだが、そこらへんは記事の書き方の問題もあるだろう。

なお、私が見た中で最もセンセーショナルな書きっぷりをしているのは、ベルテレさんだ。非常に東スポっぽい。

Republic of Ireland asked to be 33rd team in World Cup, claims Blatter
By Steven Beacom
Monday, 30 November 2009
http://www.belfasttelegraph.co.uk/sport/football/international/republic-of-ireland-asked-to-be-33rd-team-in-world-cup-claims-blatter-14581143.html

ちなみに、審判の見落としで反則負けしたアイルランド共和国に出場権を認める場合、同じく審判の見落としで反則負け(相手のオフサイドが認められた)したコスタリカにも出場権を認めなければならなくなってしまうのだそうだ(それはない、という方向でブラッターは語っているようだが)。

で、ガーディアンが内部情報をつかんだらしいのだが:
http://www.guardian.co.uk/football/2009/nov/30/republic-of-ireland-world-cup-fifa
Sources in Ireland privately acknowledged that they are not expecting their request to be successful, but said they have also asked Fifa to consider compensating them in some other way in future, perhaps by seeded them in the draw for the 2014 finals.

つまり、「南ア大会の出場枠をよこせ」というのははなっから無理筋とわかってて別なことを交渉するための材料であり、その「別なこと」というのは、2014年本大会のシード権(それで今回の不公正な結果の弁償とする)、という……。

なんだかなー。

※この記事は

2009年11月30日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼