kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2009年09月21日

Open House London

Gurka Stairs, by thegirlrg on flickr.com
*a CCL photo by thegirlrg on flickr.com. See her set.

「あら、すてき。博物館かしら、それとも歴史ある高級ホテル?」と思ったら外務省 (the Foreign and Commonwealth Office) なんだからいやになる。このタイルとか、「大英帝国、自重しろ」っていう感じ。(デザインは、セント・パンクラス駅のジョージ・ギルバート・スコット。)

この立派でなおかつ豪華な建物、むろん、普段は外務省職員でもなければ立ち入ることができない。では上記の写真を撮影したのは職員かというとそうではない。

9月20日から21日の週末、普段は関係者以外は入れない建築物の数々を一般に開放するイベント、Open Houseが行なわれた。外務省もこのときに特別公開され、これを見学した人が撮影した写真をFlickrにアップしているのだ(Flickrのグループへのリンクはこのエントリの下の方に)。
http://www.openhouse.org.uk/

英国には「街並」、「建築物」への関心の高さを喚起し持続させるシステムがいろいろとあるが、Open House Londonというイベントはそのひとつだ。毎年9月に行なわれている。

基本的には、下記のような本(この本、すごくよいです)で解説されているような建物があれもこれも公開されている、というイメージでよいのだが、それだけではない。

4309761283図説 ロンドン 都市と建築の歴史 (ふくろうの本)
河出書房新社 2009-07-18

by G-Tools

この機会に公開される物件には、外務省などお役所、企業の建物、宗教施設などなど、普段から(関係者のみとはいえ)多くの人が出入りするような、歴史的に意義深い(もしくは重要性の高い)立派な建築物はもちろんあるが(それらがメインなのだが)――例えばロイズで人々が仕事をしている部屋とか、Allen & Overyという会社の本社とか、あと最近移転したので「元」になってしまったけどデイリー・エクスプレス紙のオフィス→これはGrade IIなので「元」になっても取り壊しはない――、一般公開されるのはそれらだけではない。Shoreditch Prototype House120 Mapledene Roadのような、100年くらい前の平凡な建築を現代の匠が劇的ビフォーアフターしちゃったような建物もあるし、Pullman Courtという、1930年代に建築された今も普通に人が住んでる現役の集合住宅@アールデコ様式もある(写真の一例)。

このイベントは2010年も9月に開催される。イベントそのものについては、2003年のオープン・ハウスの報告 by 野中モモさんなども参照。野中さんは2002年に関心空間でも、「オープン・ハウス」という取り組みについて紹介してくれている。
ロンドン・オープン・ハウス

「もっとも有効な建築教育は、建築を体験することである」をモットーに活動するチャリティー団体。建築マップを作成したりツアーを企画したりとさまざまな活動を行っていますが、年に一度の大イベントがLondon Open House Weekend。本年度は9月21日・22日。協賛する建築物すべてが無料で一般公開されます。……

http://www.londonopenhouse.org/


自分のとこにも過去記事あるんだけどね。

2006年09月09日 Heritage Open DaysとLondon Open House
http://nofrills.seesaa.net/article/23474328.html

日本も「なんとかの殿堂」みたいなハコモノを作ろうと発想するのではなく、既にあるハコをどう使うか、ということで発想してくれんかと切実に思う。

Open House Londonの写真:
Flickrのグループ:
http://www.flickr.com/groups/openhouselondon/

Flickrのタグ検索:
http://www.flickr.com/search/?w=all&q=london+open+house&m=text

ガーディアンの写真特集に写真11点。アールヌーヴォー/アーツ&クラフツの肉屋の内装、ニースデンにある大きなヒンズー教寺院などなど。
http://www.guardian.co.uk/uk/gallery/2009/sep/20/open-house-london-pictures?picture=353197368



東京はあれもこれも取り壊し。最近の記事:
(09/14)そうだ、京橋行こう(再開発で建築物が壊される前に)―― その1. 京橋三丁目ビル
(09/15)そうだ、京橋行こう(再開発で建築物が壊される前に)―― その2. 片倉ビル
(09/15)片倉ビル(続き)
(09/15)そうだ、京橋行こう(再開発で建築物が壊される前に)―― その3. 東京大栄ビル

あと、千代田区観光協会が観光スポットとして紹介している神田錦町の博報堂旧本館も、10月1日から解体作業開始とのことです。
http://chuta.cocolog-nifty.com/arch/2009/09/post-3001.html
http://ameblo.jp/heritaging/entry-10224050562.html
http://nanashi-nakaji.seesaa.net/article/124921910.html

※この記事は

2009年09月21日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼