kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2009年01月15日

【ガザ攻撃】イスラエル軍、国連機関と報道機関に軍事攻撃

とっくに限度超えてたんですが、何これ。14:33 GMTだから日本時間で23:33にガーディアンに出た記事。「イスラエルが、ガザの国連難民機関を攻撃」。

Israel hits UN refugee agency in Gaza
- Relief and works agency compound on fire
- 'Outraged' UN chief demands inquiry into attack
Rory McCarthy in Jerusalem, Peter Walker and agencies
guardian.co.uk, Thursday 15 January 2009 14.33 GMT
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jan/15/israel-gaza-offensive-truce-talks

……あとでアップデートします。いまは記事に目を通して、本当に信じられないという思いで頭がおかしくなりそうな段階。

ハテムさん日記にも書いてある。
GAZA: 15 January
... The Unrwa (UN relief agency) building is close by and my colleague has told me that it has been hit.
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7802295.stm


ジョージ・ブッシュが言っていた「ならず者国家 rogue state」って、どの国のことだっけ。

こんなのもあるよ。日本時間で15日22:00ごろのアルジャジーラのtweetで。
http://twitter.com/AJGaza/status/1120839967
Media building used by Reuters and a number of pan-Arab news agencies has been hit in the centre of #Gaza City


とりあえず何をどうしたらいいのかさっぱりわからないので、アルジャジーラのGazaのtweetを眺めてみる。
http://twitter.com/AJGaza
日本時間16日午前0時すぎのキャプチャ:


「約6時間前」に、「ガザ市に対し、イスラエル軍の非常に激しい爆撃、黒い煙がガザ市を覆う」(このtweetの前に、「死者数1,054、負傷者数4,860」との投稿あり)、それからカイロにイスラエル代表が到着したというのを挟んで、「いくつもの報道機関が拠点を置いているシュルーク・タワー Shourouq tower が攻撃された」、そして「国連スポークスマンが、ガザの本部がイスラエルの砲撃を受けて炎上していると述べた」、さらに「イスラエル政府スポークスマンのマーク・レゲフが、アルジャジーラに対し、国連施設を攻撃したのがイスラエル軍なのかパレスチナの戦士なのかは不明と述べた」(情宣情宣)。

「約5時間前」に、「ガザ市中心部、タル・エル=ハワ(地区)で、500人が中にいる病院に爆撃」(国際人道法違反)、「本部に砲撃 artillery fire があった国連機関がガザ地区での活動を中断」(UNRWAです)、「国連事務総長が国連本部への砲撃に『強い怒り』を表明」、「国連機関(UNRWA)のスポークスマン、ガザ本部は少なくとも3発の砲撃を受け、その中にはWPもあったと述べる」、それから、「ガザ市中心部、ロイターや、汎アラブ報道機関が使っている報道機関のビルが攻撃される」。

そして、今16日午前0:30ですが、「20分前」に、「イスラエル軍がガザ市の住宅街に入ったとの報告・報道」との投稿。



追記@16日午前7時ごろ:
どうしたらいいのかわかんないよーって布団に入ってごろごろしている間に、ガーディアン記事にエンベッドされていた映像(通常、ガーディアンはガーディアンとロイターが共同制作した映像を使っている)が「UNRWAの被害」そのものを撮影した映像から、関係者コメントのもの(しかも締めはイスラエル政府スポークスマンのコメント)に差し替えられていた。ガーディアンのこういう態度には、単に、またやりやがったかと思うだけだ。(英メディアはこういうことがあるから「陰謀」論が簡単に発生する。)→修正@21日02:05のコメントでのご報告を受けて:ガーディアンの記事の映像は、今確認したら、私が見た映像2つをつなぎ合わせて短く編集したものになっています。最初のUNRWAの職員のコメントの部分は、インタビュー部分は同じだと思うのですが、施設の火災の様子を撮影した部分がかなり削られています。ロイターの人のコメントはリロードしたときに出てきた映像にあったものですが、負傷したジャーナリストの映像はそのときにはありませんでした(単にインタビューの映像だけで)。リロードしたときにあったイスラエル政府スポークスマン(マーク・レゲフだったと思いますが)のコメントは消えていますね。それと、UNRWAのジョン・ギング所長のコメントも、編集後の映像からは消えています。修正以上。

「UNRWAの被害」そのものを撮影した映像は衝撃的だった。血を流して泣いているいる幼児の映像より、さらにスキャンダラスな映像。倉庫が炎上していて、よくニュースで見る「救援物資」の袋にしか見えないもののシルエットがその炎の中に浮かんでいた。UNRWAの職員(女性だった)が、「食料も薬も、あの倉庫にあります。それが燃えてしまっています」とカメラに向かって述べていた。その映像、いったんウェブに上がったものだしロイターのサイトにはあるかもしれないのだが、それを探す気力もない。

探し出す気力はなくても、そこにあれば目に入る。というわけでBBCのトップページにあった映像。これには職員のコメントはついていないが、ガーディアンのサイトで見たのと同じ映像が含まれている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7830501.stm

4枚キャプチャ。


報道によると、この件について、イスラエル側は「UNRWAの敷地内から攻撃されたので」と説明しているそうだ。国連学校を攻撃したときもそう言っていたが、要するに、国連はパレスチナ武装勢力とグルなのだと言いたいのだろう。いや、実際にそう信じているのかもしれない。

ならば、正式に、国連の場で、「国連はイスラエルの民間人を標的として攻撃してくるパレスチナ武装勢力とグルである」という内容の申し立てを行なうだろう。それを待つことにしよう。これは、戦場 (battle field) での対応というのとはまた別なことだ。

ただ、国連で「国連はハマスとグル」と言う前に、「間違えました、敷地の中じゃなくて外でした」っていう展開を見せる確率のほうが高いだろう。

そして一方で、世界のどこかには「こんなに巧妙にイスラエル軍を手玉に取れるなんて、ハマスの戦士ってすごいですね」というプロパガンダが必ずどこかにあるに違いない、という考えすら浮かんでくる。

「ばかやろう」を上回る罵倒表現が日本語では思いつかないことが残念だ。



→続きは別記事:
2009年01月16日 【ガザ攻撃】UNRWAに対する攻撃について
http://nofrills.seesaa.net/article/112684241.html



あまりのことに本当に何ら余裕がないので、このブログはしばらくコメント欄を閉じます。ただしコメント投稿専用のエントリは開けてありますので、誤訳・誤読のご指摘などもそちらにお願いします。
http://nofrills.seesaa.net/article/101617619.html

なお、ここで日本語で紹介する英語の報道機関の報道内容についてのご意見は、その報道機関にお伝えください。その報道機関の報道内容について私が意見を呈している部分については、上記URLもしくはメールフォームからどうぞ。なお、両者の区別がついていないと判断されるご投稿にはたぶん反応しません。

※この記事は

2009年01月15日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:55 | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼