http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7800829.stm
ロンドンのウエストエンドで10月からハロルド・ピンターの戯曲、No Man's Landが上演されていて、キャストのサー・マイケル・ガンボンが、生前にピンターから「葬式で読み上げてほしい」と言われていたこの戯曲の一節を読み上げたときの音声と映像がエンベッドされています。キャストはマイケル・ガンボンのほか、デイヴィッド・ブラッドレー、デイヴィッド・ウォリアムズ(……Little Britainの彼ですが)、ニック・ダニング。
それと、10月に行なわれたピンターの最後のインタビューがガーディアンに。(記事見出しがデイリー・メイルみたいですけど。)既に体力が弱っていて、ピンターは回顧的なムードだったそうです。
Playwright Harold Pinter's last interview reveals his childhood love of cricket and why it is better than sex
Andy Bull
guardian.co.uk, Saturday 27 December 2008 00.05 GMT
http://www.guardian.co.uk/culture/2008/dec/26/harold-pinter-final-interview
内容は、ひたすら「私とクリケット」。第二次大戦中に過ごしたハックニーの学校での思い出話、疎開先のリーズで名プレイヤーと会ったこと、学校を出るとクリケットはやらなくなってしまっていたが、60歳で息子が学校でクリケットをやっているのを見てまた始めたこと、など。
"Drama happens in big cricket matches. But also in small cricket matches," he said. "When we play, my club, each thing that happens is dramatic: the gasps that follow a miss at slip, the anger of an lbw decision that is turned down. It is the same thing wherever you play, really."
それから、via Sluggerでテレグラフのブログ:
Harold Pinter - and George Orwell; two of a kind
Posted By: Dominic Cavendish at Dec 26, 2008 at 14:05:10
http://blogs.telegraph.co.uk/dominccavendish/blog/2008/12/26/harold_pinter__and_george_orwell_two_of_a_kind
これを書いたドミニク・キャヴェンディッシュは、学生の時にピンターの戯曲で役を演じたことがあり、ピンターの作品がかなり好きだったようだけど、ピンターと実際に会うことはかなわなかった、とのこと。(というのはピンターはやたらとインタビュー取材に応じる人ではなく、インタビューに応じるときは何を訴えるためにどのメディアでということで選んでいて、つまりテレグラフはあらかじめ分が悪い。)
キャヴェンディッシュのこのブログは、他のメディアでのピンターのインタビューががっつりまとめられています(文中でリンクされています)。たとえば(※引用文中のリンク先はmp3です):
Now does not feel like the right time to dredge up his most contentious comments. And if there's any recording of Pinter in conversation I'd most like to draw people's attention to it's a recent platform discussion in September at the British Library hosted by the actor and director Harry Burton; civilised, wide-ranging and good-humoured, it reminds us that Pinter was not nearly - or at least not always, as the Daily Mail so unkindly portrays him today, 'a world-class curmudgeon'.
※デイリー・メイル、さすがの口の悪さ。
そして、彼が学生時代にやった戯曲、圧制や拷問などを扱ったOne for the Road(邦題は確か『景気付けに一杯』)が発表されたのが1984年だったとのことで、ジョージ・オーウェル。
How does one find exceptional words of tribute for a playwright who was so widely lauded for such considerable lengths of his career? On reflection, I can think of no higher parting shot of praise for Pinter than to say that he was Orwell's true successor. Both writers mounted a fastidious defence of language against the forces of institutional corruption and abuse. ...
で、このブログのコメント欄は、現時点で6件しかコメントがついていないのですが、どいつもこいつも典型的な、というより戯画的な「テレグラフ読者」なので、コメント欄は無視で。(左派系のところでフレデリック・フォーサイスという名前を出すだけで何か汚いものを扱うような反応が出たりするのと同じ状況になってます。よくもまあここまで口汚く罵れるものだと感心します。でもピンターのノーベル賞受賞のときよりはまだましかも。)
そして、メインディッシュ……同じくvia Sluggerで、2007年のチャーリー・ローズのインタビュー。
55分くらいのロング・インタビュー(過去のものも混ぜながら)ですが、ものすごく聞き応えがあります。ローズが「アメリカ」を代弁する立場をとって切り込んでいき、ピンターが応戦する、という感じ。ピンターは、声は衰えていますが、「言葉」の力強さがハンパじゃありません。
http://video.google.com/videoplay?docid=-3150302824340759417&hl=en
















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