kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2008年12月20日

2012年、"Team GB" 問題@サッカー

GB football team gets Fifa assent
Page last updated at 12:28 GMT, Saturday, 20 December 2008
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/olympic_games/7785935.stm

つまり、FIFA的にはEngland, Wales, Scotland, Northern Irelandの4つは別々ですよという扱いになっている the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland だが、2012年のロンドン・オリンピックでは、"Team GB" としてチーム編成することをFIFAが許可した、との報道。

しかしながら、England, Wales, Scotland, Northern Irelandの各サッカー協会が「よっしゃ、これでTeam GBになれるぞ」と喜んでいるかというと全然そんなことはなく、むしろ逆で、「やだ」と言っている。特にスコットランドが「絶対に負けられない戦い」モードで抵抗しているらしい。

しかし、自身スコットランド人である英国のゴードン・ブラウン首相は金曜日に、「セバスチャン・コー組織委員会委員長と私から、サー・アレックス・ファーガソン(マンU監督、スコットランド人)に(Team GBの)監督就任について打診した」と述べている。

……つまり、英国を支配しているのはスコットランド人だったんだよ!(←実際にこういう系統のトンデモ風味のイングランド・ナショナリズムもないわけではない。)

冗談はさておき、じゃあ何でTeam GBなんていう話が出てきたのかというと、五輪の開催「国」は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」であり「イングランド」ではないから、としか言いようがない。

しかし、とにかく、スコットランドとウェールズと北アイルランドの各サッカー協会は「ここでTeam GBとして大会に出たら、将来的に『4つのネイション』として存続しえなくなるのではないか」という懸念を表明しているわけで、ああもうめんどくさい

しかもBBC記事の末尾によると、「2012年にTeam GBでサッカー代表を編成すれば、52年ぶりに五輪でTeam GB football teamが実現することになる」。つまり、1960年には実際にあったんじゃん。あの栄光の1966年のたった6年前だよ。(というか、1970年代以降のナショナリズムの高まりの前、というべきだろうか。)

イングランドetcが独立した存在として扱われているのはサッカーに限らないのだけれど、これの説明はめんどくさいから、ウィキペディア英語版でも参照してください。
http://en.wikipedia.org/wiki/Home_nations

各サッカー協会からは3月に結論が出される予定で、FIFAでは今後各協会と話し合いを持つということになっているそうだ。

というところで、"Team GB" という名称からはその存在が見えない「英国の一部」である北アイルランドでは:
Thursday, December 18, 2008
Will FIFA blatter home nations into Team GB..?
http://sluggerotoole.com/index.php/weblog/comments/will-fifa-blatter-home-nations-into-team-gb/
... In this part of the world, some unionists have taken offence at how the 'Team GB' name excludes Northern Ireland (ie, it should be 'Team UK'). But since Northern Ireland would be unlikely to supply any players to an all-UK Olympic team - and I wouldn't rule out a boycott to cover up that embarrassment - perhaps the 'GB' monicker would be justified for football? ...
Belfast Gonzo @ 05:11 PM

はははははは。「ユニオニストの一部からは、Team GBとはけしからん、Team UKだろうという指摘もあがっている」。そして、もっとお茶ふけるのは、「NIからはUK代表チームに誰も選ばれないだろうから――その決まりの悪さをカバーするためにTeam GB/UKをボイコット、というのもあるかもしれない――、いずれにしてもTeam GBということでいいのかも」。

NIにはデイヴィッド・ヒーリーがいるでしょうが……と思ったけど、彼は1979年生まれだから2012年には32歳とかかぁ。ううむ。

コメント欄で初めて知ったこと。

NIのGKをしているMaik Taylor(所属はバーミンガム・シティ)は、両親がドイツ人とイングランド人でドイツで生まれていて、北アイルランドとは特に関係はなく、単に英国のパスポートを持っているので、イングランドでもウェールズでもスコットランドでも北アイルランドでも代表としてプレイできる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Maik_Taylor

オーウェン・ハーグリーヴズ(カナダ生まれで両親が英国人で英国パスポート所持)と同じようなバックグラウンドですね。

英国の全人口のうち、84パーセントがイングランド。だから、スコットランドからフレッチャーを、ウェールズからギグズを(代表引退を撤回させて)、NIからヒーリーを入れると、イングランド率が8/11=73%になって、比率的におかしい、という変な計算を真顔でやっている人がいる。(そもそも2012年にライアン・ギグズはどうか、という。1973年生まれ。)



以上、基本的には19日に投稿するはずで、サーバダウンで投稿できなかったもの。



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※この記事は

2008年12月20日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼