kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2008年12月05日

ガーディアンに日本関連の記事2件【メモ】

ガーディアンのトップページをロードしてみたら、日本関連の記事が2件、大きく取り上げられている。

guardianjapan-s.png


上のほうの、「築地市場見学」の件については
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000014-maip-soci
などを見るのが早いが、
Local media reports pinned the blame for the ban on misbehaving foreign tourists, but Tsukiji officials were quick to point out that the ban will also apply to Japanese visitors.

"This is not about restricting access to a particular group," Kazuta Yamada, a Tsukiji spokesman, told the Guardian. "The market gets very crowded at this time of the year so we don't want anyone to get in the way.
http://www.guardian.co.uk/world/2008/dec/04/fish-auction-japan

なんて調子で、日本のメディアが「日本人」向けに流す「情報」に常に仕込まれている「ゼノフォビア」というものについて、ちょんちょん、ちょんちょん、なーんて言ってみちゃったりしてねっ!という、ね。

日本語の報道では、築地の仲卸業者さんが「カメラのフラッシュたかれたりすると競りの邪魔になるのだが、言葉が通じないから注意もできない」と言っている、というのもあるのだけど、ガーディアンの記事には「言葉が通じないから注意できない」というくだりはない。

もうひとつの記事はこれなんだけど……
Typecast - Japan's obsession with blood groups
http://www.guardian.co.uk/world/2008/dec/04/japan-world-news

「現在の日本」を表す記号である「ゴスロリな女の子」の写真をトップページのアイキャッチに使って、記事は「不思議の国ジャパン、血液型診断の巻」。

記事末尾の「あの人は何型?」のリストを見る限り、明らかに「ネタ」なのだが(これで笑わない人はたぶんいないと思う、というほどに……B型だけ浮いてるけど)、記事本文での「日本ではこんなところでも血液型診断が当てにされている」という紹介部分は、ちょっとなぁ、と思う。

例えばこんな感じだ。
Companies have been known to appoint employees to jobs based on their blood type, while dating agencies rank this genetic nugget alongside education and salary in recommending a male suitor.

後半の「結婚相談所」みたいなのが血液型をリストに入れているとかいうのは単に「血液型」があまりに浸透しているから一般的になっているのだという話にはると思うけど、企業が血液型に応じて人事を決めているとかいうのは、これ一般的でもなんでもない話ではないかという。主語はCompaniesではなくSome companiesにすべきではないかという。

そして、結婚相談所の登録と、企業の人事というこの2例を同列に並べちゃいけないんじゃないかという。(まさかないだろうとは思うけど、「日本人は全員arranged marriageをするのだから、dating agenciesは会社の人事と同じくらい重要だ」とかいう勝手な解釈をしちゃう人もいそうだよね、この記事。)

それに、「血液型診断なんて迷信ですよ」というのが学者さんのコメントとして記事の最後に書いてあるんだけど、血液型診断をマトモに信じてないのは学者さんだけじゃないから。

というわけで、ガーディアンのこの記者さんの仕事にしては雑な記事だなあ、という印象。むしろ、「日本」という神話に資することを目的として、「珍ニュース」として書かれているのだろうとは思うけれども。



この「血液型」の記事、かなり読まれてるみたい。



日本の「血液型」よりはロイ・キーンだろ、常識的に考えて。

※この記事は

2008年12月05日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼