kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2008年09月03日

IMC報告書 (the 19th)、IRAの事実上の解体を認める。

日本時間午後10時、ガーディアンのサイトを読み込んだら、5分前にこんな記事が出たところだったという……感極まって泣くための時間を5分ください。



あとで書き足すよ。→書き足した。

んにゃ。ガーディアンは記事書いてるのがヘンリー・マクドナルドで、いつもの(ユニオニスト側に軸足のある)煽り文体だから、記事読むなら、下記のBBCのほうがよさげ。BBCなら記事の大部分がIMC報告書からの抜粋という形なので。

IRA council 'serves no function'
Page last updated at 12:44 GMT, Wednesday, 3 September 2008 13:44 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7596017.stm

本編入る前にクリップ。以下、それぞれキャプチャ画像中の記事見出しから記事に飛べるので、それぞれ見ておいてください。

■BBC NI:


BBCのUKのページでは、スコットランドのカウンシルタックスの話とか、ロンドンのハックニーでまたティーンエイジャーが刺殺された事件とか(個人的に、昔滞在してた場所から遠くない上に、あの場所だとわかる場所で起きているのでこれもショッキング)がメインに来ているので、このIRAについてのニュースは最初からOther Top Storiesのところにある。

■Google News:


■The Times (トップニュースの一番下の扱い):


■デイリー・テレグラフ:
ここは出遅れているか、トップ記事扱いしないかのどちらかで、記事が見当たらない。出遅れているだけだとは思う。IMCの報告書自体は9月1日に英政府に提出されているので、記事が遅い理由はわかんないけど。というか、UK newsのトップページ、女王ネタばかりで、まるでデイリー・メイルだ。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/

あ、テレグラフ記事あった。「やっぱり」って感じだけど、このIMC報告書はスルー、という方針らしい。明らかに、政治的に次のステップ(DUPが、police and justiceの件でYesと言うことができるステップ)に進むための儀式だから、この判断は全然間違っていない。
Northern Irish executive split over future of IRA Council
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/2673335/Northern-Irish-executive-split-over-future-of-IRA-Council.html

■ベルファスト・テレグラフ:

この may は強烈だ。そのほかいろいろと感慨深すぎる。

■シン・フェインのAn Phoblacht(週刊):
8月28日が最新号だから、この件についてはまだ当分記事は出ない。

それと、シン・フェインのプレスリリースもまだ出てないみたい。「ユニオニストのパラミリタリーがシン・フェインの議員を襲う」みたいなのは出てるけど(2日付で)。
http://www.sinnfein.ie/news/detail/34646

アイルランドのほうでは……

■RTE:



■The Irish Times:

※左の写真は関係のないニュースです。

■The Irish Independent:
ごく短い記事だけでトップページになし。

■AP記事(IHT掲載):
Experts: IRA is disappearing in Ireland
http://www.iht.com/articles/ap/2008/09/03/news/NIreland-IRA-Report.php

ロイターとかブルームバーグとかもそれぞれ出しているけれど、そろそろどれ読んでも同じになってきたのであとは省略。

それと、英国のThe Independentをチェックしていないのは意図的なものです。ベルテレさんと同じメディアグループなので別個に見る必要はないし、インディペンデントで独自の記事が出てたとしてもどうせ読むべき内容はないから。(この新聞は100%反IRAで、北アイルランドについてまともな報道は期待できない。論説記事でときどきいいのが出ることはあるかもしれないけれど、報道としては、北アイルランドについては、この新聞はタブロイドと同格扱いでいい。)

■英国政府のNI大臣、ショーン・ウッドウォードの会見:
4分半くらい。(同じことを表現を変えて何度も繰り返して述べているので、3分過ぎに催眠術にかかった気分になった。)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7596141.stm

で、肝心のIMC報告書は下記。登録等なしで、誰でもDLできます(PDFファイル)。

■NINETEENTH REPORT OF THE INDEPENDENT MONITORING COMMISSION
http://www.independentmonitoringcommission.org/publications.cfm?id=69

NI大臣の記者会見でも、4分以上かけてひたすら「PIRAはもう過去の存在となった、ACも機能していない」ということが語られていたのだけれども、「PIRAは」「PIRAは」とあまりに何度も繰り返されていたことからも明白だが、「PIRA」ではない「IRA系組織」は、つまりPIRAのACの支配下にないリパブリカン武装組織は、PIRAとは別に活動中だ。英当局も彼らに対する危機感・警戒感を公にしている。

今回のIMC報告書(第19次)は、前回のIMC報告書(第18次、2008年5月)のなかで特にProvisional IRAについての精査を求められてまとめられたものだが(ここにも「政治的目的」が明らかだ)、今年に入ってからのIMC報告書は、政治的な動きについてではなくパラミリタリー活動について知るために読むならば、基本的に、それら「PIRA以外の組織」に注目して読むべきだろう。

そして、「PIRAはもう過去のもの」というステートメントが最も公式な筋から出たことで、ボールはユニオニスト側に移った、ということも見なければならない。UVFは既に武器をbeyond reachにしているはずだが、UDAが残っているし、両組織とも、組織としての解体は行なわれていない。(というか、どこまでが武装組織でどこまでが犯罪組織なのかがわからない状態になっている、とも言える。)

では本論……は、長くなってきたので仕切りなおします。

※この記事は

2008年09月03日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk/northern ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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