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2008年03月20日

Bloody Sunday事件をハイジャックしたIRA

ジョナサン・パウエル本の大宣伝週間@ガーディアンの19日付記事を見て、頭から血が引くほどの苛立ち。ひとつはメディアに対して。もうひとつはシン・フェインに対して、というかIRAに対して。

McGuinness: there was no need for Bloody Sunday inquiry
http://www.guardian.co.uk/politics/2008/mar/19/northernireland.northernireland3

まず記事の書き方に苛立ち。冒頭のパラグラフ:
The most expensive judicial inquiry in British history - to establish why paratroopers shot dead 13 unarmed protesters in Derry on Bloody Sunday in 1972 - is privately regarded by Sinn Féin as an unnecessary concession by the British government, according to Tony Blair's former chief of staff.


ブラッディ・サンデーのインクワイアリ(サヴィル・インクワイアリ)のこととなると、すぐに「巨額の費用を要している」という話ばかりだ。だから何なのだ。30年近くも放置していたのは誰だ。インクワイアリの最終報告書までこんなに手間取っている(したがってその分の費用もかさんでいる)のは何が根本的な原因なんだ。証言者の保護やらヴィデオリンクやら、通常のインクワイアリよりずっとカネのかかることになってしまったのは、何が原因なんだ。

で、「シン・フェインがそれを必要ないと考えていた」ということと、「史上空前の費用を要したインクワイアリ」を並べて書くことの意味は何なのだ。

そして、マーティン・マクギネス? 彼が何かをどのように考えていたからって、何なのだ。

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