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2008年02月29日

fail, fail, fail

今日のガーディアンのトップページが、"Fail" の3連発だった。まるで、映画Withnail and Iの冒頭で「僕」が朝メシに行った近所のcafで他人が読んでいるのをみてげんなりする「センセーショナルでおどろおどろしい言葉に埋め尽くされたタブロイドの一面」のようだとちょっと思った。

guar-29feb2008.png

まず、Afghanistan mission close to failing - US の fail は自動詞で「失敗する」の意味のものが -ing で名詞化されたもの。
http://www.guardian.co.uk/world/2008/feb/29/afghanistan.terrorism
(記事はデクラン・ウォルシュ&リチャード・ノートン・テイラー。あとでちゃんと読まないと。)

2番目の、Primary schools 'fail on basic literacy' の fail も自動詞で「失敗する」というか「機能してない」の意味。記事は:
Underfunded primary schools fail to teach basic literacy, says key review
http://education.guardian.co.uk/primaryeducation/story/0,,2261008,00.html
で、この見出しではトップページに置くには長すぎるから省略されたのだろう。(Primary schools 'fail on basic literacy' の引用符に注目。)


3番目、Conrad Black fails in bid to delay jail は、元デイリー・テレグラフ(などを発行するメディア企業Hollinger International社)の社主で、司法妨害により昨年12月に禁錮6年半の実刑判決を受けたコンラッド・ブラックが、実刑を免れなくなった、という話。この fail in 〜は「〜を試みたができなかった(失敗した)」。
http://www.guardian.co.uk/business/2008/feb/29/conradblack.mediabusiness
posted by nofrills at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語

ハリー王子とヘルマンドの英軍

いやー、びっくりした。「タリバンのみなさん、ターゲットはここですよ」って言ってるようなものじゃん、と思ったのだが、どうやらその「タリバンにとっての潜在的ターゲット」はターゲットとされずに済むような場所に引っ込められるらしい。

何の話かというと、この件だ。

Prince Harry on Afghan front line
Last Updated: Thursday, 28 February 2008, 23:49 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/7269743.stm

それがすぐにこうなった↓のだが。

Harry withdrawn from Afghanistan
Last Updated: Friday, 29 February 2008, 13:19 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7270743.stm

日本語では、たとえばAFP BBさんに記事がある。


※以下、書き足しました。

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英国 アフガニスタン メディア
posted by nofrills at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk

2008年02月28日

マークス&スペンサーがレジ袋の有料化を開始(5月から)

マークス&スペンサーが、食品販売部門で、いわゆる「レジ袋」の有料化を開始するそうです。既に試験的に北アイルランドとイングランド南西部の50店舗で有料化されているのが、この5月6日から全店で導入されるとのこと。袋の値段は1枚5ペンス。(換算してみると今日の時点で約「10.627円」だから、日本のスーパーの有料レジ袋の倍額、うむー、こんなところでも「£1=100円」の換算か。)

M&S to charge 5p for carrier bags
Last Updated: Thursday, 28 February 2008, 14:34 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7268283.stm

このBBC記事には、Chief Executive (CEO) のサー・ステュアート・ローズの方針説明やら他の大手スーパーマーケットの現状の説明やら、かなり丁寧に詳しく紹介されています。

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スーパーマーケット 環境 英国 拙著アップデート
posted by nofrills at 23:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | todays news from uk

2008年02月27日

グッドフライデー合意10周年記念行事の出席者リストにビル・クリントンの名はあれど、イアン・ペイズリーの名はまだない。

現在の「北アイルランド和平」の形を決定付けたグッドフライデー合意(ベルファスト合意、以下「GFA」)は、1998年4月10日の「グッドフライデー」に署名された(その後5月のレファレンダムで承認)。今年は合意から10周年にあたり、記念行事が予定されている。

その記念行事(the US-Ireland Alliance主催の晩餐会)の出席者リストが固まりつつあるということは、これまでに何度か報じられている(今年1月のBBC記事とか)。今日はビル・クリントンの出席決定が報じられた。

Clinton confirms NI dinner date
Last Updated: Wednesday, 27 February 2008, 08:10 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7266269.stm

ビル・クリントンは米国大統領として、北アイルランドの「和平プロセス」に大きく関わった。

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北アイルランド DUP

2008年02月26日

サルコジ、「われわれの料理は世界一」発言

フランス料理は「無形遺産」=ユネスコに登録申請へ−サルコジ大統領
2月23日15時1分配信 時事通信

 【パリ23日時事】世界の美食の代名詞であるフランス料理を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産」に−。サルコジ仏大統領は23日、パリ農業見本市で、ユネスコに登録申請を行うと宣言した。
 同大統領は見本市会場で演説し、「われわれの料理は世界一だ」と強調した。……
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000076-jij-int


この件に関し、「ブリスタ」さんの25日エントリのコメント欄で加藤さんと楽しくお茶を飲み吹きながら「そのようなことがあれば、もちろんあちらも絡んできますわね」などと優雅に会話をし、おほほほ、それでは失礼しますわ、ってなもんだったのだが、いろいろと、あまりにできすぎているのでもっと詳しいことを調べたくなった。

で、「フランスの話(を英語で読む)ならIHTだろう」ということでIHTに行ったら、APの記事がある。
http://www.iht.com/articles/ap/2008/02/23/europe/EU-GEN-France-Cuisine-UNESCO.php

ここに、時事通信記事にある「われわれの料理は世界一だ」発言の詳細が英文で表示されているのを見て(記事全体は、時事通信のよりはるかに論点が明確なのだが。つまり「農業国フランス」という点)、あまりのばかばかしさに私はお茶を(略
"We have the best gastronomy in the world - at least in our point of view," Sarkozy said in an inaugural day kickoff of an annual agricultural fair in Paris.

"We want it to be recognized among world heritage."


しかもソースは脳内か!(←太字部分参照)まさか!

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posted by nofrills at 19:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑多に

記事が表示されない場合

現在seesaaがまたちょっとした障害を起こしているようで、タイミング次第では個別記事が表示されない(400 Bad Request)のですが、その場合、数分後にリロードしてみてください。私の場合、たいていはそれで表示されています。(あなたのブラウザは何も悪くありません。)

400 Bad Requestとは:
http://www.yuki.info/400.html

また、「404 Not Found」のエラーが出る場合もありますが、そのときも同様に「リロード」で対処してください。

404 Not Foundとは:
http://www.yuki.info/404.html

# なんでこんな紛らわしいエラーメッセージ返ってくるかなぁ。

# Originally posted at 22:31, 15 February 2008.
# Changed the time stamp so that everyone can see this notice.
posted by nofrills at 00:00 | ブログ関係

2008年02月25日

1988年、IRA対SAS → 2008年、シン・フェイン対DUP

「あれは戦争ではありません」のDUP対「あれは戦争です」のシン・フェインの論戦は、「どっちの言ってることも変」の声もありつつ、形としてはDUPの勝利に終わったが、次の対戦は既に始まっている。

数日前、アイルランドの国営メディアで、"Anger at IRA celebration in Stormont" などという記事を見たのだが、今度はBBCに、DUP is planning an event to celebrate the role of the SAS during the Troubles という内容の記事が出た。

つまり、ストーモントの議場のあるあの壮麗な建物で、シン・フェインはIRA義勇兵マレード・ファレルを記念するイベントを行なうといい、DUPは北アイルランド紛争でのSASの役割を記念するイベントを行なうという。

ちなみに、マレード・ファレルを殺したのはSASである。彼女が殺されてもの3月6日で20年になる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mair%C3%A9ad_Farrell

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シン・フェイン DUP SAS 北アイルランド IRA

闇の奥に当たるかもしれない光/あれは「戦争」とは呼ばせないという論争(決着済み)

2007年に個人的に最もがっくりきたニュースは、検察が、パット・フィヌケン事件で誰も起訴しないという結論を下したことだった。パット・フィヌケンは1989年2月12日に自宅に乱入してきたロイヤリストによって家族の目の前で射殺された弁護士だが、この事件の背後にはロイヤリストの武装組織と治安当局のいわば「特別な関係」があったのだが、検察の起訴断念によって「本当に何があったのか」が明らかになる可能性がほとんどなくなってしまった。

だが、The Consultative Group on the Pastの仕事を伝える2月22日のBBC記事によると、少しはその可能性が生きていると考えてよさそうだ。むろん、法的な場で誰かの刑事責任を問うということはもうありえないのだが。

Troubles group meets MI5's chief
Last Updated: Friday, 22 February 2008, 18:57 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7259854.stm

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ティルダ・スウィントンが「オスカー女優」に

"Michael Clayton"(邦題は「フィクサー」、4月にロードショー)に出演したティルダ・スウィントンが米アカデミー賞で最優秀助演女優賞。



授賞式後のインタビューが「おもしろインタビュー」になってます。(昨年の最優秀主演女優賞のヘレン・ミレンもかなりの「おもしろインタビュー」だったけれど。)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2355884/2678225

BBC記事では最優秀主演男優賞のダニエル・デイ・ルイス(2度目だよね、My Left Footがあったから)が見出しになっていますが、下記記事にティルダ・スウィントンの変なコメント@英文も掲載されています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7262222.stm

授賞式数日前、21日のBBCでのインタビュー記事:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7253460.stm

フランスのErick Zonca監督の "Julia" という映画(Derekと同じく、今年のベルリンで上映)についての話もあります。

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映画
posted by nofrills at 18:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | todays news from uk

2008年02月22日

イラン人男性の英国による強制送還の可能性をめぐるオンライン署名の日本語化

当方の過去記事をご参照くださった「FemTumYum」さんの22日エントリ「その発言がどのような行為となって誰を脅かすのか:イラン人青年強制送還をめぐって」、およびそのエントリで取り上げられている「にしへゆく」さんの20日エントリに関連して、ないよりはあった方が役に立つのではないかという主旨で、英→日の日本語化。

具体的に言うと、「にしへゆく」さんの20日エントリで紹介されている「オンライン署名」の文面の単なる対訳。

「署名をしようと思っているけれども、何が書かれているのかがわからないので署名ができない」という方がおられたら、是非参照していただきたい。

「そもそもこれは何の話なのだ」という方は、「FemTumYum」さん「にしへゆく」さんのエントリをご参照いただきたい。(当方のこのエントリではその点については扱わないが【→といいつつちょっと書いた。エントリの下の方を参照】、簡単に書いておくと、今オランダに身柄があるイラン人男性が、過去に英国で難民申請を却下されており、英国ではヴィザ切れの状態で、オランダから英国に身柄を移送されれば英国からイランに送還される可能性が高い、という状態。)

署名のやり方の図解:
ipetitionhowto.png

上記を入力して送信すると次のようになりますが、サイト維持費の寄付をしない人はそのままウィンドウを閉じてOKです。
ipetitionhowto2.png

元の文書:
save MAHDI in UK
http://www.ipetitions.com/petition/UKMADHI/

以下、全文対訳(多少の意訳あり)。なお、原文の段階から人名の表記ゆれ or タイプミスが見られるが(Mahdi, Mehdi, Madhi)、日本語の文では「メフディ」に統一した。また、文中【 】で記してある部分は訳者による補記である。

なお、このペティションが「誰宛て」であるのかは日本語化した私にも正直よくわからない。個人的には(というか常識的に判断して)、文面に "TO EVERYONE;" とあるのだから、上記ページに名前とメールアドレスを書き入れて送信することは、嘆願書を書いた人に向けた「参加表明」のようなものだと思っておいてよいのではないかと思う。

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オランダ イミグレ 英国 難民申請却下事例

2008年02月21日

ぜんぶ、フィデルのせい

『ぜんぶ、フィデルのせい』って映画、けっこうおもしろいみたいですね。まだ見にいけてないんですけど。で、以下はこの映画とはまったく関係ないです。紛らわしい記事タイトルですみません。

BBC NIのMark Devenportは飄々としたユーモアのある人で、私は彼のブログが大好きです(お茶を飲みながら読んではいけない)。
http://www.bbc.co.uk/blogs/thereporters/markdevenport/

# 「お茶吹き警報」出しましたよ。

彼のブログの2月19日記事:
http://www.bbc.co.uk/blogs/thereporters/markdevenport/2008/02/late_finish.html

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北アイルランド BBCも好きねぇ

「スクーン・ストーン」と「ブラーニー・ストーン」



アイルランドのコークにあるブラーニー城の「ブラーニーストーン(雄弁の石)」が偽物なのではないかとの研究についてのAFPの記事だが、何かわかりづらいので調べてみた。(スコットランドとアイルランドのナショナリズムが絡んだ話だけに、かなりややこしいのだが。)

この記事は、たぶん、英文で読んだ方がわかりやすい(話をはしょっていないので)。
http://www.news.com.au/story/0,23599,23249433-38200,00.html

日本語のAFP記事がわかりづらいのは、写真がちょっとミスリーディングなせいもあるかもしれない。写真は「英ロンドンのウェストミンスター寺院のイングランド王戴冠用のいすの下に据えられた『運命の石(Stone of Destiny)』、1952年2月26日撮影)」だそうだが、この石はブラーニーストーンではない。ブラーニーストーンの写真は、ブラーニー城のサイトを参照。なお、英国/イングランド史方面では、AFPの記事の写真の石は、"Stone of Destiny" よりも "Stone of Scone"(「ストーン・オヴ・スクーン」と読む。「スコーン」ではなく)と呼ぶほうが通りがよいのではないかとも思う。
http://en.wikipedia.org/wiki/Stone_of_Scone

さらにこの「スクーン石」について、ウィキペディアから
Traditionally, it is supposed to be the pillow stone said to have been used by the Biblical Jacob. According to one legend, it was the Coronation Stone of the early Dál Riata Gaels when they lived in Ireland, which they brought with them when settling Caledonia. Another legend holds that the stone was actually the traveling altar used by St Columba in his missionary activities throughout what is now Scotland. Certainly, since the time of Kenneth Mac Alpin, the first King of Scots, at around 847, Scottish monarchs were seated upon the stone during their coronation ceremony. At this time the stone wassituated at Scone, a few miles north of Perth.
この石は、聖書のヤコブが使っていたピロー・ストーンであるとされている。一説によると、ダルリアダ王国のゲール人がアイルランドに住んでいたときに王の戴冠式に用いていた石で、彼らがカレドニアに渡ったときに持ってきたとされる。別の説では、この石は聖コルンバが現在のスコットランドの地で布教活動をした際に持って歩いた移動式祭壇だという。事実としては、847年ごろにケネス1世がスコットの王だったころには、スコットランドの王はこの石に腰掛けて戴冠式を行なっていた。このときこの石は、パースの北数マイルのところにあるスクーンにおかれていた。

Another tradition holds that, in gratitude for Irish support at the battle of Bannockburn (1314), Robert the Bruce gave a portion of the stone to Cormac McCarthy, king of Munster. Installed at McCarthy's stronghold, Blarney Castle, it became the Blarney Stone.
別の説では、1314年のバノックバーンの戦いにアイルランドが援軍を送ったことに感謝したロバート・ザ・ブルースが、この石の一部をマンスター王コーマック・マッカーシーに送ったという。それがブラーニー城に置かれ、ブラーニー・ストーンとなった。


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posted by nofrills at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(1) | todays news from uk

2008年02月20日

ヒースロー空港で機内預け荷物受付にトラブル発生中

ヒースロー空港のターミナル4から出発するBritish Airways(BA)の便で、現在、機内預け荷物の受付のソフトウエアのトラブルのため、ちょっとひどく混乱しているようです。

February 20, 2008
Chaos as BA bans suitcases at Terminal 4
http://travel.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/travel/news/article3402591.ece
British Airways passengers flying from Heathrow's Terminal 4 are being told not to bring hold luggage.

A failure of the baggage handling system at the terminal, caused by a software malfunction yesterday, means baggage capacity is severely restricted, affecting up to 2,000 BA passengers.

A number of passengers have been unable to fly, and those yet to check in at Terminal 4, which handles long-haul BA flights, are being told that they should not bring luggage to be checked in.

The restriction is being imposed on BA's longhaul passengers travelling in its economy and premium economy classes - World Traveller and World Traveller Plus.

These passengers will be allowed to carry up to two pieces of hand luggage, but these must comply with existing cabin luggage rules, which impose a size limit of 56cm x 45cm x 25cm, maximum weight of 23kg and a ban on all liquids in containers larger than 100ml, which must be carried in a clear re-sealable plastic bag.

というわけで、このトラブルが終息したとのアナウンスがある前に、ヒースローからBAのエコノミーもしくはプレミアムエコノミーで出発するかたは、荷物は機内持ち込みのサイズのかばん2個にまとめて(56cm x 45cm x 25cm, 23キログラムまで)、液体類やジェル類は100mlの容器に入れて例のビニール袋に入るだけに減らして……正直、出発ギリギリ前にそんなことをしていられる人は限りなく少ないのではないかと思いますが、一応。

あと乗り継ぎでヒースローのターミナル4のBAを利用する人にも、機内預け荷物(hold luggage)は持ってこないようにとのアドバイスが出てるそうです。(で、どうしろというのだろう。乗り継ぎでそれは無理でしょうに。)

また、ヒースローのターミナル4を発着する、Quantas, KLMなどほかの航空会社の便にも、このBAのトラブルの影響が出ているそうです。

ソフトウエアのトラブルが早く解決するとよいのですが、トラブルが解決する前にヒースロー発の航空機を利用しなければならない場合は、空港内に別送荷物の業者のカウンターがあるので、それを利用するしかないかもしれません。詳細はヒースローのBAのカウンターなどで確認していただく必要がありますが、費用はあとからBAに払い戻しを請求できるかもしれないので、別送する場合は領収証を保存しておいてください。

なお、ファーストクラスなどお金持ち席をご利用の場合は、今回の荷物トラブルは関係ないそうです。
posted by nofrills at 23:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | todays news from uk

Q MagazineとHMVの "the Top 50 Best British Albums"

「アンケートで選ぶ、最高のほにゃらら」みたいなものは、そのアンケートが誰によって実施され、誰によって回答されたかを反映するものとして興味深いものではあっても、それ以上はあまり意味がないと思ってはいるのだが、マイコミジャーナルさんで記事になっていた「最高のブリティッシュロック・アルバムTop 50発表 - 英Q Magazine」(Q MagazineとHMVのアンケート調査)の件、元のQ Magazineの「Top 50」のページの見づらさが尋常ではないので(「どんなアルバムがランクインしてるのかな?」程度の興味で見るのに、50回クリックしなければならず、しかも画像だの何だので重く、出てくるジャケ画像は概ね、別に新味もないものばかり)、単にさくっと箇条書きのテキストデータになっているものを探してみたらあったので、URLをメモ。

http://www.djhistory.com/forum/showthread.php?p=321480

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音楽
posted by nofrills at 18:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk

2008年02月19日

NI映画祭で上映された『キングス』

「北アイルランド映画祭」で上映された作品のひとつ、『キングス』が、第五回アイリッシュ・フィルム&テレビ賞を5部門で最優秀賞を受賞した、というニュース:
BBC Newsline 'is best news show'
Last Updated: Monday, 18 February 2008, 17:52 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7250775.stm

↑はBBCの記事なので、「BBC NIのNewslineの北アイルランド自治特集がニュース部門で最優秀賞」ということに集中していますが、『キングス』については:
An Irish language movie with strong Northern Ireland links - Kings - picked up five awards, and the TV series The Tudors won a record seven awards.

んー、"strong Northern Ireland links" かなあ? いわゆるthe Irish problemとはかなり強いつながりがあったにせよ、NIは、登場人物の過ごしてきた時間が北アイルランド紛争の激しい時期と一致する、といったことがうかがわれるくらいでしかない(IRAもRUCもUDAもUVF etc etcも出てこない)。(ひょっとしたら、題名があまりによく似ているこの作品と混同しているのかも。)

アイリッシュ・フィルム&テレビ賞のサイトで見てみると、『キングズ』は最優秀映画賞、主演男優賞、脚本賞、衣装デザイン賞、撮影賞、などいくつもノミネートされていて(主演男優賞にはSunshineでのキリアン・マーフィーも)、受賞したのは:
- 最優秀助演男優賞(Gitを演じたBrendan Conroy: Japを演じた Donal O'Kelly@スラヴォイ・ジジェク似も同賞ノミネート)
- 最優秀編集賞
- 最優秀音楽賞
- 最優秀音響賞
- 最優秀アイルランド語映画賞

あと、「単発ドキュメンタリー部門 (Single Documentary) 」で、マーゴ・ハーキンの『デリー・ダイアリー』もノミネートされてます。

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ロンドン 映画 アイルランド 北アイルランド映画祭

イアン・ペイズリー・ジュニアの辞任と「伝統的ユニオニストの声」

さて、フィデル・カストロが引退を宣言したところだが、いかにアディダスのジャージを着ていようとも見るからに弱っている「コマンダンテ」と同じ1926年に生まれたイアン・ペイズリーは、引退する気配がない……と書きたいところだが、風向きがほんの少し変わってきた。といってもイアン・ペイズリー本人に何かがあったわけではない。何かがあったのは、息子のイアン・ペイズリー・ジュニア(以下、この稿では「Jnr」)だ。月曜日の夜中(というか日付が変わった後)、JnrがNI自治政府の大臣職を辞したという報道があった。

Paisley Jnr resigns as minister
Last Updated: Monday, 18 February 2008, 16:54 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7250877.stm

Paisley Jnr quits after months of pressure
Tuesday, February 19, 2008
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/politics/article3445124.ece

Paisley Jr resignation raises questions over father's future
James Sturcke and agencies
Monday February 18 2008
http://www.guardian.co.uk/politics/2008/feb/18/northernireland.northernireland

ガーディアンは少し煽りすぎだと思うが (^^;)、まあ、そういうことになりかねないことは確かだろう。

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イアン・ペイズリー DUP 北アイルランド

今日のニュースは重量級ばかり〜カストロ引退ほか

さっき、http://news.bbc.co.uk/ にアクセスして2秒でオナカイッパイになった。

bbc-19022008.png

フィデル・カストロは1926年生まれだから80歳を超えていて(ちなみに、イアン・ペイズリーとエリザベス2世も1926年生まれ)、BBCではこの数年「いつ引退するんだ」的な流れでカストロの情勢が伝えられてきた。いざ引退を宣言という今日は、「特別大きなニュース」用のレイアウトである。(前回このレイアウトを見たのは、12月末のベナジール・ブット暗殺時のことだったと思う。)
Fidel Castro announces retirement
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7252109.stm

それから、パキスタンの選挙。月曜日に投票があり、現在開票中でまだ記事内容が固まっていないが、「ブット家 (Bhutto dynasty)」のPPPが第一党、ナワズ・シャリフのPML-Nが第二党、ムシャラフのほうのPMLは第三党、ということになりそうな感じ。
Musharraf foes triumph at polls
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7251990.stm

そしてコソヴォ。この件は、まあいろいろあるのだが、さっきガーディアンのカリカチュア(警告:ちょっと下品です)を見たらどうでもよくなってきた。ちなみにこのあまりに的確な(←国連ではなくNATO、という点が特に)カリカチュアを描いたのは、スティーヴ・ベル@休暇明けだ。
Bush salutes Kosovo independence
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7252033.stm

はぁ。。。あ、コソヴォについての記事クリップは:
http://b.hatena.ne.jp/nofrills/Kosovo/

http://www.nationalinterest.org/Article.aspx?id=16670
がすごかったです。というか、この記事↑を読んで、スティーヴ・ベルの戯画を見ると、何とももう・・・。

※以下、20日追記あり。


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メディア
posted by nofrills at 20:58 | Comment(1) | TrackBack(0) | todays news from uk

2008年02月18日

【訃報】ブレンダン・ヒューズ(1980年IRAハンスト時のリーダー)

ブレンダン・ヒューズが59歳で亡くなった。ヒューズは2000年ごろから「武装闘争に反対、グッド・フライデー合意体制に反対」の立場を鮮明にしてきた元IRA闘士にして、1980年のハンストのリーダーだ。

Former hunger striker Hughes dies
Last Updated: Sunday, 17 February 2008, 09:42 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/7249225.stm

Former IRA hunger striker Hughes dies
Last Updated: 17/02/2008 14:48
http://www.ireland.com/newspaper/breaking/2008/0217/breaking12.html

RIP Brendan Hughes
Saturday February 16, 2008 22:39
http://www.indymedia.ie/article/86287

Brendan Hughes Dies.
http://www.politics.ie/viewtopic.php?t=31864

BBC記事にあるジェリー・アダムズの「お悔やみのことば」よりも、indymedia.ieやpolitics.ieに投稿されている一般の人々のことばを読んだ方が、この人がどういう「存在」だったかがはっきりとわかるだろう。

ブレンダン・ヒューズは、1980年10月、北アイルランドのメイズ刑務所(ロング・ケッシュ)で、「政治犯」としての待遇(一般犯罪者と同じ「囚人服」ではなく私私服の着用)を求めて、リパブリカン(Provisional IRAとINLA)が行なったハンガーストライキ(第一次ハンスト)のときの、メイズのIRAの司令官(Officer Commanding: OC)だった。

第一次ハンストは、サッチャー政権側からの条件提示があったことと、ハンガーストライカーのひとりが昏睡状態に陥ったことで、53日目に打ち切られた。その打ち切りの判断をしたのもヒューズだった。(なお、このときの政権側からの「条件提示」は相手のことば尻を取ったような形で一見相手の要求を飲んだかのように思わせるものだった。)

後にヒューズはこのハンストの経験を次のように回想している。
You lose the fat first. Then your muscles start to go and your mind eats off the muscles, the glucose in your muscles and you can feel yourself going. You can actually smell yourself rotting away. That was one of the most memorable things for me: the smell, the smell of almost death from your own body... Your body starts to eat itself. I mean that's basically what happens during the hunger strike, until the point where there's no fat left, no muscles left, your body then starts to eat off your brain. And that's when your senses start to go. Your eyesight goes, your hearing goes, all your senses start to go when the body starts to eat off the brain.

大意:
まず脂肪が落ちる。それから筋肉が落ち始める。精神活動が筋肉を食う。筋肉内のブドウ糖が頭に回される。そして自分が死ぬということが感じられる。実際に、自分の身体が朽ちていくのがにおいでわかる。最も強く記憶に残っていることのひとつが、そのにおいだ。自分の身体から立ち上る、死とすれすれのにおい。自分の身体が自分の身体を食い始める。ハンストをすればそういうことになる。脂肪が完全になくなり、筋肉もすっかり落ちてしまうと、それからは身体が頭脳を食うようになる。そうなると知覚が失われてくる。目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、五感が失われる。

-- Brendan Hughes, 'Dying for Ireland', Insight, UTV, 27 February 2001 (from Justin O'Brien, "Killing Finucane", Gill and Macmillan, Dublin, 2005, p.39)


ヒューズが指揮した第一次ハンストから半年ほど後、ボビー・サンズが指揮官となって第二次ハンストが開始され(ヒューズは第二次ハンストに強く反対していた)、サンズを含む10人が獄中で餓死した。

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ex-prisoners 社会主義者 ハンスト IRA 北アイルランド 訃報
posted by nofrills at 21:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | northern ireland/people

2008年02月16日

アフガニスタンの「和解」の道を追放された専門家が語る。

昨年12月末に、国連の職員とEUの職員が、アフガニスタン政府から国外追放処分となった。国連職員はMervyn Pattersonさん(英国籍、北アイルランドの人)、EU職員はMichael Sempleさん(アイルランド共和国国籍)で、どちらもアフガニスタンでの経験豊富な専門家だ。国外追放の理由は、南部ヘルマンド州で「タリバン」と会って話をしていたからだということだったが、細かいところはよくわからない(よくわからない理由は、あまり詳しいことが大きくは報道されていないことと、私がニュースチェックをあまり細かくはしていないことによる)。

今回、追放されたうちのひとり、アイルランド人のマイケル・センプル氏が、追放後初めてメディアのインタビューに応じた。ガーディアン、16日付で同紙アイルランド部門のトップ、ヘンリー・マクドナルドが記事にしている。(ヘンリー・マクドナルドといえば北アイルランド紛争が専門であるが。)記事は、印刷された新聞では一面の下部に掲載されている。

We can persuade Taliban to be peaceful - expelled UN man
Henry McDonald, Ireland correspondent
The Guardian,
Saturday February 16 2008
http://www.guardian.co.uk/world/2008/feb/16/afghanistan.terrorism

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リニューアルされたガーディアンのサイトが素晴らしい件

10日ほど前、私が「北アイルランド映画祭」が始まる、ってわーっとなってるときだったと思うが(あるいは映画祭が始まった日かも)、ガーディアンのサイト、Guardian Unlimitedのデザインがリニューアルされた。
http://www.guardian.co.uk/

Guardian Unlimitedは、2007年5月に大きくリニューアルされているが、それから10ヶ月もしない。

guarfavicon.jpg「ガラモンのイタリック体+ヘルベチカ」の旧ロゴからヘルベチカの部分を流用していたロゴが引退し(これで旧ロゴが完全引退だ)、紙の新聞がベルリナー版に切り替わったときに登場した新ロゴに切り替わり、全面的にスタイルシートが変更されて(スタイルシートはまだ切り替わっていないページもある)、全体的に軽やかに、ポップになった。また、ファビコンも旧来のテーマカラー(赤)ではなく今のベルリナー版の押さえた青に変更された。

旧デザイン:
Guardian_Unlimited_frontpage_2007_09_16.JPG
※画像クリックで原寸表示(幅800ピクセル)

新デザイン:
guardian-toppage-renewal.jpg
※画像クリックで原寸表示(幅800ピクセル)

これらデザイン面での変更のほかに、今回「素晴らしい」と思ったのは、各記事に「印刷された新聞の紙面ではどういう記事なのか」が示されるようになったことである。

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英国 メディア
posted by nofrills at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk
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