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2008年01月30日

「ブラディ・サンデー」事件についての映像作品と音楽

1つ前のエントリの続き(つまり、「ブラディ・サンデー」特集その2)。

2月9日から始まる「ノーザン・アイルランド・フィルム・フェスティバル」(東京、渋谷)でも、ブラッディ・サンデー事件についての映画、「デリー・ダイアリー」の上映がある。スケジュールから抜書きすると:
2/9th (Sat) 16:10 
●オープニング
●デリー・ダイアリー/ブラディ・サンデーのその後 +トーク
http://www.niff.jp/films-derry.htm
時は解決しない。1500人が市民権を訴えたプロテスト・マーチ、1972年のブラディ・サンデーに学生だったマーゴ・ハーキン監督はいた。イギリス軍の発砲により13人が命を奪われ、そこにいた人々は心に期限なしの傷を負った。参加者たちにとって事の一部始終は明らかでも、「誰が最初に発砲したか」に終始する思考停止のイギリス軍の兵士、IRAの兵士にとっては違う。1998年から始まった「ブラディ・サンデー調査委員会」の紆余曲折。元兵士らの生の声とも対面し、当時を背負って今を生きる人々の声を集め、その記憶の道を一緒にたどる。真相を求め続ける遺族らの表情を湛然に描く胸に迫るパーソナル・ジャーニー。


2/11th (Mon) 18:40  
●デリー・ダイアリー/ブラディ・サンデーのその後 +トーク
http://www.niff.jp/films-derry.htm

2/11th (Mon) 21:00 
●ブラディ・サンデー ★DVD特別無料上映
# これはドキュメンタリーではなくドキュメンタリー・タッチのドラマ。監督は『ボーン・アルティメイタム』などのポール・グリーングラス。今のところ、DVDは入手可能です。

2/15th (Fri) 21:00
●デリー・ダイアリー/ブラディ・サンデーのその後
http://www.niff.jp/films-derry.htm


また、ブラディ・サンデー事件の現場には、公民権運動を取材に来たマスコミが入っており、映像などもかなり多く残されている。これら当時の映像などは昨年の1月30日のエントリにいくつかまとめてある(YouTubeにアップされているものをエンベッドで貼り付けてある。This video is no longer available. と出る場合でも、プレイヤーの上部にあるURLをクリックすれば見られるはず)。というわけで、今回は、ウィキペディア英語版のリストを参考に、この事件についての曲をいくつか。

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1972年1月30日、デリー。そして1971年8月、ベルファスト

毎年のことだが1月30日である。

今からちょうど35年前の1月30日、北アイルランドのデリー(ロンドンデリー)では、非武装のデモ隊が英軍(1st Battalion of the Parachute Regiment)の発砲を受け、13人が死亡という事件が発生した(後にさらに1人が、おそらくこのときの負傷が原因で死亡)。Bloody Sunday(血の日曜日)事件である。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bloody_Sunday_%281972%29
http://cain.ulst.ac.uk/events/bsunday/bs.htm


――以上、ちょうど1年前に書いたものの丸写しだ。
http://nofrills.seesaa.net/article/32437581.html

bloodysundaycommemoration.png今年で、事件から36年になる。デリーでは今年も、ブラッディー・サンデー週間の行事が行なわれている。今年のテーマは「真実と嘘 Truth and Lies」で、ポスターは、4人の人物の顔をひとつに構成したものだ。サイトに書かれているように、左上の女性はローズマリー・ネルソン(和平合意後の1999年にロイヤリストに爆殺された弁護士)、左下は1972年1月30日にデリーで射殺されたジェラルド・ドナヒー、右下が1971年にバリーマーフィーで「インターンメント(一斉拘留)」のときに英軍に殺されたジョーン・コネリー、そして右上が、2000年にイスラエル警察に殺されたアシル・アスレー。4人ともが「政治的暴力」で殺された。

イベントは、かなり政治色の濃いパネルディスカッションもあり、ケン・ローチの映画 "Hidden Agenda" (日本では有料チャンネルで放映されているだけ。北アイルランドで英国政府機関がどう動いたかについての映画)の上映もあり、世界の紛争地で主に女性たちが想いを込めて作ったキルトの展覧会があり、先日まで警察オンブズマンをつとめていたNuala O'Loanのレクチャーがあり、もちろん30日の午後4時には、事件現場のロスヴィル・ストリートでの黙祷がある。土曜日には重量級のレクチャーやディスカッションが続き、日曜日には1972年1月30日の公民権運動のラリーの再現が行なわれる。記念週間の締めくくりは、Bishop Edward Daly (発砲があったときに負傷者を運び出した神父さん、今は司教), Fr Aidan Troy (ベルファスト、アードイン地区の神父、元プロテスタントのテロリストで政治家だったデイヴィッド・アーヴァインの葬儀にも参列している)と、Fr Gerry Reynolds(この人についてはこことか参照)によるパネルディスカッションだ。

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